あらすじ
土匪の襲撃で都が混乱する中、竇昭(ドウ・ジャオ)は屋敷で籠城し、冷静に指揮を執る。宋墨(ソン・モー)は危険を冒して竇昭を救出に向かい、二人は涙の再会を果たす。一方、事件の黒幕である王映雪(ワン・インシュエ)は自らの罪を隠蔽しようと暗躍するが、竇明(ドウ・ミン)がその犠牲となる悲劇が起こる。やがて、厳朝卿(イェン・チャオチン)の捜査と竇昭の追及により、英国公府や魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)の関与が明らかになり、ついに王映雪の悪事が暴かれる。皇帝の命により真相究明が進む中、竇昭は王映雪に罪を償わせるため、悲しみを乗り越えて立ち向かう。
ネタバレ
街は大混乱!そしてあの人がまさかの…
冒頭から、盗賊たちが街でやりたい放題!火をつけたり、物を奪ったり…庶民はたまったもんじゃありません。そんな中、趙璋如(ジャオ・ジャンルー)さんがお家で石榴の玉彫りを修理してたら、いきなり土匪が押し入ってきて大ピンチ!危うく斬られそうになったその時、颯爽と現れたのが陳嘉(チン・カ)さん!いや~、ナイスタイミング!
でもね、ここでちょっとした伏線が。陳嘉さん、趙璋如さんが持ってた石榴の玉彫りを見て「あれ?これって前に竇昭(ドウ・ジャオ)さんと宋墨(ソン・モー)さんに渡してくれって頼んだやつじゃ…?」って気づくんですよ。趙璋如さんは「壊れちゃったから修理してたの」ってごまかすんだけど、陳嘉さんは何か引っかかってる様子。うーん、この玉彫り、何か秘密がありそうですねぇ。
そして、別の場面では、笠をかぶった謎の女性が土匪の前に現れて、金牌をチラリ。土匪は「そんなもん知るか!」って感じで襲いかかろうとするんだけど、なんとその女性、土匪の手を掴んで骨をバキッ!強すぎでしょ!土匪もビビって退散。この女性、一体何者なんでしょうね?気になります!
竇昭(ドウ・ジャオ)、絶体絶命!?でも、さすがです!
一方、我らが竇昭(ドウ・ジャオ)さんの屋敷にも土匪の魔の手が!「英国公府の者ですが、様子を見に来ました~」なんて嘘八百を並べてドアを開けさせようとする土匪。でも、竇昭さんは「英国公がわざわざ人を寄越すわけないでしょ!」とピシャリ。さすが、頭が切れます!
土匪たちは騙せないとわかると、力づくで押し入ろうとドアをガンガン!塀を乗り越えてくる奴らも!屋敷の中は大パニックかと思いきや…竇昭さん、めちゃくちゃ冷静なんです!「私が逃げたらみんなの心がバラバラになっちゃう。地の利はこちらにあるんだから、そう簡単には負けないわよ!入ってきた奴らは生きて帰さないから!」って、かっこよすぎ!部下たちに的確な指示を出す姿は、まさに女傑!
侍女の素心(スーシン)と素蘭(スーラン)は「奥様、早く逃げてください!」って言うんだけど、竇昭さんは断固として拒否。この状況でこの胆力、惚れちゃいますね!
宋墨(ソン・モー)、竇昭を救えるか!?そしてまさかの黒幕…
その頃、宋墨(ソン・モー)さんは都の異変に気づいて、「竇昭が危ない!」と戻ろうとするんだけど、部下に「今戻ったら死罪ですよ!」って止められちゃうんです。うわー、もどかしい!
土匪の一団、滄北幇(ソウホクホウ)が西門を突破して、街はさらに大混乱!竇昭さんの屋敷もいよいよ危ない!屋根には水を撒いて火攻め対策はバッチリだったけど、敵の数は多い!竇昭さん、窓から火銃(昔の鉄砲みたいなやつですね)で滄北幇のボスを狙撃!…って、あれ?人違いでボスの隣の人が犠牲に。惜しい!でも、土匪のボスも「あいつら、火銃まで持ってやがる!」ってビビってました。
そこへ、紀詠(キ・エイ)さんが手勢を率いて駆けつけ、さらに黒装束の謎の一団が宋墨さんに率いられて竇昭さんを助けに!厳朝卿(イェン・チャオチン)さんも秦光(シン・コウ)の動きがおかしいと気づいて引き返してきます。滄北幇の連中は「やべえ、四方八方から敵が!こりゃ王映雪(ワン・インシュエ)の罠にはまったか!?」って大慌て。
涙の再会、そして衝撃の事実が次々と…
ついに宋墨さんが竇昭さんの元へ!侍女たちは「奥様、本当に男勝りですわ!」って大絶賛。でもね、宋墨さんの顔を見た途端、気丈だった竇昭さんがわっと泣き崩れちゃうんです。「土匪を見ても泣かなかったのに、あなたの顔を見たら涙が止まらないの…」って。うぅ…こっちまで泣けてくるじゃないですか!宋墨さんは優しく竇昭さんを抱きしめて、「よく頑張ったな」って。このシーン、最高でした!
窓の外では、紀詠(キ・エイ)さんが二人の様子を見て、そっと微笑んで立ち去っていく…紀詠(キ・エイ)さん、あなたも切ないのね…。
宋墨さんは「君を守るために結婚したのに、かえって危険な目に合わせてしまった…」って自分を責めるんだけど、竇昭さんは「いいえ、あの人たちは私の嫁入り道具を狙ってきたのかもしれないわ」と気丈に振る舞います。
実は宋墨さん、影武者を使って部屋にいるように見せかけて、定国公の精鋭部隊を率いて都の平和を守ってたんです!竇昭さんは「早く帝のそばに戻って!定国公の精鋭のこともバレちゃダメよ!」と宋墨さんを送り出します。
でも、宋墨さん、去り際に何か不穏なものを感じて引き返すと、案の定、竇昭さんを狙う刺客が!間一髪で助けて、厳朝卿さんに尋問を命じます。
一方、今回の騒動の裏で糸を引いていたのは…やっぱり王映雪(ワン・インシュエ)!「まさかこんな大ごとになるなんて…責任追及されたらどうしよう」って不安がる王映雪(ワン・インシュエ)に、側近のばあやが「竇昭はもう死んだも同然。誰も奥様の仕業だなんて疑いませんよ」と囁きます。それを聞いて少し安心した王映雪、なんと口封じのためにそのばあやを殺害!怖すぎ!
悲劇は連鎖する…竇明(ドウ・ミン)の最期
そして、悲劇はまだ続くんです…。竇明(ドウ・ミン)さんが、王映雪の命令で魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)さんの令牌を盗んだ侍女が金品を持って逃げようとしているのを発見。侍女は「都でこんな騒ぎになって、巻き込まれるのが怖いんです!」と白状。竇明(ドウ・ミン)さんは夫の魏廷瑜さんの身を案じて探しに出るんだけど、途中で滄北幇の連中に見つかっちゃうんです!
滄北幇のボスは「こいつ、王映雪の娘じゃねえか!ちょうどいい、人質に…」と思った矢先、以前王映雪に殴られたことを思い出して逆上!なんと、竇明さんを刺し殺してしまうんです!竇明さん、すぐそこの部屋で魏廷瑜さんが仲間と飲み食いして遊んでるのを見ながら、声も出せずに息絶えるなんて…あまりにも悲しすぎます…。しかも、魏廷瑜さんのことを最後まで恨まず、彼に嫁いだことを後悔していなかったなんて…涙なしには見られません。
その頃、王格(オウ・カク)って人が宋墨さんの部屋を見張ってたんだけど、宋墨さんが戻ってきて何事もなかったかのように座ってるのを見て、特に異常なしと判断。宋墨さん、さすがの立ち回りです。
ついに黒幕が追い詰められる!竇昭の怒りの鉄槌!
厳朝卿さんの尋問で、英国公府の呂正(リョ・セイ)ってやつが屋敷の角門を開けて土匪を招き入れたこと、そして、城門を開けるのに使われたのが魏廷瑜さんの令牌だったことが判明!しかも、土匪は魏廷瑜さんが管轄してた北門から侵入してたんです!
これを知った竇昭さん、怒り心頭!まずは英国公府に乗り込みます!英国公の宋宜春(ソン・ギシュン)は逃げて会おうとせず、代わりに家政を取り仕切ってたお義姉さんを矢面に立たせます。でも、このお義姉さんも利用されるのはごめんだと、家の管理権を竇昭さんに渡しちゃいます。
次に竇昭さんが向かったのは、魏廷瑜さんが酒盛りしてた場所!竇昭さん、いきなり矢を放って魏廷瑜さんの酒杯を射抜く!魏廷瑜さん、ビビりまくり!竇昭さんは魏廷瑜さんの罪を厳しく糾弾!そして魏廷瑜さんは、自分の妻がすぐ近くで無残な姿になっているのを発見して、ようやく事の重大さに気づき、悲嘆にくれます。遅いよ!
王映雪、断罪の時!
帝は都での大騒動に激怒!宋墨さんに真相究明を命じます。そして、ついに王映雪の悪事が白日の下に!竇世枢(ドウ・シースー)さん(王映雪の夫かな?)は王映雪に罪を認めるよう促すんだけど、王映雪は「私は竇家のために尽くしてきたのに!こうなったらみんな道連れよ!」と逆ギレ!
そこへ、竇昭さんが竇明さんの亡骸を抱えて登場。「あなたが道連れにする最初の一人は、この竇明よ!」と突きつけます。娘の死を目の当たりにした王映雪、さすがにショックで悲痛な叫びをあげます。竇昭さんは「もし流寇がいなければ、昨日死ぬ人はいなかった!竇明も死ななかった!罪を犯した者が罰を受けるべきよ!」と王映雪を糾弾!
ついに王映雪は連行されることに。その時、振り返って竇昭さんを睨みつける顔が、もう…悪女そのものでしたね!
いや~、本当に濃密な1時間でした!竇昭さんの強さと優しさ、宋墨さんとの絆、そして王映雪の恐ろしさが際立った回でしたね。竇明さんの最期は本当に悲しかったですが、これで悪事が暴かれて少しは救われたでしょうか…。
つづく