あらすじ

趙雲(ちょううん)は夏侯傑(かこうけつ)を諭すが、高則(こうそく)の策略により、軽衣との関係に亀裂が生じる。曹操(そうそう)は劉備(りゅうび)を試すが、劉備は巧みな演技で警戒を解く。公孫宝月(ほうげつ)は父の死を知り、悲しみに暮れる。劉備は曹操の元を離れるため、袁術討伐を計画する。

ネタバレ

今回は、因縁と策略が入り乱れる、目が離せない展開でしたね!

趙雲(ちょううん)は、宿敵・夏侯傑(かこうけつ)に兵書のありかを問い詰められます。夏侯傑(かこうけつ)は死を覚悟し、せめて最後に兵書を一目見たいと懇願。趙雲は兵書を見せるものの、夏侯傑(かこうけつ)の野心を戒め、兵書を炎の中に投げ捨てます。夏侯傑(かこうけつ)は激昂しますが、趙雲は彼を殺さず、自らの行いを悔い改めるよう諭します。

しかし、ここでまさかの展開!なんと、高則(こうそく)が姿を現し、夏侯傑(かこうけつ)を殺害!すべては軽衣の趙雲への憎しみを煽るための策略だったのです。高則、どこまでも卑劣ですね!

一方、曹操(そうそう)は劉備(りゅうび)を酒宴に招き、英雄について語り合います。劉備は袁術や袁紹(えんしょう)を英雄として挙げますが、曹操は彼らを一蹴。そして、「天下の英雄は、君と私のみ!」と豪語します。劉備は雷の音に驚いたふりをして箸を落とし、曹操の警戒心を解くことに成功。劉備、さすがの演技力です!

幽州では、公孫宝月(ほうげつ)が悲惨な状況に遭遇します。袁紹軍が幽州を占拠し、民を虐殺しているのです。宝月は兵士に捕らえられますが、袁紹の武将・文醜に救われます。文醜は、公孫瓚(こうそんさん)がすでに自害したことを宝月に告げます。宝月は父の死を嘆き悲しみます。

劉備は、公孫瓚の死を知り、趙雲を惜しむ言葉を口にします。そして、曹操の元を離れるため、袁術討伐の兵を朝廷に願い出ることを決意します。

つづく