あらすじ

葉鼎之(ようていし)は訪ねてきた司空長風(しくうちょうふう)と対決し、圧倒的な力を見せつける。一方、帰還した百里東君(ひゃくりとうくん)は蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)らと再会し、北離の危機を知る。葉鼎之を止める使命を託された百里東君は、雪月城に戻り正道武林を率いることに。新年、百里東君は司空長風、李寒衣(り かんい)と再会。そこに葉鼎之と縁があるという青年・葉小凡(よう・しょうはん)が現れ、雪月城に加わる。玥瑶は莫棋官(ばく きかん)らと再会するも、彼らの葉鼎之への忠誠は揺るがない。ついに葉鼎之率いる魔教が中原に侵攻。百里東君、司空長風、謝萱(しゃ・けん)は迎え撃つが、敵の孤虚陣に囚われてしまう。

ネタバレ

親友同士の悲しい対決…葉鼎之(ようていし) vs 司空長風(しくうちょうふう)

物語は、葉鼎之(ようていし)のもとに紫雨寂(し・うじゃく)が駆けつけるシーンからスタート。北離からの使者が来たって言うんだけど、なんとそれはあの司空長風(しくうちょうふう)!葉鼎之(ようていし)は最初、親友の百里東君(ひゃくりとうくん)が帰ってきたのかと思ったみたいだけど、違ったんだよね…。

司空長風(しくうちょうふう)は「3回会えばもう親友だろ?」って感じでフレンドリーなんだけど、葉鼎之は「俺にもう友達はいない」ってバッサリ…。うぅ、切ない…。立場が違う二人は、 결국(結局)武力で語り合うことに。

司空長風、必殺の「驚龍変」まで繰り出すんだけど、それでも葉鼎之には敵わないんだよね。強すぎるよ、葉鼎之…。司空長風は「百里東君(ひゃくりとうくん)にあんな冷たい態度とって、本当に死んじゃったらどうするんだ!」って言うんだけど、葉鼎之は「あいつは死なない。俺が武功を廃したから、この争いには関われない」って…。えぇ!?まさかの衝撃告白!親友の武功を奪っておきながら、それが彼を守るためだったとでも言うつもり!?

司空長風は、北離のやり方には失望してるけど、だからって国を滅ぼすのは違うだろ!って訴えるんだけど、葉鼎之の決意は固い。「破壊なくして創造なし」って感じで、たとえ多くの民が犠牲になっても、北離を滅ぼして再建するつもりなんだ…。もう完全に闇堕ちしちゃってるのかな…。悲しいよ…。

百里東君(ひゃくりとうくん)、帰還!そして託された使命

一方、船で帰ってきた百里東君一行。港に着くなり、駆けつけてきた蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)(しょうじゃくふう)と雷夢殺(らい・むさつ)に遭遇!雷夢殺は「冠絶榜の達人になったお前と、北離の大将軍になった俺。最高の再会だな!」って感じで、こっちは胸アツ展開!

でも、状況は深刻。蕭若風(しょう・じゃくふう)(しょうじゃくふう)から、南訣(なんけつ)の侵攻は偶然じゃなく、北の蛮族も動き出してて、まさに四面楚歌だと告げられるんだ。西は百里成風(ひゃくり・せいふう)が守り、蕭若風と雷夢殺は南訣へ向かう。そして、蕭若風は百里東君に、一番の親友である葉鼎之を止めてほしい、と託すんだ。「君なら、彼が間違いを重ねるのを止められるはずだ」って…。うぅ、重い使命だ…。でも、百里東君は力強く「必ずや使命を果たします!」と約束!かっこいい!

激動の時代へ…それぞれの戦い

時は流れ、明徳七年の冬。南訣は北上し、北蛮も国境に迫り、西域も不穏な動き。翌年の立春には、ついに魔教が東征を開始!中原の武林に攻め込んできたんだ。

  1. 琅琊王(ろうやおう)・蕭若風は南訣と対峙。唐怜月(とう れいげつ)も彼の配下に。
  2. 柱国将軍・雷夢殺は北へ向かい、国門を守る。
  3. 八公子の柳月(りゅうげつ)、軽歌(けいか)、墨塵(ぼくじん)も助太刀に駆けつける。
  4. そして、百里東君は雪月城(せつげつじょう)に戻り、正道武林のリーダーとして魔教に立ち向かう!

うわー、もう国中が大ピンチ!それぞれの場所で、みんなが必死に戦ってるんだね…。

新たな出会いと謎

新年、百里東君は司空長風と再会。司空長風は葉鼎之との戦いで愛槍の銀月槍を折られちゃったみたい。「俺が見た中で、師匠以外で葉鼎之より強い奴はいない」って…どんだけ強いんだ、葉鼎之…。そこに李寒衣(り かんい)も合流!師兄妹が揃うのは嬉しいね!百里東君が東極海市で父・雷夢殺に会って無事だったと伝えると、李寒衣も一安心。

ここで、百里東君が司空長風に結婚のことを聞くんだけど、なんと李寒衣から「結婚どころか、娘もいるわよ」って暴露が!えー!いつの間に!おめでとう、司空長風!

そんな中、葉小凡(よう・しょうはん)と名乗る青年が百里東君を訪ねてくる。魔教と戦うために雪月城に入りたいんだって。百里東君が李寒衣に彼の腕前を試させると、その武術に葉鼎之の気配を感じ取るんだ。聞けば、葉小凡は葉鼎之と縁があったとか…?この子、何者なんだろう?気になる!

一方、玥瑶(げつよう)は聞き覚えのある笛の音に導かれて、莫棋官(ばく きかん)と紫雨寂に再会。二人は相変わらず玥瑶を主と認めてるけど、なぜ北離を攻撃するのか問われると、「葉鼎之様には命を救われた恩がある」「あの方こそ、我らを率いるにふさわしい」と答えるんだ。玥瑶は葉鼎之の力は認めるけど、戦争は望んでない…。でも、紫雨生(※資料では紫雨寂だが、文脈的に紫雨生かもしれない)に「あなたの本心は百里東君にあるのでは?」って図星を突かれちゃう…。切ないね…。

葉小凡は一人で魔教の攻撃を撃退!「俺の名前は葉小凡。葉鼎之が俺を探しに来るように願ってつけた名前だ。あの人にはきっと事情があるはずだ」って言うんだ。百里東君は彼を受け入れ、「今日からお前は雪月城的の葉小凡だ」と宣言!仲間が増えるのは嬉しいね!

決戦の狼煙!孤虚陣の罠

山前書院では、謝萱(しゃ・けん)が新しい院監になってた。しかも剣客でもあるらしい。「国難の今、書生も剣を取る」って、かっこいいこと言うじゃない!

そして、ついに葉鼎之率いる魔教が中原に侵攻!天啓(てんけい)を目指す彼らの前に、百里東君が立ちはだかる!でも、百里東君、司空長風、そして謝萱の三人は、敵の護法が仕掛けた「孤虚陣(こきょじん)」っていうヤバい陣に閉じ込められちゃうんだ!

大ピンチ!百里東君と司空長風は陣を破るために護法と戦い、謝萱はその間に陣の弱点(陣眼)を探すことに!どうなるの!?来週まで待てないよ~!

まとめと感想

いやー、今回も濃かった!親友だったはずの葉鼎之との対立がどんどん深まっていくのが本当に辛い…。でも、百里東君が仲間たちと再会して、北離と中原を守るために立ち上がる姿はやっぱり頼もしい!新しい仲間(?)の葉小凡も気になるし、玥瑶の葛藤も目が離せないね。そして最後の孤虚陣!百里東君たちはこのピンチをどう切り抜けるのか!?次回が待ちきれない!

つづく