あらすじ
旅行団のメンバーが倒れたことをきっかけに、喬菲(チャオ・フェイ)と程家陽(チョン・ジアヤン)は彼らの中国旅行に付き合うことに。厳しい指導をする家陽と、持ち前の明るさで旅行団と心を通わせる喬菲。二人は反発しあいながらも、次第に距離を縮めていく。そんな中、家陽はフェイの通訳としての未熟さを指摘し、ある提案をする。一方、家陽に想いを寄せる文暁華(ウェン・シャオホワ)や、謎を抱える高家明(ガオ・ジアミン)の動きも物語に絡み始める。
ネタバレ
世話が焼ける!でも、それがイイ!
前回のトラブルで倒れた旅行団のズーズー。チャオ・フェイは甲斐甲斐しく病院で付き添います。その間、残りのメンバーはジアヤンに丸投げ(笑)。さすがフェイ、肝が据わってる!
無事に目を覚ましたズーズーは、「帰りたくない!中国を旅したいんだ!」と涙の懇願。お人好しのフェイはすぐに「わかったわ!」と引き受けちゃうんだけど、もちろんあの男が黙っちゃいない。
「安全が第一だ!今すぐ空港に送り返す!」
鬼教官ジアヤン、降臨!でもね、結局はフェイとズーズーの熱意に負けちゃうのが彼なのよ。「仕方ないな…」って言いながら、杭州観光を許可してくれるなんて、どんだけツンデレなの!?最高かよ!
まさかの浮気現場!?ジアヤンの秘密に赤面!
観光が実現して大喜びのズーズーは、お礼に二人をビール祭りに誘いたいと考えます。そこでフェイは、ジアヤンの部屋に意向を伺いに行くのですが…そこで事件は起きた!
コンコンッ…ガチャ。
ドアを開けたのは、なんと上半身ハダカのジアヤン! しかも部屋の中には、別の女性の姿が…!
「きゃー!ご、ごめんなさい!お邪魔しました!どうぞ続けて!」
もう、フェイの慌てっぷりが可愛すぎて(笑)。完全にあらぬ誤解をして、真っ赤になって退散しちゃうんです。
でもね、視聴者の皆さんはご安心を!実はこの女性、タトゥーの彫り師さんだったんです。ジアヤン、子供の頃から憧れていた岳飛の「精忠報国」というタトゥーを背中に入れようとしていただけ。お母さんに反対されて叶わなかった、子供時代のピュアな夢を叶えようとしてたなんて…!意外な一面に、こっちまでキュンとしちゃったよ!
旅の終わりと、新たな試練
一行は杭州の美しい景色を満喫。フェイはガイドとしても大活躍で、フランスからの旅行団メンバーとすっかり打ち解け、深い絆が生まれました。別れ際には、一人ひとりにプレゼントを渡すフェイ。そんな彼女にジアヤンは「そんなことしてたら破産するぞ」なんて憎まれ口を叩くけど、その横顔はどこか優しげ。
でも、優しいだけじゃ終わらないのがこの男。
空港に着くやいなや、フェイが観光中に犯した通訳ミスをびっしり書き出したカードを突きつけるんです!「君は基礎がなってない」と。落ち込むフェイに、「フランス文化センターの通訳クラスにでも行けば?」とアドバイス。…かと思いきや、「ま、今回のバイト代じゃ受講料も払えないだろうけどな」と一言多い!(笑)このアメとムチの使い分け、天才的すぎる!
鍵がない!からの…ドキドキお泊りイベント発生!
さあ、ここからが本番!家に帰ろうとしたフェイ、なんと家の鍵をズーズーへのプレゼントに入れたまま渡しちゃったことに気づくんです!ドジっ子すぎるでしょ!
見かねたジアヤンがホテルを取ってくれるんだけど、フェイは宿泊費を気にしてこっそりチェックアウト。ネットカフェで夜を明かそうとします。でも、そんなフェイの行動なんてお見通し!戻ってきたジアヤンにガッチリ捕獲されちゃいました。
そして、ジアヤンが下した決断は…
「俺の寮に泊まれ。俺は実家に帰るから」
えええええーーー!?!?
一つ屋根の下(一瞬だけど)キターーー!と興奮したのも束の間、さらなる波乱が!ジアヤンが帰った後、彼の寮を訪ねてきたのは、なんと恋のライバル、ウェン・シャオホワ!
バスローブ姿でドアを開けたフェイを見て、シャオホワの顔は凍りつきます。そりゃ誤解するよね!でも、ここでフェイがすごい。シャオホワの表情から「この人、絶対ジアヤンのこと好きだわ!」と瞬時に見抜き、速攻でジアヤンに電話でチクる(報告する)んです。この観察眼と行動力、さすがとしか言いようがない!
一方、もう一人のワケあり男、ガオ・ジアミンは、子供の治療費のために母親に30万元を借りに来ていました。彼の抱える闇も、物語に深みを与えていますね。
いやー、第10話、情報量が多すぎ!ジアヤンの意外な可愛さ、フェイのドジっ子からのファインプレー、そしてシャオホワを巻き込んだ恋の四角関係(?)の勃発!
『私のキライな翻訳官』第10話の感想
第10話は、ツンデレな程家陽(チョン・ジアヤン)の優しさが光る回でした。旅行団のわがままに呆れつつも、結局は喬菲(チャオ・フェイ)たちの願いを叶えてあげる姿に思わず口元が緩みます。特に、上半身裸の誤解シーンは最高でした!まさか子供時代の夢を叶えるためのタトゥーだったとは。彼の意外な一面が見られて、より一層キャラクターの魅力が深まりました。最後の寮でのすれ違いも、今後の展開を予感させる見事な引き。文暁華(ウェン・シャオホワ)の登場で、二人の関係がどう変化していくのか興味深いです。
つづく