今回は第52話、劉備(りゅうび)一行の孫呉入りと、そこで巻き起こるドタバタ劇、そしてヒロインたちの恋模様がギュギュッと詰まった神回だったわよ~!さっそく、あらすじとネタバレいっちゃうから、まだ見てない人は気をつけてね!
劉備(りゅうび)様ご一行、呉の国へ!柳慎(りゅうしん)の先制パンチが炸裂!
まずは劉備様ご一行、孫権(そんけん)の妹・孫尚香との縁談のために呉の国・南徐へ。でもね、これって実は周瑜(しゅうゆ)の策略で、劉備様を人質にして荊州を奪い返そうっていう魂胆なのよ。そんな不穏な空気の中、我らが柳慎(りゅうしん)がやってくれました!「劉備様は現皇帝の叔父君にあたるお方!その方が呉侯の妹君・孫尚香様をお迎えになるのだー!」って、城中に触れ回ったの!これぞ「先声奪人」の策!南徐の街はお祭り騒ぎよ!これで孫権(そんけん)も、妹を嫁がせないわけにはいかなくなったわよね?グッジョブ、柳慎!
玉柔、真っ赤な嫁入り衣装で趙雲(ちょううん)に猛アタック!
一方、私たちのヒロイン馬玉柔(ば ぎょくじゅう)ちゃんは、趙雲(ちょううん)様と一緒に劉備様の結納品選びで街をぶらぶら。香燭やら衣装やらアクセサリーやら、なんだかんだ理由をつけて趙雲様と一緒の時間を楽しんでるのが可愛いのよね。
とある呉服屋に入った玉柔ちゃん、真っ赤な嫁入り衣装に一目惚れ!「ちょっと着てみてもいい?」なんて言って、試着しちゃうんだけど…これがまた、息をのむほど美しいの!その姿を見た趙雲様、亡き恋人・軽衣の面影を重ねてしまったのか、苦しそうに顔を背けて店を飛び出しちゃうのよ…切ない!
追いかける玉柔ちゃん。「あなたの正義感、勇気、そして優しさが好き。だからあなたを助けたいし、そばにいたい。でも、わけもなく怒られるのは我慢できない!あなたを本当に苦しめているのは、あなた自身よ!」って、趙雲様の心にズバッと言葉をぶつけるの。そして、「見返りなんていらない。いつかあなたの心の中に入りたいだけ」だって…健気すぎるでしょ、玉柔ちゃん!応援したくなっちゃう!
喬国老に泣きつけ!呉国太へのパイプライン作戦!
さて、街の雰囲気は作ったものの、肝心の孫権サイドがどう出るか…。劉備様と趙雲様は、呉の重鎮である喬国老(大喬・小喬のお父様ね!)を訪ねて、孫権の母君・呉国太に会って、孫権が縁談を申し込んできたのに煮え切らない態度の真意を探ってほしいってお願いするの。この喬国老が、なかなかのキーパーソンになるのよね。
呉国太、息子の魂胆にブチギレ!
喬国老から話を聞いた呉国太、息子・孫権が美人局で荊州を取り返そうとしてるって知って、そりゃもうカンカンよ!「このバカ息子がー!」って感じだったんじゃないかしら(笑)。そこへ、趙雲様が結納品を届けに来たって知らせが。孫権はしぶしぶ趙雲様に会うんだけど、「いや~、風邪ひいちゃって劉備様をお迎えできず申し訳ない。準備が整ったら改めてご挨拶に伺いますんで~」なんて、見え透いた言い訳!もう、バレバレだっての!
孫府での宴!ヒヤヒヤの鴻門の会…と思いきや!?
そしてついに、孫権の屋敷で劉備様ご一行を招いての宴が開かれることに。玉柔ちゃんが劉備様の身支度を手伝って、「殿、10歳は若返りましたぞ!」なんておだてられて、劉備様もまんざらでもない様子(笑)。
宴が始まると、劉備様は「いやいや孫侯、ご病気と伺っておりましたので、お見舞いに伺うべきところ、ご公務の邪魔になるかと遠慮しておりました。それに、呂範殿が日程を間違えたせいで我々が早く着すぎたのですな。孫侯のおせいではございません」なんて、謙遜しつつもチクリと皮肉!孫権もぐうの音も出ないわよね。
そんな中、趙雲様は宴の外に怪しい人影を発見!見に行くと、なんと心配してこっそりついてきていた玉柔ちゃん!「劉備様たちが鴻門の会に招かれたんじゃないかと思って、地形を調べに来たの!」だって。趙雲様は「またまた~」なんて思ってたかもしれないけど、その時!窓の外から矢がビュンッ!うわー!やっぱり刺客よ!
でもね、ここで予想外の人が大活躍!なんと呉国太が、持っていたお碗を投げつけて矢を叩き落としたの!お見事!さすが国母、肝っ玉が据わってるわ!そして玉柔ちゃんも加勢して、趙雲様は無事に刺客を捕獲!
刺客の正体と呉国太の「婿」認定!
捕まった刺客は、孫権配下の丁奉。「劉備が荊州を占領し続けてるのがムカついたからやった」なんて言ってるけど、どう考えても孫権の指示でしょ~?孫権は丁奉を処罰しようとするんだけど、劉備様は「いやいや、私は無傷だし、丁奉も死罪にするほどじゃないよ」って許しちゃうの。器がデカすぎる!
これには呉国太も感動したのか、「劉備様を婿として認める!今後、彼に危害を加えようとする者は、この私に逆らうものとみなす!」と高らかに宣言!これには孫権も苦虫を噛み潰したような顔(笑)。ざまーみろって感じよね!
玉柔の負傷と、趙雲の不器用な優しさ
刺客騒動で、実は玉柔ちゃんも怪我をしちゃってたの。部屋で心配するお付きの馬慶に「西涼の郡主がどうのこうの言うんじゃないわよ!」なんて口止めしてたら、趙雲様がお見舞いに!「殿の命令で、牛殿(玉柔のことね)の傷の具合を見に来ました」なんて、相変わらず朴念仁な趙雲様。
玉柔ちゃんはここぞとばかりに、「私、あなたのために大手柄を立てたんだから、何かプレゼントしてくれないと割に合わないわ!」だって!きゃー!玉柔ちゃん、大胆!この二人の関係、どうなっちゃうのかしら!?次回も目が離せないわね!
つづく