あらすじ

謝家の汚名をそそぐため、蔵書閣にある契約書を手に入れようと城主夫人の座を目指す謝蘊(シエ・ユン)。その裏で、蕭宝宝(シャオ・バオバオ)が王惜奴(ワン・シーヌー)に殺害され、王惜奴と夫人は謝蘊の真の目的に気づき、それを逆手に取ろうと画策する。

ネタバレ

今回の『愛憎の奴隷』第18話も、息つく暇もないくらい濃密な展開でしたね!もう、ドキドキハラハラしっぱなしで、テレビの前で思わず声が出ちゃいましたよ!

まず、私たちのヒロイン、謝蘊(シエ・ユン)!お兄様から「絶対に真相を見つけ出すんだ!」って強く言われてましたね。どうやら、先代の城主と謝蘊(シエ・ユン)のお父様が交わした「契約書」が、謝家の潔白を証明する鍵になるみたいなんです。でもね、その契約書が隠されているのが、なんと「蔵書閣」。そして、そこに入れるのは城主夫人だけだなんて…!お兄様も「とにかく慎重に」って心配してましたけど、そりゃそうですよね。謝蘊、どうするのー!?って感じでした。

そんな中、謝蘊と殷稷(イン・ジー)様の入浴シーン!キャー!ってなったのも束の間、殷稷(イン・ジー)様ったら、まだ謝蘊のお兄様のことで嘘をついてるんですよ。「大雪で来られないんだ、結婚式には間に合うかな?」なんて言ってましたけど、謝蘊は気づいてるのか、気づいてないフリなのか…。湯気の中でキスを交わす二人、殷稷様はすっかり謝蘊に心を許しているように見えるけど、謝蘊の胸の内には、まだ大きな秘密が隠されているんですよね。このシーン、甘いけど切なくて、胸がギュッとなりました。

そして、衝撃だったのが蕭宝宝(シャオ・バオバオ)の最期…。城主夫人じゃなくなってからの彼女の扱いは、見ていて本当に気の毒でした。侍女にも馬鹿にされて、「結局、道化だったのは自分だったのね…」って呟くシーンは、なんだかこっちまでやるせない気持ちに。そんな絶望の中にいた蕭宝宝(シャオ・バオバオ)の前に現れたのが、なんと王惜奴(ワン・シーヌー)!

王惜奴は「謝蘊も私の敵よ」なんて言って蕭宝宝に近づいて、言葉巧みに情報を引き出すんです。蕭宝宝も、もうヤケになってたんでしょうね。謝蘊が殷稷様の偽手紙にずっと前から気づいていたこと、殷稷様に完全に失望していたこと、殷稷様が蕭家を陥れたこと、そして謝蘊が謝家に行っていたことまで、洗いざらい話しちゃったんです!そしたら…!王惜奴、おもむろに蕭宝宝の後ろに回って、赤い絹布で…!うわーん、まさかこんな形で退場なんて、悲しすぎます!

夜になって、執事が殷稷様に「蕭宝宝様が自害されました」って報告するんですけど、殷稷様も「あいつのやり方じゃない」って不審に思ってましたね。そりゃそうです、あんなにプライドの高かった蕭宝宝が、簡単に自ら命を絶つなんて考えられません。もしこのことが蕭家に知られたら、また一波乱ありそうです。

一方、王惜奴はちゃっかりと「夫人」に事の顛末を報告。もし謝蘊が記憶喪失のフリをしていたとしたら、蕭家を打ち負かしたのも全て計算通りで、殷稷様の信頼を得て城主夫人になるのが目的だったとしたら…?「私たちは謝蘊を甘く見ていたかもしれない」って。そして、謝蘊が求めているのは謝家に関すること、つまり謝家の汚名をそそぐことだろうと推測。夫人はピンと来たみたいです、「蔵書閣ね!」って。そこにある証拠を手に入れようとしているんだと。でも、それを逆手に取れば、また殷稷様の命を自分たちの手中に収めることができるって、不敵な笑みを浮かべてましたよ!うわー、女の戦い、怖すぎ!

つづく