あらすじ
愛する易文君(い・ぶんくん)を奪還すべく、百里東君(ひゃくりとうくん)、司空長風(しくうちょうふう)と共に蕭若瑾(しょう・じゃくきん)との婚礼に殴り込もうとした葉鼎之(ようていし)。しかし、百里成風(ひゃくり・せいふう)や蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)らの妨害に遭い、激闘の末、禁断の技を使った葉鼎之は敗れ、意識を失う。一方、影宗では洛青陽(らく・せいよう)が師に逆らい囚われの身に。蕭若風は、自害しようとしていた易文君に葉鼎之の生存を伝え、婚礼を遂行させる。意識を取り戻した葉鼎之は、政略と友情の間で苦悩する蕭若風から、彼の父・葉将軍の名誉回復を約束されるも、その選択を受け入れられず、深い絶望と怒りを抱えることになる。太安帝(たいあんてい)により、皇帝、百里家、葉家の先代が義兄弟であったという過去も明らかになる。
ネタバレ
今回の『少年春風』第25話、マジで心臓が持たないかと思った!? 愛する人のために全てを捨てて婚礼に殴り込むなんて、葉鼎之(ようていし)、あんた漢だよ…!でも、そう簡単にはいかないのがこのドラマの沼ポイントなんだよねぇ。
波乱の幕開け!婚礼殴り込み作戦、始動!
まず、青王(せいおう)様、葉鼎之(ようていし)が百里東君(ひゃくりとうくん)と司空長風(しくうちょうふう)を引き連れて景玉王府に殴り込むって聞いて、最初は「おもしれー!」って野次馬根性丸出しだったのに、部下に「死にますぜ、旦那」って止められて静観モードに。わかる、わかるよその気持ち!
一方、影宗では、洛青陽(らく・せいよう)が師匠かな?)と一触即発!「いつか師匠に剣を向ける日が来るのか…」って悩んでたけど、いざその時が来たらもう迷わない!「師妹を犠牲にはさせん!」って啖呵を切ったのはカッコよかったけど、やっぱり師匠は強かった…。ボコボコにされて、あえなく捕まっちゃったよ。洛青陽(らく・せいよう)、不憫すぎる…。?
立ちはだかる壁!仲間たちの奮闘と挫折
さあ、いよいよ殴り込み!…と思いきや、百里東君(ひゃくりとうくん)と葉鼎之の前に立ちはだかったのは、まさかの百里成風(ひゃくり・せいふう)と雷夢殺(らい・むさつ)!百里東君は「二人は愛し合ってるんだ!邪魔すんな!」って熱く叫ぶんだけど、実力差は歴然…。百里東君は気絶させられ、司空長風(しくうちょうふう)も力尽きてダウン。うぅ…仲間たちの助けもここまでか…。
悲壮なる決意!花嫁と英雄の選択
その頃、花嫁の易文君(い・ぶんくん)は、婚礼の場で自害しようと決意してた。「プライドの高い蕭若瑾(しょう・じゃくきん)への最大の屈辱になる」って…なんて悲しい覚悟なの…。
そして、ついに葉鼎之は景玉王府へ!でも、そこに待ち構えていたのは、なんと蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)!かつては師弟になるかもって思ってた相手と剣を交えることになるなんて、皮肉だよね。蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)は葉鼎之の実力を認めつつも、立場上、通すわけにはいかない。
葉鼎之は愛する人を諦めきれず、禁断の「不動明王功」と「魔仙剣」を発動!蕭若風は「そんなものを使ったら死ぬぞ!」って警告するけど、葉鼎之に退路はない!「もう誰も諦めたくないんだ!」っていう叫びが胸に刺さる…!?
激闘の末、蕭若風も傷を負い、葉鼎之は力を制御できずに暴走、そして意識を失ってしまう…。結局、蕭若風は部下の叶嘯鷹に命じて、こっそり葉鼎之を運び出させるんだ。なんだかんだ言って、蕭若風も苦しい立場なんだろうな…。
偽りの婚礼と裏側の駆け引き
傷を負いながらも、何食わぬ顔で兄・蕭若瑾(しょう・じゃくきん)の婚礼に出席する蕭若風。易文君(い・ぶんくん)が死のうとしてるのに気づいて、こっそり耳打ち。「葉鼎之の命は俺が保証する。だから、死ぬな。婚礼をやり遂げろ」って。うわー、策士!でも、易文君にとっては一筋の光だったのかも。婚礼の場で、連れ去られる葉鼎之の悲痛な叫び声を聞いてたみたいだし…。
明らかになる過去とそれぞれの正義
目が覚めた百里東君は、まだ葉鼎之を助けに行こうとするけど、父・百里成風(ひゃくり・せいふう)に止められる。「琅琊王・蕭若風が命は保証すると約束した」って。うーん、もどかしい!
そして翌日、青王(せいおう)が太安帝(たいあんてい)に昨夜の騒動をチク…報告。百里東君の関与や、蕭若風が鎮西候府の馬車で二人を逃したことまで。青王は「鎮西候府と葉将軍は昔、親友だったから今も庇ってるんでしょ?」って推測するんだけど、ここで太安帝(たいあんてい)から衝撃の事実が!「かつて、朕と百里洛陳(ひゃくり・らくちん)、そして葉羽は義兄弟だったのだ」って…!えええーーー!マジか!そんな過去があったとは!
英雄の苦悩と未来への誓い
二日後に目覚めた葉鼎之。もちろん、もう手遅れ。叶嘯鷹からは「二度とあの技を使うな」と釘を刺される。そこに現れた蕭若風に、葉鼎之は怒りをぶつけるけど、蕭若風は冷静に諭す。「俺が止めなくても、お前は失敗していた。そうなれば、もう後がなかったんだぞ」と。
蕭若風は、自分たち兄弟の出自の悪さ、影宗のような勢力に頼らざるを得なかったこと、この政略結婚の必要性を語る。そして、葉鼎之の父・葉雲将軍への恩義と、彼が亡くなった時に何もできなかった後悔も…。
「本当は、お前を助けたかった。だが、俺は北離の琅琊王だ…」
彼の立場と苦悩が痛いほど伝わってくる…。兄弟の利益のために、葉鼎之の幸福を壊してしまった罪悪感。でも、「この世に、心から後ろめたさのない人間がどれだけいる?」という言葉も重い。
最後に、蕭若風は必ず葉将軍の名誉を回復し、無実を証明すると約束する。「だから、生きてくれ」と。
葉鼎之は、父が大義のために死んだことを引き合いに出し、蕭若風の選択を「理解はする」と言う。でも、「納得はできない」と…。ああ、もう、切なすぎるよ…!二人の間に流れる空気、重すぎ!
つづく