今回の『九重紫』第31話、とんでもない展開の連続で、もうテレビの前で叫びっぱなしでしたよ!息もつかせぬとはまさにこのこと!早速、怒涛の31話のあらすじとネタバレを、興奮冷めやらぬうちにお届けします!
蘇る記憶、暴かれる陰謀の核心
まずね、あの雪の夜の出来事がついに明らかに!栖霞(せいか)が記憶を取り戻したのよ!彼女があの時、蒋蕙荪(ショウ・ケイツソン)に託した手紙って、実は絵に隠された秘密のメッセージだったなんて…!水を含ませた筆でなぞると文字が浮かび上がるって、まるでスパイ映画みたいじゃない?
その内容がまた衝撃的で、蒋蕙荪は遼東での大規模な汚職を掴んで、皇帝に報告しようとしていたのね。そして、栖霞はその絵を廊下の掛け軸に貼り付けた後、宋翰(ソン・ハン)と宋宜春(ソン・ギシュン)の会話を偶然聞いてしまうの。そこで、宋宜春が蒋蕙荪を手にかけたっていう、あの残酷な事実を知っちゃったわけ…。宋宜春の「舒瑶(しょよう)をこれ以上苦しませるわけにはいかない」って言い分、身勝手すぎて開いた口が塞がらないわ!
宋墨(ソン・モー)はその絵から、定国公が遺した汚職官僚のリストを発見!そこにはなんと、竇昭(ドウ・ジャオ)のお父さん、竇世英(ドウ・シーイン)の名前まで…!竇昭(ドウ・ジャオ)も、お兄さんの竇世枢(ドウ・シースー)がとっくに慶王(けいおう)の手下だってことは薄々気づいてたけど、まさかお父さんまでとはね…。これは竇世英が兄にハメられた可能性もあるのかしら?
父の過ちと迫りくる危機
竇昭(ドウ・ジャオ)と宋墨(ソン・モー)が問いただすと、竇世英は「沐閣老(もくかくろう)と竇世枢が使い込んだ金の穴埋めのためにやったんだ!」なんて言い訳するんだけど、宋墨(ソン・モー)は今の朝廷のヤバい状況を冷静に分析。慶王が皇位を奪おうと画策していて、竇世英もその駒にされちゃってるって警告するの。ようやく事の重大さに気づいた竇世英は、手を引こうとするんだけど、時すでに遅し…。宋墨の言う通り、辞職したって逃れられないわよね。だって、竇昭は宋墨の妻で、竇世英はその岳父なんだから。
竇昭は父を救うために、銀楼の主である魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)に契約書の買い戻しを申し出るんだけど、魏廷珍は弟の魏廷瑜(ウェイ・ティンユー)が死んだのは竇昭のせいだって逆恨みしてて、ガンとして受け付けないのよ!「今日は顔を立ててやったけど、次はないわよ!」って啖呵を切る竇昭、かっこよかったけど、魏廷珍も「あんたの将来だってどうなるかわからないわよ」って不気味なこと言うし、もうハラハラしっぱなし!
慶王の魔手、宋墨絶体絶命!
一方、慶王サイドも動きが活発化!紀詠(キ・エイ)が陳嘉(チン・カ)を味方に引き入れようと、最初は賭け事で誘い、ダメなら高官の地位で釣ろうとするんだけど、陳嘉はなびかないの。すると紀詠(キ・エイ)、今度は趙璋如(ジャオ・ジャンルー)を人質に脅すなんて、汚い手を使うのよ!陳嘉の顔色が変わったのを見て、こっちまで胸が痛くなったわ…。
そしてついに、竇世枢の手引きで宋墨と慶王が直接対決!慶王は「お前の毒を解いてやろう」なんて甘い言葉で揺さぶろうとするけど、宋墨は蒋蕙荪の恨みを忘れるわけがない!「なら明日、宋翰(ソン・ハン)の首をくれてやる」とまで言う慶王、本気なの!?
慶王は「皇帝を恨むべきで、秦檜(しんかい)を恨むな」なんて訳の分からない例え話で宋墨を丸め込もうとするけど、宋墨は「趙構(ちょうこう)も秦檜も岳飛(がくひ)の像の前で跪くべきだ!」って一喝!痺れるわー!
交渉決裂と見た慶王は、力づくで宋墨を捕らえようとするんだけど、ここで宋墨がまさかの大逆転!あっという間に慶王を人質にとって、事前に竇昭と打ち合わせていた通り、壁を爆破!隠されていた契約書を手に入れたのよ!この時の宋墨、本当に頼もしかった!
非情なる朝廷、引き裂かれる二人
でも、これで一件落着とはいかないのがこのドラマの恐ろしいところ…。宋墨は皇子殺害未遂の罪で、慶王に処刑を命じられちゃうの!しかも、そのタイミングで毒が回って吐血…!絶体絶命のピンチに、竇昭が汪公公(おうこうこう)と金吾衛を連れて駆けつけ、ギリギリのところで宋墨を救い出し、皇帝の元へ。
宮殿の前でひたすら宋墨を待ち続ける竇昭。皇后は「慶王がどんな罪を犯そうと皇帝の息子。宋墨がどんな手柄を立てようとただの臣下よ」って、あまりにも残酷な現実を突きつけるの…。それでも「宋墨が出てくるまで待ちます」って言う竇昭の健気さに涙腺崩壊よ…。皇后はさらに「宋墨が助かる道は、竇世英に罪を被せることだけ」なんて言うし、もうどうなっちゃうの!?
皇帝の前で証拠の契約書が示されるんだけど、朝臣たちはみんな慶王を擁護。皇帝は「血で汚れて読めない」なんて苦しい言い訳をして、宋墨に竇世英に罪を着せるよう暗に促すんだけど、宋墨はそれを拒否して自分の非を認めるのよ!男前すぎるわ!
皇帝は宋墨の態度に心を痛めつつも、結局は慶王を守るために、宋墨の官職を全て剥奪して昭獄送りを決定。この時の皇帝、宋墨の顔が若き日の蒋蕙荪と重なって見えたのか、血を吐いて倒れちゃうんだけど、それでも決定は覆らないの…。
牢に送られる宋墨を見て、竇昭は気を失って倒れちゃうし、宋墨は必死で竇昭を助けようとするし…もう見てられない!紀詠(キ・エイ)が竇昭を連れ去るんだけど、意識が朦朧としながらも「宋墨を助けに戻らないと」って言う竇昭が痛々しくて…。
そして、汪公公は何やら意味深な行動。お寺に何かを預けて宮殿に戻ると、大内の管理者が王格(オウ・カク)に変わってるって、これも何か裏がありそうよね?宋翰(ソン・ハン)は血眼になって紀詠のところに竇昭を捜しに来るし、もう最後の最後まで目が離せない展開だったわ!
つづく