あらすじ

宋翰(ソン・ハン)による安平(アンピン)殺害の真相が明らかになり、苗安素(ミアオ・アンスー)は宋翰への疑念を深める。一方、宮中では皇后が実権を掌握し、皇帝の排除と慶王と結託したクーデターを計画。宋翰も異姓王の地位を条件にクーデターに加担する。毒に苦しむ宋墨(ソン・モー)を竇昭(ドウ・ジャオ)が献身的に支える中、皇后の宴の裏でクーデターが勃発。竇昭は人質に取られるが、機転と仲間たちの協力、そして宋墨と苗安素が呼んだ救援により、絶体絶命の危機に立ち向かう。

ネタバレ

安平(アンピン)の死の真相と宋翰(ソン・ハン)の歪んだ愛

まず衝撃だったのが、安平(アンピン)の死の真相よ。覚えてる?董琪(トウ・キ)に殴られたって訴えに行った安平。なんと、助けを求めたはずの宋翰(ソン・ハン)に、逆にめちゃくちゃに殴られて殺されちゃったの!ひどすぎる…。しかも、その現場を偶然通りかかった車夫が一部始終を目撃!宋翰に逃げる背中を見られちゃったから、もうハラハラドキドキよ。

そんな中、苗安素(ミアオ・アンスー)の誕生日がやってくるの。宋翰ったら、都中を探し回ってネックレスをプレゼントするんだけど…これがまた複雑な心境にさせるのよね。苗安素(ミアオ・アンスー)は宋翰が何か隠してるって気づいてる。もし過去に戻れるなら、自分のために変わってくれる?って聞くんだけど、宋翰は頷くのよ。でもね、その夜、宋翰が眠りについた後、苗安素は贈られたネックレスをじっと見つめてて…何かを決意したような表情だったわ。一体何を考えてるのかしら!?

皇后の逆襲!丹薬に隠された野望

一方、宮中では皇帝が目を覚ますんだけど、皇后がすかさず丹薬を差し出すの。これ、盧院判が推薦した方士が作ったって言うんだけど、皇帝はすぐには飲まないのよ。さすが皇帝、抜け目ないわ。汪公公がそばにいるのを見て、司礼監は王格(オウ・カク)が掌握し、盧院判はとっくに都を去ったこと、そして盧院判は方士や丹薬を信用しないよう常に言ってたことを思い出すの。つまり、皇后が全てを掌握したってことよね。

皇后は昔、皇帝が自分を殉死させようとしていた遺言を聞いちゃって、その時から謀反の心を抱いていたのよ!怖い!でも、皇帝の前ではそんな素振りは見せず、昔、皇帝と一緒に朝政を議論した日々を懐かしむの。皇帝も、太子を先皇后に育てさせたことで皇后に苦労をかけたと、今ならどんなわがままでも聞くって言うんだけど…もう遅いわよね。

そこへ太子と梁閣老が強引にやってきて、祭祖のことを持ち出すの。皇帝は体調が悪いから、太子に代行を命じるんだけど、皇后はこの機に乗じて顧玉(コ・ギョク)を太子のお供につけるのよ。これがまた、後々のとんでもない展開に繋がるの!

慶王と宋翰、禁断の取引!そして宋墨(ソン・モー)の苦悩

皇后は顧玉(コ・ギョク)に、この件が成功すれば宋墨(ソン・モー)は助かり、顧玉にも爵位を与えると約束するの。その裏で、慶王は宋翰に宮中クーデターの協力を持ちかけてたのよ!宋翰はなんと、自分が最初の異姓王になることを条件に、この話に乗るの。慶王は苗安素を殺すよう命じるんだけど、宋翰は苗家の財産がなければ成功しないって言って、やんわり断るの。本当は苗安素を殺したくないのよね、きっと。そして、十五日にクーデター決行を決定!

その頃、宋墨は毒の発作で白髪になっちゃって、部屋に閉じこもってたの。竇昭(ドウ・ジャオ)が心配して駆けつけるんだけど、宋墨は今の自分の姿を見せたくないって竇昭(ドウ・ジャオ)を拒絶するのよ。でも、竇昭はそんなこと気にしない!宋墨が苦しんで血を吐いたのを見て、部屋に飛び込んで薬を飲ませようとするんだけど、宋墨は錯乱して竇昭の首を絞めそうになっちゃうの!寸前で正気に戻って部屋を飛び出すんだけど、竇昭はなんと、自分で薬を飲んで、口移しで宋墨に飲ませるのよ!もう、このシーンは涙なしには見られなかったわ…。

皇后の宴とクーデター勃発!

皇后の宮宴に竇昭が招かれるんだけど、その裏ではとんでもない計画が進んでたの。顧玉は祭祖へ向かう途中の太子を拉致!そして、宋翰は竇昭と宋墨の動向を監視していて、宋墨の毒の発作と竇昭の行動を慶王と紀詠(キ・エイ)に報告。紀詠(キ・エイ)は「今だ!」と行動開始を指示するの。

宮宴では、命婦たちが珍しい品々を持参する中、竇昭は西洋の品を持参。魏廷珍(ウェイ・ティンジェン)がいつものように嫌味を言うんだけど、竇昭はピシャリと言い返すのよ、さすが!皇后は竇昭の贈り物を褒め、竇昭は舞踊を披露。宴が華やかに進む中、外ではすでに殺戮が始まっていたの…!

宋翰が城門を開け、慶王軍を招き入れる!皇后は意味深な言葉と共に皆に酒を勧め、その直後、衛兵たちがなだれ込んできて、宴席にいた女たちを人質に取るの!でも、竇昭は冷静沈着。皇后の目的が、人質を取ることで反撃を躊躇させることだと見抜いてるのよ。皇后は竇昭のその態度に激怒して殺そうとするんだけど、その瞬間、竇昭が持参した時計が爆発!そこへ蘇琰(スー・イェン)が登場して皇后を制圧し、竇昭を連れて後退するの!

裏切りと救援!最後の希望は…

王格(オウ・カク)が追いついてきて、宋墨は死んだと嘘をつくのよ!その嘘に動揺した隙を突かれて、蘇琰(スー・イェン)が竇昭を庇って負傷し、捕らえられちゃうの!絶体絶命!王格は陳嘉(チン・カ)に竇昭を殺すよう命じるんだけど、なんと陳嘉(チン・カ)が王格を刺すの!大逆転!竇昭は緝影衛(しゅうえい)たちに、権力者の道具になるなと説得し、彼らは陳嘉に従うことを決意。竇昭は陳嘉に城門を守り、慶王と宋翰を阻止するよう命じるの。

そして、そこへ…宋墨が定国軍を率いて駆けつけるのよ!かっこよすぎる!実は、苗安素が福亭へ行くと見せかけて、竇昭からの手紙を定国軍に届けて、救援を呼んでいたの!苗安素、グッジョブ!

つづく