あらすじ

インドネシアを訪れたテレサは、富豪の息子・汪仲文(ワン・ジョンウェン)と再会。以前の誤解が解け、二人の距離は縮まる。一方、汪家では本妻である汪仲文の母と、父の愛人・梅姨の間で、汪老太太の誕生日パーティーを巡る静かな戦いが繰り広げられていた。パーティー当日、テレサは汪仲文の母に頼まれ、サプライズで登場し見事な歌を披露。これにより汪太太は面目を保つ。その後、汪仲文はテレサに自分の過去を正直に話し、真剣な想いを告白する。

ネタバレ

舞台はインドネシア。汪(ワン)のおばあさまはテレサの歌が大好きなんだけど、お父さん(汪德全)の愛人、梅姨(メイイー)が毎年お誕生日に用意するのは、代わり映えしない京劇一座…。うーん、おばあさま、本当はテレサの歌が聴きたいんじゃないかなぁ?って思っちゃうよね。

そんな中、汪仲文(ワン・ジョンウェン)のお母さん(汪太太)と妹の汪仲芬(ワン・ジョンフェン)はテレサのショーへ。会場の外でテレサのポスターを見かけた汪仲文(ワン・ジョンウェン)も、ふらっと中に入ってみるんだけど、なぜか歌も聴き終わらずに出てきちゃう。でも、テレサが彼に気づいて追いかけてきたの!

ここで、前回のモヤモヤがスッキリ!覚えてる?テレサが前に季飛(ジー・フェイ)の部屋に泊まってた件。あれ、別に深い意味はなかったんだって!なんと、団長の季飛がテレサの部屋を手配し忘れちゃって、自分の部屋を譲って、自分は他の人と相部屋してたっていう…ただの親切だったのよ!

それを聞いて、汪仲文の心のつかえも一気に解消!よかったねぇ~!誤解が解けた途端、ウキウキでテレサを美味しいもの食べに連れて行くあたり、単純で可愛い(笑)。食事中、ちゃっかりテレサと季飛がどれくらい親しいのか探りを入れるんだけど、テレサは「同じ業界だから、もちろんよく知ってるわ」ってサラリ。汪仲文、ちょっとヤキモチ妬いてたのかな?

汪家の朝食シーンも、なかなかのドロドロ劇場…。汪仲文はお母さんと妹と一緒に、おばあさまの隣で朝食。一方、お父さんは愛人の梅姨とその子供たちと別のテーブル。お父さんは長男の汪仲文がこっちに来ないのが不満みたいで呼びつけるんだけど、結局、お母さんと妹もついてきちゃった。おばあさまは汪仲文をとにかく溺愛してるから、「私の隣に座りなさい!」って。その結果、梅姨と子供たちは別の席へ…気まずい!汪仲文のお母さんは、おとなしい潮州の女性で、気の強い愛人にはなかなか太刀打ちできないみたい…。

そして、やってきたおばあさまの誕生日。梅姨ったら、わざと汪家の重要な日「安寧日」の前日にパーティーを設定して、自分が女主人みたいに振る舞ってるのよ!キーッ!って感じよね!お母さんは、お父さんの隣に立つように促されても、「男のために他の女と張り合うなんてみっともない」って感じで控えめ…。うーん、奥ゆかしいけど、ちょっと歯がゆい!そんなパーティー会場で、汪仲文が一番会いたかったのは、やっぱりテレサ。

彼はテレサの部屋のドアをノックして、甘い言葉をささやくの。「まだ心の準備ができてない」って言うテレサに、「待ってるよ」って…きゃー!汪仲文、やるじゃない!

そして、パーティーのメインイベント!おばあさまは、歌もなくて退屈そう…。その時!ジャーン!テレサが登場!しかも、おばあさまの故郷、潮州の歌を歌いながら!これにはお父さんも梅姨もビックリ仰天!

テレサは「お誕生日おめでとうございます!この歌は、奥様(汪太太)が私に一言一句教えてくださったんですよ」ってニッコリ。これを聞いた妹の汪仲芬が、お兄ちゃんに「え、そうなの?」って小声で聞くけど、汪仲文は「しーっ」て感じで答えない。この瞬間、完全に汪太太(お母さん)の大勝利!梅姨の気まずそうな顔ったら、もう…見ててスカッとしたわ!(笑) おばあさまも「今までで一番嬉しい誕生日だよ」って大喜び!

パーティーの後、汪仲文はテレサを車で送るんだけど、車の中に妹の靴が常備されてるのを見て、テレサは「あ、私、彼のことを誤解してたかも…」って気づくの。前に女性関係派手だと思ってたのかな?

そして、二人は海辺へ。汪仲文はテレサに、彼女に出会うまで結婚なんて考えたことなかったって、自分の生い立ちや、「君が思ってるほどお金持ちじゃないんだ」って正直に話して、「僕と付き合ってくれませんか?」って告白!

つづく