前回、趙雲(ちょううん)は軍師・諸葛亮(しょかつりょう)から新たな密命を受けていたよね。そう、桂陽(けいよう)の太守・趙範(ちょうはん)が民から搾り取った財宝を奪い、江夏(こうか)の軍資金にするっていう、なかなかリスキーな任務だ。相棒の柳慎(りゅうしん)と一緒に、いざ桂陽へ!ってところで終わってたけど、今回はどんな展開が待っているのやら。早速、第48話のあらすじとネタバレ行ってみよう!
赤壁の火種はここから?周瑜の策略、蒋幹まんまとハマる!
一方、赤壁の戦いを目前に控えた呉の陣営では、周瑜(しゅうゆ)が旧友の蒋幹(しょうかん)を歓待していたんだ。でもこれ、実は周瑜の一芝居。蒋幹をわざと泥酔させて、蔡瑁(さいぼう)と張允(ちょういん)が江東と内通しているっていう偽の証拠を掴ませるための罠だったんだよね。まんまと罠にハマった蒋幹が証拠を持ち帰ると、案の定、曹操(そうそう)は激怒!蔡瑁と張允をあっさり処刑しちゃうんだ。後でこれが周瑜の謀略だって気づくんだけど、時すでに遅し…。水軍の要だった二人を失った曹操、これは痛い失態だね。周瑜の知略、恐るべし!
柳慎(りゅうしん)、痛恨のミス!美女の罠にホイホイと…
さて、桂陽に潜入した趙雲(ちょううん)と柳慎(りゅうしん)。柳慎は、以前出会ったおてんば娘・馬玉柔(ば ぎょくじゅう)から宴席に誘われるんだ。美女からのお誘いに、柳慎はホイホイと一人で出かけて行っちゃう。案の定、馬玉柔(ば ぎょくじゅう)におだてられてお酒をグイグイ飲まされ、趙雲(ちょううん)たちの身分も今回の任務の目的も、ぜーんぶペラペラ喋っちゃうんだよ!あーあ、柳慎、お前ってやつは…(笑)。
趙雲、太守府に潜入!謎の美女も乱入で大混乱!?
その頃、趙雲は夜陰に紛れて太守府に潜入。お宝はどこだ~?って探していると、なんとそこへ馬玉柔(ば ぎょくじゅう)も現れるんだ!どうやら柳慎から聞き出した情報をもとに、自分もお宝を横取りしようって魂胆らしい。でも、このお嬢様、ドジなんだよね(笑)。あっさり巡回の兵士に見つかりそうになるところを、趙雲が間一髪で助けるんだ。
趙雲はさっさとお宝を見つけて立ち去りたいんだけど、馬玉柔は「あなた誰?何してるの?」ってしつこく絡んでくる。そんな中、趙雲は怪しげな鍵のかかった部屋を発見!「ここだ!」と思って扉を開けると…なんと中は空っぽの箱だらけ!えー、お宝はどこなのー!?
二人の騒ぎに気づいた兵士たちに囲まれ、趙雲は馬玉柔を連れてなんとか客栈(宿屋)へ逃げ帰る。そこで趙雲は馬玉柔に「一体何者なんだ?なぜ邪魔ばかりする?」って問い詰めるんだけど、馬玉柔は「牛玉(ぎゅうぎょく)よ。この宿の女将。あなたの正体も目的も、ぜーんぶお見通しよ!」なんて言い放つんだ。諸葛亮(しょかつりょう)の命令で趙範の財宝を奪いに来たこともバレバレ。趙雲は、柳慎が酒の勢いで全部喋っちゃったんだなって呆れるしかないよね。
図々しい!?馬玉柔からのトンデモ提案!
さらに馬玉柔は、「私たち同盟を組みましょ!一緒にお宝を手に入れて、分け前は私が7であなたが3ね!」なんて言い出す始末。趙雲が呆れて立ち去ろうとすると、「じゃあ5対5!これで決まりね!」って勝手に決めちゃうんだから、もうメチャクチャ(笑)。この馬玉柔、ただのおてんば娘じゃなさそうだぞ…?
趙範の弱点は「恐妻」!?意外な攻略法が判明!
趙雲が宿を出ようとしていると、馬玉柔は手下の馬慶(ばけい)に調べさせた趙範の情報を伝えるんだ。趙範はとんでもないケチで、自分の命よりお金が大事。だから、蔵にもお金を置いてないし、家族さえ信用していない。でも、そんな趙範にも唯一の弱点が!それは…「奥さんが怖い」ってこと(笑)。奥さんを捕まえれば、お宝の隠し場所も白状するに違いないってわけ。なるほど、その手があったか!
軍師たちのプライドが激突!諸葛亮(しょかつりょう)、周瑜の無理難題に「3日で十分」
場面は変わって、再び呉の陣営。周瑜はやっぱり諸葛亮の才能を恐れていて、何かと理由をつけて殺そうと狙っているんだ。「水上戦で一番足りないものは何だ?」と周瑜に問われた諸葛亮は、「そりゃ弓矢でしょうな」と答える。待ってましたとばかりに、周瑜は「ならば10万本の矢を10日で作れ。できなければ軍法会議にかける!」と無理難題を吹っかけるんだ。普通なら真っ青になるところだけど、我らが諸葛亮は余裕の表情。「10日もいりません。3日で十分です」と言い放ち、もしできなかったら処罰を受けるっていう軍令状まで書いちゃうんだから、もうカッコよすぎ!
さあ、趙雲は桂陽の財宝を見つけられるのか?そして諸葛亮は、どうやって3日で10万本の矢を用意するのか!?次回も見逃せない展開になりそうだね!
つづく