あらすじ

趙雲(ちょううん)が袁紹(えんしょう)軍から公孫瓚(こうそんさん)を救出するも、公孫瓚は趙雲の忠告を聞かず、袁紹の罠にハマってしまう。劉備(りゅうび)三兄弟に助けられた趙雲は、劉備と出会い、その人柄に触れる。一方、夏侯傑(かこうけつ)は趙雲の正体に疑念を抱き、趙雲を自分の軍に引き入れようと画策する。

ネタバレ

戦場では、公孫瓚(こうそんさん)がアワアワと逃げ惑う姿が!そこへ、鬼の形相で麹義が迫ります。まさに万事休すか!?というその時!

キターーーーーー!!!

趙雲(ちょううん)様率いる趙家軍が、颯爽と登場!その勇姿、まぶしすぎます!あっという間に麹義を討ち取り、袁紹(えんしょう)軍を蹴散らします。袁紹は、「こりゃアカン」とばかりに撤退命令。しかし、調子に乗った公孫瓚は追撃を指示。趙雲は「危ないからやめときましょう」と忠告しますが、聞く耳持ちません。案の定、袁紹の罠にハマり、大ピンチ!

そこに現れたのは、劉備(りゅうび)、関羽(かんう)、張飛(ちょうひ)の義兄弟!「天は我を見放さなかった!」とばかりに喜ぶ公孫瓚。劉備は、白馬にまたがる趙雲を見て、「公孫瓚のところに、こんなすごい武将がいるとは…」と驚きを隠せません。

一方、董卓(とうたく)は袁紹と公孫瓚の戦いが膠着状態にあることを知り、「ここはひとつ、仲裁に入って恩を売っておくか」と、腹黒いことを考えています。

そして、夏侯傑(かこうけつ)も趙雲の噂を耳にします。「趙雲?聞いたことないな。文醜と互角だと?まさか…」と、趙雲が持つ槍が、かつて自分が奪おうとした「百鳥朝鳳槍」ではないかと疑念を抱きます。さらに、趙雲が常山真定の出身で、趙姓であることから、趙安(ちょうあん)の息子ではないかと推測。軽衣に趙雲の情報を探らせ、自分の軍に引き入れようと画策します。

公孫瓚と袁紹の戦いは一進一退。公孫瓚は、磐河の水を引いて冀州を水没させようとしますが、趙雲は民を思い、必死に諫めます。しかし、公孫瓚は趙雲に不満を募らせるばかり。

そんな中、趙雲はついに劉備、関羽、張飛の三兄弟と対面!劉備は謙虚に趙雲を迎え、張飛は趙雲の武勇に興味津々。劉備は趙雲が常山で義勇軍を組織したことを知っており、その英雄ぶりに感銘を受けます。張飛は趙雲と手合わせしたくてウズウズ。

つづく