あらすじ
竇昭(ドウ・ジャオ)の父・趙思(チョウ・シ)が帰還し、宋墨(ソン・モー)との結婚を祝福。一方、宋墨は竇昭への贈り物である腕輪を執念で探し出し、婚礼当日に間に合わせる。波乱含みの婚礼の儀式は淑徳(シュクトク)の助けもあり無事に執り行われるが、王映雪(ワン・インシュエ)は嫉妬に燃える。初夜、甘い雰囲気になる二人だが、趙璋如(ジャオ・ジャンルー)の乱入などもあり、なかなか二人きりになれない。翌朝、竇昭は宋墨の亡き母に結婚の報告と今後の誓いを立て、宋墨もまた母に竇昭を守ることを誓うのだった。
ネタバレ
まず、竇昭(ドウ・ジャオ)パパの趙思(チョウ・シ)が帰還!娘の結婚相手が宋墨(ソン・モー)って聞いて、趙思パパは宋墨(ソン・モー)のことよく知らないんだけど、「娘が好きなら、じいじ(趙谷秋(チョウ・コクキュウ))も気に入るはず!」ってことでノープロブレム!しかも、竇昭(ドウ・ジャオ)のためにたーっぷり嫁入り道具まで用意しちゃって、もう親バカなんだから!趙璋如(ジャオ・ジャンルー)もパパに会いに来て、父娘水入らずの会話…見てるこっちがほっこりしちゃうわ。趙思パパ、官僚としても順調だし、隠居後の家までゲットして、まさに順風満帆って感じよね。
一方、我らが宋墨(ソン・モー)はというと…まだ腕輪を探してるのよ!健気!厳朝卿(イェン・チャオチン)は「もう結婚式の準備しなよ、竇昭(ドウ・ジャオ)も気にしてないって言ってたじゃん」って言うんだけど、宋墨は分かってるの。「竇昭の『大丈夫』は、ぜんっぜん大丈夫じゃない、むしろ超重要!」ってことをね。で、ついに手がかり発見!酒甕の蓋に使われてた布を見つけて、この場所に昔どの軍が駐屯してたか調査開始!でも水害で記録がなくなってるかもって…前途多難ね。
そんな中、夜中に田庄に忍び込んだのが陳嘉(チン・カ)!そこで趙璋如とひと悶着あったんだけど、趙璋如の身分を知った陳嘉は、ある包みを彼女に託すの。「竇昭と宋墨への結婚祝いだ」って。でも開けてみたら…中の玉が粉々!趙璋如、さっきの乱闘で自分が割っちゃったことに気づいて、顔面蒼白よ!あらら、どうなっちゃうの~?
そして迎えた結婚式当日!なんと、花婿の宋墨がまさかの遅刻!吉時も過ぎちゃって、周りは大慌て。でも、我らが竇昭はどっしり構えて、お菓子をパクパク。「宋墨のことだから、きっと何か事情があるのよ」って、この信頼感、半端ないわ!
みんながヤキモキしてるその時!泥だらけの宋墨が息を切らして登場!誰にも止められず、竇昭の元へ一直線!ドアの隙間から宋墨の固く閉じた目を見た竇昭。宋墨は竇昭に手を出すように言って、あの例の玉の腕輪をはめてあげるの!きゃー!竇昭は宋墨の手が怪我してることに気づいて、事情を聞くと…なんと、腕輪は董琪(トウ・キ)が持ってたんだけど、宋墨が取り返しに行ったら、董琪が逆ギレして腕輪を火炉に投げ込んじゃったのよ!それを宋墨が素手で取り出したってわけ!もう、愛が深すぎるでしょ!
竇昭は礼儀作法もそっちのけで飛び出して、宋墨の手当てを始めるの。その姿を見た趙思パパと竇世英(ドウ・シーイン)は、もう安心したって顔。まさに理想のカップルよね!竇昭が宋墨と一緒なら大丈夫だって。そして、婚礼の行列はもう豪華絢爛!「十里紅妆(じゅうりこうそう)」って言葉がぴったりの、羨むほどの華やかさ!
でも、ここで黙ってないのが王映雪(ワン・インシュエ)よ!嫉妬メラメラで、「これで竇明(ドウ・ミン)の居場所がなくなるわ!」なんて思って、英国公にこっそり手紙を書くの。表向きは丁寧な言葉遣いだけど、中身は「竇昭は品がない女です」ってチクりまくり!英国公(宋宜春(ソン・ギシュン)、そうぎしゅん)の手を借りて竇昭を懲らしめようって魂胆ね。まったく、性悪女!
宋宜春(ソン・ギシュン)は王映雪(ワン・インシュエ)の魂胆なんてお見通しで、「竇昭は気が強い女なのか、そりゃ好都合!」って逆に喜んじゃってるの。早く婚礼を進めようってノリノリよ。そして、竇昭と宋墨の婚礼の儀式が始まると、なんと淑徳(シュクトク)様がお祝いに駆けつけてくれたの!さらに、素素(そそ)もたくさんの贈り物を持って後庭に来たんだけど、商人の娘だからって門前払いされそうに…。そこを助けたのが、宋墨の弟・宋翰(ソン・ハン)!しかも、自分のハンカチを素素に渡して「顔の汚れを拭いて」だって!あら、ここにも新しい恋の予感?
宋墨と竇昭はついに夫婦の誓いを交わして、淑徳様が「これにて婚礼、相成りぬ!」と宣言。淑徳様も、宋墨が本当に大切な人を見つけたと感じてるみたい。竇昭も、淑徳様が来てくれたからこそ婚礼がスムーズに進んだって分かってて、淑徳様を寝台に座らせて「福を招く」儀式をするの。普通、この役は幸せいっぱいで子宝に恵まれた人がやるんだけど、淑徳様は独り身で子供もいないのよね。でも竇昭はそんなこと全然気にしない!「淑徳様のように自由で気ままな人こそ福があるんです」って。淑徳様も、宋墨がなぜこんなに竇昭を好きなのか、やっと分かったみたい。いい話だわ~!
一方、王映雪(ワン・インシュエ)は竇昭の婚礼が順調に進んだって聞いて、さらに激おこ!「英国公、私の意図を理解してないなんて、なんて鈍いの!」ってもう、逆恨みもいいとこよね。
披露宴では、宋墨が太子(たいし)と飲んでて、酔いつぶれちゃった(フリ!)。太子は「宋墨、酒弱いな~」なんて笑ってるけど、実は宋墨、早く竇昭に会いたくて演技してたのよ!もう、可愛いんだから!顧玉(コ・ギョク)なんて「宋墨のやつ、嫁さんもらったら兄弟のこと忘れやがって!」ってボヤいてるし(笑)。
宋墨が部屋に戻って竇昭を探すと、竇昭は窓辺で外の様子をこっそり見てるの。太子が誰かと何かを探してるみたい…。宋墨は「外は敵か味方か分からない状況だ」って。そして、宋墨が竇昭の重い髪飾りを優しく外してあげて、「綺麗だ」って褒めちゃうの!きゃー!竇昭も、身に着けていた『昭世録(しょうせいろく)』終生図を宋墨に見せるの。宋墨は「慶王(けいおう)が帝位についても驚かない。俺の関心は朝廷のことより、初夜のことだ」なんて言って、竇昭にキスしようとするんだけど…竇昭のお腹がグー!って鳴っちゃった!宋墨、すかさず竇昭のために焼き魚を作り始めるの。優しい!
1年前は敵同士だった二人が、今では家族。火を囲んで座りながら、昔の色々を思い出したり、子供の頃の話をしたり…なんて素敵な時間!竇昭は宋墨が魚を焼くのを見ながら、昔、宋墨が生きた魚を三千回も薄切りにしても魚はまだ泳いでいたっていう噂は本当か聞くの。宋墨は思わず笑っちゃって、「今更後悔しても遅いぞ」なんて冗談を言うの。二人が見つめ合って、いい雰囲気になったところで…またしても趙璋如が乱入!
趙璋如は宋墨の胸に飛び込んできて、わんわん泣き出しちゃった!宋墨は誰かにいじめられたのかと思ったけど、実は嬉し泣き!竇昭が幸せになったのは嬉しいけど、自分は素敵な旦那様を見つけられないかもって心配してるの。宋墨は趙璋如を追い払うために(笑)、金吾衛(きんごえい)の男たちを集めて「さあ、婿を選べ!」って。でも趙璋如は誰も気に入らない。竇昭が「好きな人でもいるの?」って聞くと、趙璋如は陳嘉の顔を思い浮かべちゃうの。竇昭はピンときたみたいだけど、趙璋如は認めないのよね~。この子もなかなか素直じゃないわね!
その夜。趙璋如は竇昭のベッドに潜り込んで一緒に寝ちゃった!宋墨は仕方なく、眠っている二人に布団をかけてあげて、愛しい人を見つめながら幸せそうな笑顔。でも、その晩は書斎で寝るハメに…。可哀想だけど、ちょっと面白い(笑)。
翌朝、宋墨が目を覚ますと竇昭がいない!あちこち探すと、祠堂で蒋蕙荪(しょうけいそん、宋墨の母)の位牌に跪いてる竇昭を発見。彼女は宋墨との過去、宋墨が経験してきたこと、そして彼の我慢強さについて語り、「これからは私が宋墨に寄り添い、支え合い、決して一人にはさせません」と誓っていたの。宋墨は涙をこらえきれず、竇昭と一緒に母の位牌に跪き、天国の母にも竇昭を守ってくれるよう願うのでした…。うぅ、感動的すぎる!
つづく