あらすじ
日本での成功を目指すテレサは、レコード会社から流暢な日本語を求められ猛勉強を開始。テレビで覚えた言葉が下品な男言葉だと判明する珍事件も。日本語上達のため、趙宇の店で働くことを決意する。一方、台湾では段寧(ドワン・ニン)がアメリカ留学を目指し、周敏(ジョウ・ミン)は出所した游英俊(ヨウ・エイシュン)との関係に悩む。周台生(ジョウ・タイシェン)は日本にいるテレサを想い、日本の厳しさを知る。ついに日本デビューが決まり感涙するテレサだが、プロモーションに力を入れるも、デビュー後の反響は乏しく、厳しい現実に直面する。台湾での知名度とは裏腹に、日本ではまだ無名であることを周台生も知ることになる。
ネタバレ
いやー、今回のテンちゃん、日本での挑戦が本格化してきて、見てるこっちもドキドキハラハラ!
日本語の壁と、まさかの珍事件!?
日本でのデビューに向けて、レコード会社から「ただ歌うだけじゃダメ!日本語をネイティブみたいに使いこなして!」なんて、かなり高いハードルを課せられちゃったテンちゃん。でも、さすがは我らがテンちゃん!文句ひとつ言わずに「はい、頑張ります!」って、健気なんだからもう…。お母さんの趙素桂(ジャオ・スーグイ)は「歌えればいいじゃないのよ!」ってちょっと不満そうだったけどね。
そんな中、テンちゃん、テレビで覚えた日本語を佐々木さんたちの前で得意げに披露!…したんだけど、なんだかみんな微妙な反応。「え、何?今の言葉、何か変だった?」ってテンちゃんはキョトン。後で趙宇さんに同じ言葉を使ったら、「それ、『俺様』みたいな、ちょっと乱暴な男言葉だよ!」って教えられて赤面!いやーん、可愛いけど、危ない危ない!
早く日本語をマスターしたい!テンちゃんの秘策
「一年半なんて待てない!もっと早く日本語ペラペラになりたいの!」って思ったテンちゃん、なんと趙宇さんのお店でアルバイトさせてほしいって直談判!「えぇ…」ってちょっと困り顔の趙宇さんだったけど、テンちゃんの熱意に負けてOKしてくれたみたい。頑張り屋さんだなあ。
台湾ではそれぞれの想いが交錯…
一方、台湾では、周台生(ジョウ・タイシェン)との再会を夢見る段寧(ドワン・ニン)が、アメリカ留学を目指して猛勉強中。でも、台湾の大学入試は散々な結果だったみたいで、ちょっと自信なさげ。お母さんの周敏(ジョウ・ミン)にアメリカ留学の学費を相談するんだけど、なんだか話をはぐらかされちゃって…。うーん、何か事情がありそう?
そして、出所した游英俊(ヨウ・エイシュン)が、周敏(ジョウ・ミン)のお店に時々顔を出すように。でも、周敏は彼を避けちゃって厨房に隠れちゃうの。彼に対する複雑な気持ちと向き合えないでいるみたい…。切ないねぇ。
周台生(ジョウ・タイシェン)の方は、学校で女の子にアプローチされてるんだけど、心は日本にいるテンちゃん一筋!その女の子に日本のことを色々聞いてるんだけど、「日本って結構、外国人には厳しいよ」なんて言われちゃって、心配が募るばかり。
ついに掴んだデビュー!喜びの涙と厳しい現実
そして、ついに、ついに!テンちゃんに日本デビューの吉報が!!
会社では平静を装ってたけど、帰り道で思わず嬉し涙がポロリ…。家に帰ってお母さんに報告する姿は、見てるこっちまで胸が熱くなっちゃったよ!本当によかったね、テンちゃん!
佐々木さんも「彼女ならどんな歌でも歌いこなせる!」って太鼓判。周りも期待でいっぱい!テンちゃんのお父さんも、近所の人たちに「娘が日本でレコード出すんだ!」って嬉しそうに報告して、みんなでお祝いムード!その雰囲気に当てられたのか、段寧(ドワン・ニン)も急に游秀美(シュウメイ)の息子の家庭教師を引き受けることに。ちょっと見栄っ張りなところもあるのね
会社も大々的なプロモーションを計画して、ビルもわざわざ日本まで応援に駆けつけてくれた。「プレッシャーに感じすぎず、心を込めて歌えば大丈夫だよ」って励ますビル、優しいなあ。会社も「これは売れるぞ!セカンドプレス、サードプレスの準備もしておくぞ!」って強気満々!
…だったんだけど、現実はそんなに甘くなかった…。
一生懸命プロモーションして、心を込めて歌ったのに、歌番組での反応はイマイチ…。拍手もまばらで、テンちゃんの後に歌った小百合さんの方がずっと人気があるみたい…。うう、厳しい…。
さらに、周台生が例の女の子に日本の人気歌手の名前を聞いても、テレサ・テンの名前は全然出てこない。「そんな歌手、本当にいるの?」なんて疑われちゃって、周台生はショックを隠せない様子。台湾ではあんなに輝いていたテンちゃんが、日本ではまだ全然知られていないなんて…。
つづく