あらすじ
憲王の反乱と皇帝暗殺未遂事件が発生。花芷(かし)は六皇子を助ける中で人を殺めてしまう。花家は焼き討ちに遭うが、花芷は新たな店「止名楼」を開き、六皇子を匿う。皇帝は六皇子と対面し、皇籍からの抹消を示唆するが、顧晏惜(こあんせき)の尽力で花家は旧宅を取り戻す。
ネタバレ
冒頭から緊迫感MAX!顧晏惜(こあんせき)の「捕らえよ!」の一声で、七宿衛が一斉に憲王(けんおう)に襲いかかる!憲王を追い詰めたかと思いきや、まさかの刺客乱入で、憲王はまんまと逃走!しかも、その混乱に乗じて六皇子(ろくおうじ)まで姿を消しちゃうんだから、もうハラハラしっぱなしよ!
一方、花芷(かし)は機転を利かせて、六皇子を厨房に匿うんだけど、そこへ追手が!なんと魏内侍(魏(ぎ)内侍)に見つかって絶体絶命!でも、ここで花芷(かし)が隠し持っていた袖箭で魏内侍を一撃!いや~、花芷、かっこよすぎる!その後、顧晏惜(こあんせき)に助けられて、なんとか脱出成功。
六皇子から衝撃の事実が明かされるの。「皇帝暗殺計画」。これを聞いた顧晏惜、憲王を捕縛するや否や、馬を飛ばして宮殿へ!皇帝・顧成焘(こ・せいとう)の衣を調べさせるんだけど、なんと針孔が見つからない!え、まさか…と思ったら、頭頂部に一本の針が!怖すぎるって!間一髪で皇帝は助かったけど、いやはや、油断も隙もないわね。
そして、花家のみんなにも悲劇が…。丹精込めて築き上げた花家が、炎に包まれて灰燼に…!みんな泣き崩れる中、花芷だけは「人が無事ならそれでいい」と気丈に振る舞うの。もう、その強さに涙腺崩壊よ…。白掌櫃(はくしょうき)の計らいで、ひとまず棠溪楼(とうけいろう)に身を寄せることに。
そんな中でも、花芷は前を向くのよね。焼け跡からわずかな金銀を見つけ出し、白掌櫃と新しいお店「止名楼(しめいろう)」を開店!そこに顧晏惜が現れて、北地から帰ってきて以来、花芷を顧みれなかったことを謝るんだけど、花芷は優しく彼の手を握るの。この二人、本当に素敵よね。
そして、気になる六皇子のこと。花芷は、彼がただの子供ではないこと、その素性が将来にどんな影響を及ぼすかわからないと皆に告げるの。でも、母親としての情から、止名楼で匿うことを決意するのよ。
物語はさらに動くわよ!顧晏惜の計らいで、皇帝と六皇子が止名楼でまさかの対面!六皇子は皇子に戻ることを拒否!これに皇帝は激怒して、顧晏惜の匕首で六皇子の額を傷つけ、「お前の名は皇族の名簿から消える」とまで言い放つの。うわぁ…親子なのに、あまりにも酷い仕打ち…。
でもね、最後に少しだけ希望の光が。顧晏惜の懇願で、皇帝は花家の旧宅を返すことを承諾!焼け出された花家のみんなが、涙ながらに我が家へ帰るシーンは、もう感動しかなかったわ!
つづく