あらすじ
絶命谷で楽淵に救われた高則(こうそく)は、武術の奥義を会得し再起を誓う。一方、趙子龍(ちょうしりゅう)は諸葛亮(しょかつりょう)の命で桂陽(けいよう)へ潜入し、そこで亡き夏侯軽衣(かこうけいい)に生き写しの女性・馬玉柔(ば ぎょくじゅう)と運命的な出会いを果たす。その頃、諸葛亮の策により周瑜(しゅうゆ)は曹操(そうそう)との徹底抗戦を決意し、赤壁の戦いへの序章が幕を開けるのだった。
ネタバレ
まさかの復活劇!高則(こうそく)、絶命谷でパワーアップ?!
え、嘘でしょ!?って思ったわよね? あの高則が、なんと絶命谷で息を吹き返したのよ! しかも、彼を助けたのは、あの楽淵! 楽淵さん、子龍を探しに絶命谷を出たら、瀕死の高則を見つけちゃったんですって。「天が彼を生かしたのには、きっと何か使命があるはずだ」なんて言って、介抱までするなんて、懐が深すぎるわ!
しかもただ助けただけじゃないの。楽淵さん、高則に武術の極意まで伝授しちゃって! 高則ったら、ついに丹田の気と槍を一体化させるっていう、なんかすごそうな境地に達しちゃったみたい。これ、絶対今後の波乱の予感じゃない? 子龍との再戦があったら、どうなっちゃうのかしら…ドキドキするわね!
子龍、今度は商人に変装!桂陽(けいよう)で出会ったのは…?
一方、我らが趙子龍(ちょうしりゅう)は、諸葛亮(しょかつりょう)の指示で柳慎(りゅうしん)と一緒に江東の豪商に化けて桂陽へ。そこで見たのは、ロバに乗って民衆に媚びへつらう桂陽の太守。でも、民衆は裏では太守にツバを吐きかけてるっていう、なんとも世知辛い光景だったわ。
そんな桂陽で、子龍たちにまたまた新たな出会いが! 西涼太守・馬騰の娘、馬玉柔(ば ぎょくじゅう)っていうお嬢様が、お父さんの命令で食糧の買い付けに来てたんだけど、このお嬢様が賭場でひと騒動起こしちゃって! そこを子龍と柳慎が助けるんだけど…柳慎、この馬玉柔(ば ぎょくじゅう)を見るなり卒倒! な、なんと、彼女、亡くなった夏侯軽衣(かこうけいい)に瓜二つだったのよー!! ええええ、そんなことある!? 子龍も内心、動揺したんじゃないかしら…。馬玉柔は助けてもらったお礼に、二人を宴に招待するんだけど、この出会いがどう転ぶのか、見ものよね!
柳慎は「子龍が宴に行きたがらないのは、絶対あの娘が軽衣にそっくりだからだ!まだ立ち直れてないんだ!」なんて言ってたけど、そりゃそうよねぇ…。
赤壁の戦い、ついに始動!諸葛亮の舌が冴えわたる!
そして、物語はついにあの「赤壁の戦い」へと動き出すわよ!
諸葛亮ったら、その三寸不爛の舌で、最初は曹操(そうそう)に降伏しようとしていた周瑜(しゅうゆ)を説得! 「曹操なんて名ばかり漢の丞相、実は国賊!孫権(そんけん)様こそが天下を正し、国から悪者を取り除くべき!」なんて熱弁をふるって、周瑜をすっかりやる気にさせちゃったの。
周瑜も孫権に「曹操のやつ、今度の南征はいろいろとマズい手ばっかり打ってますぜ!まず後方がガラ空きだし、北方の兵は水上戦なんて慣れてないし、兵糧だって足りてないし、おまけに風土病でバタバタ倒れてるらしいっすよ!兵の数が多いったって、見かけ倒し!絶対こっちが勝ちますぜ!」って力説。自ら兵を率いて曹操と戦うって宣言するんだから、頼もしいわよね!
一方、曹操は孫権が降伏しないどころか、周瑜を都督にして向かってくると聞いてイライラ。周瑜の才能は知ってるから、かなり厄介みたいね。そしたら、部下の蒋幹が「周瑜とは昔からの友達なんで、俺が説得してきますよ!」なんて名乗り出たけど…さて、うまくいくのかしらねぇ?
いやー、今回もいろんなことが動き出して、ますます目が離せないわ! 高則の復活とパワーアップ、子龍の新たな(そっくりさんとの)出会い、そしていよいよ始まる赤壁の戦い! 来週も絶対見逃せないわね!
つづく