あらすじ

喬菲(チャオ・フェイ)は自分の誕生日に、程家陽(チョン・ジアヤン)から特別な手料理を振る舞われるというサプライズを受けます。二人の間には穏やかで良い雰囲気が流れますが、そこにかかってきた一本の電話が状況を急変させます。一方、家阳が長年想いを寄せる

文暁華(ウェン・シャオホワ)

は、自身の将来を左右する大きな決断を迫られていました。それぞれの気持ちが交錯し、物語が大きく動き出します。

ネタバレ

最高の誕生日プレゼント!のはずが…

物語は、主人公喬菲(チャオ・フェイ)の誕生日のシーンからスタート。あのカタブツでドSな上司、程家陽(チョン・ジアヤン)が、なんとフェイをラーメン屋さんに連れて行くんですよ!

しかもただのラーメン屋じゃない。店主は通訳界のレジェンドで、ジアヤンの先輩でもある丁达(ディン・ダー)さん。ジアヤン、おもむろにコックコートを羽織ると、なんとフェイのために手ずから「長寿麺」を作り始めるんです!

「え、あなたラーメン作れたの!?」って、フェイと同じ顔でビックリしちゃいました(笑)。

心のこもった手作りラーメンに、バースデーケーキまで用意されて、さすがのフェイも完全に心を鷲掴みにされちゃいます。もうね、二人の間の空気は最高に甘くて、「これはもう、告白しちゃう流れでしょ!」って誰もが思ったはず!

一本の電話がすべてを壊す

しかし!このドラマはそんなに甘くなかった…。

いい雰囲気の真っ只中に、鳴り響く一本の電話。相手は、ジアヤンが長年想いを寄せている

文暁華(ウェン・シャオホワ)

からでした。

その内容は「周南(ジョウ・ナン)のプロポーズを受けた」という衝撃的なもの。

その瞬間、ジアヤンの顔から笑顔が消え、さっきまでの優しい彼はどこへやら。心配するフェイに「余計な口出しはするな!自分のケーキでも食ってろ!」と八つ当たり! ひ、ひどい…あんまりだよ、ジアヤン…。

フェイからしたら、まさに天国から地獄ですよね。せっかくの誕生日が、一瞬にして最悪の思い出に塗り替えられてしまいました。

すれ違う想いと、それぞれの決断

怒りに任せてシャオホワの元へ駆けつけたジアヤンは、「彼を愛してないくせに!俺が君と結婚する!」と、ついに長年の想いをぶつけます。しかし、シャオホワの決意は固い。彼女は、傾きかけた実家の会社を救うため、そして安定した未来のために、愛のない結婚を選ぶと告げるのです。切なすぎる…。

一方、ジアヤンにひどい態度をとられたにもかかわらず、彼のことを心配する健気なフェイ。なんと、シャオホワの婚約者であるジョウ・ナンの浮気の証拠写真をジアヤンに手渡します。「これをシャオホワさんに見せれば、きっと結婚を考え直してくれるはず」と。どこまでお人好しなんだ、フェイ…!

ジアヤンはその写真をシャオホワに送りますが、それでも彼女の心を変えることはできませんでした。

さらに、ジアヤンは兄である高家明(ガオ・ジアミン)にも怒りをぶつけますが、兄からは「俺にも長年好きな子がいる」と意外な告白をされ、「お前もシャオホワは諦めろ」と諭されてしまいます。

泥酔の果てに見える光は…?

結局、シャオホワから結婚式の招待状が届き、ジアヤンは自暴自棄になって泥酔。ぐでんぐでんになった彼を介抱するために呼び出されたのは、またしてもフェイでした。

ボロボロになったジアヤンを見て、フェイは「このまま諦めちゃダメ!」と彼を力強く励まします。

いやー、もう今回はフェイの健気さに涙が出そうでした。自分の誕生を台無しにされても、好きな人のために必死になれるなんて…。

ジアヤンはシャオホワへの想いを断ち切れるのか? そして、フェイの想いは彼に届くのか? 次回も目が離せませんね!

『私のキライな翻訳官』第13話の感想

程家陽(チョン・ジアヤン)が喬菲(チャオ・フェイ)の誕生日に手料理を振る舞う場面は、二人の距離が縮まったようで微笑ましかったです。しかし、

文暁華(ウェン・シャオホワ)

からの電話一本で雰囲気は一変。プロポーズを受けたと知り、家阳は冷静さを失ってしまいます。心配する喬菲(チャオ・フェイ)に八つ当たりする姿は見ていて辛いものがありました。愛のない結婚を選ぼうとする晓华と、彼女を想い続ける家阳、そして彼を健気に支えようとする喬菲。それぞれの想いが複雑に絡み合い、非常に見ごたえのある回でした。

つづく