あらすじ

水に落ちた謝蘊(シエ・ユン)は記憶喪失を装い、殷稷(イン・ジー)は過去の出来事を偽って彼女を繋ぎ止めようとする。そこへ殷稷の妻と名乗る蕭宝宝(シャオ・バオバオ)が現れ、事態は混乱。謝蘊は、父の無実を知り殷稷への復讐を決意。記憶喪失の演技を続けながら、殷稷を翻弄していく。

ネタバレ

今回の『愛憎の奴隷』第9話も、息つく暇もないくらいハラハラドキドキの展開だったわね! まさか、あの謝蘊(シエ・ユン)がこんなことになっちゃうなんて…。

水の中で「助けてー!」って叫んでた謝蘊(シエ・ユン)、あれ、演技じゃなかったみたいね。殷稷(イン・ジー)が飛び込んで助けたんだけど、目覚めた謝蘊(シエ・ユン)は殷稷(イン・ジー)に抱きついて「水鬼が怖かったの、あなたがいてくれてよかった」なんて言うのよ。もう、殷稷(イン・ジー)も慰めるしかないわよね。謝蘊は「どうして記憶がないの?この4年、何があったの?私たち、別れちゃったの?」って泣きじゃくるんだけど、殷稷は必死に「別れてないよ、この4年間、僕たちは幸せだった」って嘘をつくの。謝蘊のお父さんとお兄さんのことも、殷稷を助けるために辺境に行ったなんて、よくもまぁそんな嘘がスラスラと!

でも、謝蘊もさすがよね、どこか信じきれない顔。殷稷がなんとか誤魔化そうとしたその時!タイミング悪く(良く?)蕭宝宝(シャオ・バオバオ)が登場!「私が殷稷の妻よ!」なんて言い出すもんだから、さあ大変!謝蘊はブチギレて殷稷に「よくも裏切ったわね!」って。殷稷は「彼女との結婚は利益のためで、愛なんてないんだ!」って弁解するんだけど、怒り心頭の謝蘊は殷稷を部屋から追い出しちゃうの。

ドアの外で殷稷が必死に言い訳してるんだけど、謝蘊は「あなたには他に誰がいるの?」って問い詰める。側夫人もいるって知った謝蘊は、もうこんな汚れた場所にはいたくないって、出て行こうとするのよ。殷稷も焦って、使用人たちに「余計なこと言ったらタダじゃおかないからね!謝蘊がまた短気を起こさないように、みんなで芝居するんだ!逆らう者は斬る!」って、もう必死よね。

一方、蕭宝宝(シャオ・バオバオ)は藁人形に謝蘊の名前を書いてチクチク…。殷稷が謝蘊にしたことを知って、蕭宝宝(シャオ・バオバオ)は謝蘊に本当のことを伝えようとするの。殷稷が書いた手紙まで見せるんだけど、謝蘊は信じないフリして、その手紙を火の中にポイッ!そしてニヤリと「覚えてるわ」って…。怖っ!

実は謝蘊、お父さんの巾着から密書を見つけてたのよ!そこには「婚礼の日は、殷稷の勢力を断ち切る絶好の機会」って、蕭家の当主から謝蘊のお父さんへの指示が書かれてたの。つまり、お父さんは殷稷に嫁ぐように言ったけど、それは蕭家のスパイとしてだったのね。これで謝家は無実だって確信した謝蘊。「お父様は裏切ってなんかいなかった…!」って涙ながらに、でも、今度は自分が復讐する番だって決意を固めるの。

そこからの謝蘊の演技がまたすごいのよ!大嫌いな鶏肉を無理やり食べて、本当に記憶喪失なんだって殷稷に信じ込ませようとするの。「一歩ずつ、謝家のために償わせてやるわ」って、心の炎がメラメラよ。

そんな時、蕭宝宝が殷稷に全部バラそうとしたんだけど、ちょうど謝蘊が突き飛ばされるのを殷稷が目撃!もちろん殷稷は謝蘊の味方よね、蕭宝宝を追い出しちゃうの。

殷稷の前では、か弱いフリして「どうしてこんな酷いことするの?嘘だらけの愛情なんていらないわ!」って泣き崩れる謝蘊。そして屋敷を飛び出しちゃうんだけど、殷稷は心配で後を追いかけるの。

謝蘊はふと、昔、殷稷が自分のために人形を弓で射落としてくれたことを思い出すのね。そして、弓矢店に行って、殷稷に弓を向けるのよ!でも殷稷は全然怖がらないで、一歩ずつ謝蘊に近づいていくの。謝蘊が放った矢は、殷稷の耳元をかすめていったわ…。殷稷は「信じてくれ、全部僕の本意じゃないんだ。君を守りたいだけなんだ」って必死に訴えるんだけど、謝蘊は何も言わずに去っていくの。殷稷はただ、その後ろ姿を見送ることしかできなかったわ…。

つづく