あらすじ

顧家と宴家の政略結婚式当日、白東君(はくとうくん)と司空長風(しくうちょうふう)が式場に現れる。白東君は花嫁強奪を宣言し、自身の正体が鎮西侯府の百里東君(ひゃくりとうくん)であることを明かす。彼は亡き顧洛離(こ・らくり)のために来たと言い、宴琉璃(えん・るり)も顧洛離への愛を貫くことを誓う。一方、顧洛離の死に疑問を持った顧剣門(こ・けんもん)は、父である顧五爺(こ・ごや)、そして宴家の当主・宴別天(えん・べつてん)を殺害し、復讐を果たす。騒乱の最中、百里東君の「天生武脈」を狙う天外天の勢力が現れるが、駆けつけた叔父・温壺酒(おんこしゅ)によって退けられる。事件後、宴琉璃は宴家を継ぎ、温壺酒は百里東君と司空長風を連れて去る。百里東君は司空長風との間に新たな絆を感じ、温壺酒に彼の治療を依頼するのだった。

ネタバレ

今回もガッツリ語っていくよ! いやー、第3話、マジで息つく暇もなかったね! 顧家と宴家の政略結婚式当日、とんでもないことが起こっちゃった!

波乱の幕開け!婚礼の場に現れたのは…?

まず、顧家の五番目の当主、顧五爺(こ・ごや)が、北離(ほくり)の惠西君(けいせいくん)っていうお偉いさんを招待してたんだ。この惠西君、お父さんが国のために亡くなったとかで、皇帝陛下直々に爵位をもらったすごい人。

そんな厳かな雰囲気の中、式の会場である顧家の屋敷の門前に、我らが白東君(はくとうくん)と司空長風(しくうちょうふう)が登場! いや、もう登場シーンからしてカッコよすぎ! 当然、宴家は黙っちゃいない。言千歳(げん・せんさい)たちを差し向けて妨害しようとするんだけど、そこへ雷夢殺(らい・むさつ)たちも助けに駆けつける! もう、この時点でワクワクが止まらない!

「待った!」結婚式乱入!白東君、衝撃の告白!

一方、屋敷の中では婚礼の儀式が始まろうとしてた。新郎の顧剣門(こ・けんもん)と新婦の宴琉璃(えん・るり)が婚礼衣装で現れたんだけど…なんと、二人とも拝礼(夫婦の誓い)を拒否! え、どういうこと!? 会場がピリピリした空気に包まれた、その瞬間!

「この結婚、待ったぁぁぁ!」

白東君が颯爽と登場! まさかの「花嫁強奪宣言」だよ! これには宴家の当主、宴別天(えん・べつてん)もブチギレ! 「白東君と司空長風(しくうちょうふう)を殺せ!」って命令するんだけど、司空長風(しくうちょうふう)、ちょっと分が悪い。彼、白東君を逃がそうとするんだけど、白東君は引かないんだな、これが!

そして、ここで白東君が奥の手を出す! 白龍琉璃(はくりゅうりゅうり)っていう、なんかすごそうなのを召喚! さらに、衝撃の事実をカミングアウト!

「俺の名は、百里東君(ひゃくりとうくん)!」

そう、彼の正体は、あの鎮西侯府(ちんせいこうふ)の百里東君(ひゃくりとうくん)だったんだ! おじいちゃんは鎮西侯・百里洛陳(ひゃくりらくちん)、お父さんは一瞬で千里を斬る剣豪・百里成風(ひゃくりせいふう)、お母さんは毒医・温(おん)一族の家主が溺愛した末娘・温珞玉(おんらくぎょく)、そして叔父さんは「毒歩天下」の異名を持つ温壺酒(おんこしゅ)!

…って、家系、すごすぎん!? そりゃ顧五爺も宴別天もビビるわな。

花嫁強奪の真意と、悲しい真実

でもね、百里東君(ひゃくりとうくん)、自分が宴琉璃を好きだから来たわけじゃないんだ。「他に愛する人がいる。この花嫁強奪は、別の人間のためだ」って言うの。

そこへ、雷夢殺と墨暁黑(ぼくしょうこく)が…なんと、棺桶を担いで登場!

百里東君が叫ぶ。「俺は今日、顧洛離(こ・らくり)のために、花嫁を奪いに来た!」

そう、棺桶の中には、顧剣門の兄であり、宴琉璃が本当に愛した人、顧洛離が…。そして宴琉璃も、皆の前で宣言する。「私は顧洛離に嫁ぎます。たとえ彼が亡くなっていたとしても、喜んで!」 うぅ…切なすぎる…!

陰謀と復讐、そして新たな敵

この一部始終を、物陰から玥瑶たちが見てた。彼女、百里東君が「天生武脈(てんせいぶみゃく)」っていう特別な才能の持ち主だってことを見抜いてたんだ。顧家と宴家が争って共倒れになった隙に、百里東君を連れ去ろうって算段。陳長老(ちんちょうろう)もそれに賛成してる。どうやら、彼らは宴家との協力関係を終わらせて、百里東君を利用するつもりみたい。

一方、宴別天は怒り心頭で再び百里東君を殺そうとするけど、百里東君(ひゃくりとうくん)が強すぎて歯が立たない。

そんな中、顧剣門が兄・顧洛離の遺体を前に、顧五爺に詰め寄る。「兄上は病死じゃない!誰が見ても暗殺だ!」って。そして、「あんたは顧家の人間失格だ!」と叫び、顧家の者たちに兄の復讐を呼びかける!

そして…まさかの展開! 顧剣門、顧五爺を一刀両断! さらに、兄の仇として、宴別天までも斬り殺しちゃうんだ! うわぁ…一気に血なまぐさい展開に…。

叔父さん登場!頼れる毒のスペシャリスト

顧家と宴家の争いが(一応)終わったところに、今度は「天外天」っていう謎の組織が出現! 白髪仙(はくはつせん)こと莫棋宣(ばく・きせん)と、さっきの陳長老たちが、百里東君を捕まえようと現れる! 司空長風もさすがに守り切れない…!

絶体絶命! …かと思いきや、ここで颯爽と登場するのが、百里東君の叔父さん、温壺酒(おんこしゅ)! さすが「毒の菩薩」! あっという間に毒で陳長老を始末! これには莫棋宣たちも形勢不利と見て撤退。叔父さん、マジで頼りになりすぎる!

それぞれの道へ…新たな絆と過去の約束

その後、宴琉璃は宴家の新しい当主となり、亡き顧洛離との婚礼を続けることを決意。強い女性だ…。

温壺酒は、甥っ子の百里東君と、すっかり彼の「相棒」になった司空長風を連れてその場を去る。百里東君、北離の八公子たちの友情を見て、自分にも昔、一緒に江湖(こうこ)へ出ようと約束した兄弟がいたことを思い出すんだ。でも、その友達はもう亡くなってるらしい…。だからこそ、今そばにいる司空長風を「俺の兄弟だ」って言って、叔父さんに彼の治療を頼むんだよね。いい話じゃないか…。

天外天の目的と、百里東君の秘密

ここでちょっと裏話。玥瑶たちの天外天って、昔、北離に敗れた国の生き残りで、復国のために「虚念功(きょねんこう)」っていう技を完成させようとしてる。そのためには、百里東君の「天生武脈」が必要なんだって。でも、昔の百里東君は武術の基礎がなかったから、その力に耐えられないと判断して、連れ去らなかったらしい。なるほどねぇ。

ラストシーン、意外な再会

温壺酒が司空長風を治療してる間、外で見張りをしてた百里東君。そこで、暗河の蘇暮雨(そ・ぼう)にバッタリ会うんだ。以前、見逃してもらったことへの感謝を伝える百里東君。この再会が、これからどう繋がっていくのか…気になる!

つづく