あらすじ

高則(こうそく)は趙雲(ちょううん)暗殺を企み、宝月(ほうげつ)は趙雲を追いかける。趙雲は毒矢に倒れ、軽衣と宝月が手当てを巡って争う。高則は李飛燕(りひえん)を罠にかけ、李全(りぜん)をおびき出そうとする。

ネタバレ

今回も目が離せない展開が満載の『三国志~趙雲(ちょううん)伝~』。第34話では、趙雲(ちょううん)がまたもやピンチに陥りますぞ!

真定(しんてい)県に戻った高則(こうそく)は、夏侯傑(かこうけつ)のために『楽毅百戦術(がくきひゃくせんじゅつ)』の行方を捜していました。城外で片腕を失った杜厥(とけつ)と再会し、趙雲暗殺を依頼します。高則(こうそく)は、趙雲を相手として認めていましたが、自ら死を選んだと見なし、手を下すまでもないと考えます。

一方、宝月(ほうげつ)は趙雲に認めてもらおうと、お針子に励んでおりました。趙雲が出発すると知り、父である公孫瓚(こうそんさん)に理由を問い詰めますが、相手にされません。趙雲を追って飛び出します。

夏侯傑(かこうけつ)は趙雲一行を迎え入れますが、道中、趙雲は異様な気配を感じます。案の定、伏兵が現れ、趙雲に矢が放たれますが、何とか手で掴み取りました。しかし、それは毒矢だったのです!そこに杜厥が現れ、趙雲に復讐しようとしますが、宝月が駆けつけます。杜厥は宝月に怒りをぶつけますが、趙雲が杜厥を討ち取りました。しかし、毒矢の毒が回り、趙雲は倒れてしまいます。軽衣(けいい)と宝月は、趙雲を近くの農家に運び込み、手当てをしようとしますが、どちらが先に手当てをするかで大喧嘩!見かねた拾妹(しゅう まい)が二人を追い払い、自分が手当てをすることに。目を覚ました趙雲に、拾妹は「英雄色を好むとは言いますが、お兄様は二人も美女に好かれて、本当に困りましたね」とからかうのでした。

その頃、高則は李飛燕(りひえん)が李全(りぜん)の弱点だと気づき、耿純(こうじゅん)を利用して李全(りぜん)を陥れようとします。高則は耿純(こうじゅん)に、李飛燕(りひえん)への想いを確かめ、彼女を妻にどうかと持ちかけます。耿純は高則の策略に乗り、李飛燕に乱暴を働きます。李飛燕は抵抗し、誤って耿純を刺してしまいます。高則は李飛燕を捕らえ、李全をおびき出す計画を着々と進めるのでした。

果たして、趙雲は毒から回復し、李全を救うことができるのでしょうか!? 次回も見逃せませんぞ!

つづく