あらすじ
趙雲(ちょううん)は公孫瓚(こうそんさん)の配下となり、磐河の戦いで文醜と互角に戦う。公孫宝月(ほうげつ)は趙雲に惹かれ、彼を助けるために娘子軍を率いて彼の指揮下に入ることを決意する。
ネタバレ
さて、前回、公孫宝月(ほうげつ)との運命的な出会いを果たした趙雲(ちょううん)。第30話では、その出会いがさらに発展!?宝月、趙雲にゾッコンラブ状態です!
冒頭、宝月の侍女・屏児(へいじ)が、宝月のニヤけ顔をからかいます。「お嬢様、趙雲様に会ってから笑顔が止まりませんね!そんなに笑ってるとシワが増えますよ!」って、屏児ったら、なかなか辛辣(笑)。でも、宝月のデレデレぶりは、それほどすごいってことですよね!
一方、趙雲はというと、公孫瓚(こうそんさん)のもとに身を寄せ、軍人としての道を歩む決意を新たにします。しかし、忘れられないのは、故郷に残してきた恋人・軽衣。軽衣もまた、趙雲との別れを後悔し、彼の戦袍を縫っています。切ないですねぇ。
そんな中、緊急の軍事情報が!袁紹(えんしょう)が磐河に軍を駐屯させ、公孫瓚が出陣することに。宝月は、趙雲の活躍のチャンスとばかりに、後衛営へ急行します。
そして、ついに磐河で両軍が激突!公孫瓚は、袁紹を「裏切り者!」と罵ります。袁紹軍の猛将・文醜が公孫瓚に襲い掛かり、公孫瓚絶体絶命のピンチ!しかし、そこに颯爽と現れたのが、我らが趙雲!白馬にまたがり、銀の槍を振るい、文醜の馬を打ち倒します!カッコよすぎ!
文醜は怒り心頭で趙雲に襲い掛かりますが、趙雲も負けていません。互角の戦いを繰り広げます。袁紹は、文醜が互角に戦っている相手が、無名の兵士だと知り驚愕します。趙雲の槍術の腕前に感服し、撤退命令を下します。
戦後、公孫宝月は趙雲の功績を認めさせようとしますが、公孫瓚は、趙雲を警戒し、功績を認めません。宝月は父親の頑固さに呆れ、趙雲に協力することを決意します。
一方、文醜は、趙雲の槍術の腕前に驚愕していました。自分が負けたことを認めざるを得ないほど、趙雲の槍術は凄かったのです。
再び戦場へ向かうことになった趙雲ですが、またしても後衛に配置されてしまいます。宝月は、趙雲を正当に評価しない父親に反発し、自ら娘子軍を率いて趙雲の指揮下に入ることを宣言します。宝月は、趙雲に「私と娘子軍、そして張魁率いる後衛営は、あなたの指揮に従います!私たちを率いて、輝かしい勝利を掴んでください!」と熱いメッセージを送ります。
いやー、今回の見どころは、なんといっても趙雲の活躍と、宝月の熱烈アプローチですね!趙雲の槍術の腕前は、文醜も認めるほど。そして、宝月の趙雲への愛は、もはや誰にも止められない!
次回、趙雲は宝月と共に、どんな戦いを繰り広げるのか!?ますます目が離せません!
つづく