あらすじ

チャオ・フェイと程家陽(チョン・ジアヤン)は、周囲に秘密の関係がバレないよう、スリリングな毎日を送っていた。そんな中、親切な同僚の登場で二人の仲は思わぬ方向へ。社内では彼らの根も葉もない噂が広まり、家陽はチャオ・フェイの前で思わぬ行動に出る。一方、チャオ・フェイは友人に付き合って参加したパーティーで、過去の因縁を感じさせる人物や、忘れていたはずの人物と思わぬ再会を果たす。さらに、彼女が翻訳官として抱える深刻な悩みも明らかになり、仕事も恋も前途多難な状況に直面する。

ネタバレ

チャオ・フェイと家陽(ジアヤン)の秘密の社内恋愛、いきなり大ピンチじゃない!?

恐怖の「お迎え」男、ハオ・ジョー出現!

前回、いい感じだったチャオ・フェイと家陽。でも、そこに新たなライバル(?)が登場!インターン仲間のハオ・ジョーが、なんと新車を買ったらしく、「僕が毎日送り迎えするよ!」なんて言い出しちゃったのよ。親切の押し売りってやつ?チャオ・フェイも断りきれなくて、せっかく家陽が迎えに来てくれたのに、もう帰っちゃった後…。電話でしどろもどろになるチャオ・フェイ、可愛すぎか!

翌朝、家陽がチャオ・フェイの家の前に車を停めると、ほぼ同時にハオ・ジョーも到着!ニアミスすぎるでしょ!この絶体絶命のピンチを救ったのが、我らが親友、呉嘉怡(ウー・ジャーイー)!彼女、家陽からサッと車のキーを受け取ると、何食わぬ顔で家陽の車を運転してその場を去っていくの。ナイスプレーすぎる!ハオ・ジョーは「あれ?見間違えたかな?」って感じで、その隙に二人はなんとか職場へ。でも、高級翻訳院(翻訳院)に着いたら今度は田主任(ティエンしゅにん)とバッタリ!家陽がとっさにティッシュをチャオ・フェイの顔に押し付けて隠し、自分は田主任の肩を組んで連れ去るっていう、もうスパイ映画さながらのドタバタ出勤!チャオ・フェイも「バス通勤より疲れる…」って、そりゃそうだよね(笑)。

素直になれない家陽の嫉妬が爆発!

社内では、やっぱり「チャオ・フェイが家陽に取り入って、正採用は内定済み」なんていう、いじわるな噂が広まっちゃうの。それを聞いたハオ・ジョーは、正義感から家陽に直接「二人は付き合ってるの?君が彼女を追いかけてるの?」って問いただしに行くのよ。

すると家陽、なんと「そんな事実はない」ってキッパリ否定!ちょうどそこへ資料を持ってきたチャオ・フェイ本人にも「俺のこと好きか?」って聞いちゃうの。突然そんなこと聞かれたら、チャオ・フェイもぶんぶん首を横に振るしかないじゃない!それを見た家陽は「ほら、お互い何とも思ってないんだから、噂なんて気にするな」ってハオ・ジョーに言うんだけど…。ハオ・ジョーがチャオ・フェイを気遣って連れて行った後、家陽の表情が一変!イライラしながら電話を取って、チャオ・フェイのために予約してたレストランをキャンセルしちゃうのよ!もう、このツンデレ!素直じゃないんだから!嫉妬してるのがバレバレで、こっちはニヤニヤしちゃうわよね!

パーティーで過去が交錯!衝撃の事実が明らかに…

その夜、嘉怡に無理やり付き合わされて、足を引きずりながらパーティーに参加したチャオ・フェイ。そこでなんと、家陽のお母さんと遭遇!お母様、チャオ・フェイを見るなり、過去に兄の高家明(ガオ・ジアミン)の彼女に渡した「10万元」のことを思い出してるの。これ、絶対今後の波乱の幕開けだよね…。

そして、パーティーをこっそり抜け出したチャオ・フェイの前に現れたのは、その高家明(ガオ・ジアミン)本人!チャオ・フェイは昔から疑問だったことを彼にぶつけるの。「どうして心理学を学んでたのに、急に神経外科、しかも脳の海綿状血管腫を専門にする医者になったの?」って。

そしたら、家明の口から衝撃の事実が…!

「君のためだ。君のお母さんの病気を治したかったから」

えぇぇーーー!そんな…そんな一途な想いがあったなんて!家陽との恋も気になるけど、家明のこの深い愛情、切なすぎて胸が苦しくなっちゃう…。

チャオ・フェイの深刻な悩みと、新たな火種

物語はしんみりしたまま終わらないの。チャオ・フェイには、誰にも言えない深刻な悩みがあったのよ。それは、同時通訳のブースに入ると、緊張で言葉が詰まってしまうっていう、翻訳官としては致命的な症状。彼女は自分のことだと隠して、「もしそういう学生がいたら、高級翻訳院に入るのは可能ですか?」って家陽に尋ねるの。でも、家陽の答えは「完全に不可能だ」と、あまりにも残酷なものだった…。

さらに、あのハオ・ジョーが、正採用が決まったらもっと待遇のいい会社に転職しようぜ!って、他のインターンたちを巻き込んで引き抜き工作を開始!もちろん、チャオ・フェイも誘われるけど、彼女は「高級翻訳院に残る」ってキッパリ断るの。強い意志は素敵だけど、問題は山積みよね。

いやー、今回も濃かった!家陽の嫉妬、家明の衝撃の告白、そしてチャオ・フェイの抱えるトラウマ…。二人の恋の行方はもちろん、チャオ・フェイは翻訳官になる夢を叶えられるのか、そしてお母さんの病気は…?気になることが多すぎて、来週まで待てない!みんなで一緒に、このドキドキを見守っていきましょ!

『私のキライな翻訳官』第15話の感想

第15話は、登場人物たちの隠された想いや過去が交錯し、物語に一層の深みを与えた回でした。チャオ・フェイと家陽(ジアヤン)の秘密の関係が、同僚の善意によってかえって窮地に陥る様子は、コミカルながらもハラハラさせられます。特に、家陽が嫉妬心から素直になれない場面は、彼の人間らしい弱さが垣間見え、非常に印象的でした。一方で、高家明(ガオ・ジアミン)が長年抱えてきた一途な想いが明かされるシーンは、本作の恋愛模様が単なる三角関係ではないことを示唆しており、胸が締め付けられる思いです。チャオ・フェイが抱える翻訳官としての致命的な悩みも明らかになり、彼女がこの先どのように困難を乗り越えていくのか、その過程から目が離せません。各キャラクターの感情が丁寧に描かれ、見応えのある展開でした。

つづく