あらすじ
謝蘊(シエ・ユン)と殷稷(イン・ジー)は孔明灯を飛ばし、贈り物を交換するなどして心を通わせるが、太夫人が計画した火盆の儀式で爆発事故が発生。殷稷は謝蘊を庇い重傷を負う。謝蘊は殷稷を献身的に看病し、二人の間の誤解が解け始める。目覚めた殷稷は謝蘊への変わらぬ愛を告げる。爆発事件の犯人は蕭宝宝(シャオ・バオバオ)の侍女と判明し、罰せられる。蕭家も失脚し、謝蘊は両親の汚名をそそぐ決意を新たにする。
ネタバレ
心が通い始めた二人…しかし、忍び寄る悪意の影
まずは、ちょっと心が温まるシーンからスタート!謝蘊(シエ・ユン)と殷稷(イン・ジー)、二人が一緒に孔明灯を夜空に放ったんだ。あの幻想的な光景、美しかったよね~。しかも、謝蘊(シエ・ユン)が手編みの贈り物を殷稷(イン・ジー)にプレゼント!殷稷(イン・ジー)の嬉しそうな顔ったら!「もしかして、二人の関係、昔みたいに戻れるの?」って、こっちまでニヤニヤしちゃったよ。
でもね、そんな甘い雰囲気も束の間…。太夫人(たいふじん)が火盆の儀式を執り行うって言い出して、なんだか不穏な空気が漂い始めるんだ。謝蘊(シエ・ユン)が太夫人を支えて火盆のそばへ行くと、太夫人が「あら、手を捻っちゃったわ」なんて言い出して、謝蘊に儀式の代行を頼むの。…これって、絶対何かあるパターンじゃない?
案の定、謝蘊が竹竿を火盆に差し入れた瞬間、侍女の顔がこわばって、管家(かんけ)も「ん?なんか変な匂いが…」って気づくんだ。そう、それは硫黄の匂い!殷稷もその危険を察知して、間一髪で謝蘊を抱きしめてかばったんだけど、ドッカーン!!って大爆発!二人とも爆風で吹き飛ばされちゃったの!もう、心臓止まるかと思ったよ!
殷稷、愛する人を守るため…そして明らかになる誤解
謝蘊が目を覚ますと、そばには心配そうに見守る侍女が。でも、殷稷は謝蘊を庇ったせいで、かなりの重傷を負ってしまったみたい…。太夫人は、まあ、ちょっと驚いただけって感じだったけどね(怪しい…)。
侍女が謝蘊に「殷稷様は、あなたのことを本当に深く想っていらっしゃいます。お二人の間には、ずっと誤解があったのかもしれません」って語りかけるシーン、グッときたなぁ。それを聞いた謝蘊、急いで殷稷の元へ駆けつけるんだけど、まだ太医(たいい)が治療中。管家は「謝蘊様もどうかご無理なさらず」って言うんだけど、謝蘊は「私は大丈夫。彼のそばにいたいんです」って、もう健気で…!殷稷の火傷はかなりひどくて、しばらく療養が必要みたい。
意識が朦朧とする殷稷のそばで、ずっと付き添う謝蘊。彼の手を握ろうとするけど、ためらって…その手が宙をさまよう姿が、なんとも切なかった。でもね、殷稷がふと目を覚ますと、隣で眠っている謝蘊の姿が。自分の手は大丈夫そうだと確認すると、殷稷は謝蘊の方を向いて、そっと彼女に触れるんだ。
目を覚ました謝蘊は、わーって泣き出しちゃって。「あなたって、本当に馬鹿なんだから!」って。でも殷稷は、「君が無事なら、それでいい。もう二度と君を失いたくないんだ」って…!うわーん、ここで涙腺崩壊!殷稷、かっこよすぎでしょ!
陰謀の黒幕はやっぱりアイツ!断罪の時!
そんな感動的な再会も束の間、部下から衝撃の報告が!今回の爆発事件、なんと蕭宝宝(シャオ・バオバオ)の侍女が仕組んだことだったんだって!やっぱりー!
すぐに蕭宝宝(シャオ・バオバオ)と侍女が呼び出されて、侍女は最初「知らないわよ!」なんてシラを切ろうとするんだけど、ここで祁硯(チー・イエン)が登場!蕭家とのやり取りが書かれた手紙とか、買収に使った真珠とか、動かぬ証拠をバシッと突きつけられて、侍女もぐうの音も出ない状態に。殷稷、今回は容赦なかったね。二人とも、きっちり罰を受けてたよ。ザマァ!って思ったのは私だけじゃないはず(笑)
謝蘊の新たな決意
殷稷のそばで、かいがいしく世話を焼く謝蘊。そんな彼女を見て、殷稷はなんだか嬉しそう。
そして、物語のラスト、謝蘊は大牢へ。そこには、今回の事件に関わったとして蕭家の当主も投獄されてた。もちろん、蕭宝宝(シャオ・バオバオ)も城主夫人の座を剥奪されて、悲惨な状況に。謝蘊は、何か固い決意を秘めた表情で、「綿薄」(おそらく復讐の証や、決意を示す大切な品なのかな?)を取り出して、亡き両親の汚名をそそぐことを、改めて誓うんだ。
つづく