あらすじ
正規採用試験を前に、インターン生たちの進路が分かれる中、喬菲(チャオ・フェイ)と程家陽(チョン・ジアヤン)の関係に大きな進展が見られます。家陽は特別な方法でフェイに想いを伝えようと試みますが、予期せぬ人物の登場によって、その時間は中断されてしまいます。その人物は、フェイが忘れたいと思っていた過去と深く関わっており、彼の出現によって、フェイと家陽の関係、そして周囲の人間関係が大きく揺らぎ始めます。新たな問題が次々と浮上し、物語は新しい局面を迎えます。
ネタバレ
いや~、今回の『私のキライな翻訳官』第18話、とんでもない神回でしたね!やっと、やっと喬菲(チャオ・フェイ)と程家陽(チョン・ジアヤン)の距離が縮まったと思ったら…まさかの地獄へ突き落とされる急展開!ジェットコースターのようなストーリーに、テレビの前で「うわー!」って声が出ちゃいましたよ!
ついに訪れた甘い時間…のはずが!
まずは、正規採用試験を前にしたインターン生たちの進路説明会から。家陽が、目の上のたんこぶだった嫌味な同僚・郝哲(ハオ・ジョー)のために、格上の就職先への推薦状を用意するという神対応を見せます。郝哲(ハオ・ジョー)は「君のおかげだ」なんてフェイに恩着せがましく言い残して去っていきましたが、まあ、これは壮大な前フリに過ぎませんでした。
本番はここからです!
家陽がフェイを映像教室に誘い、「アフレコゲームをしよう」と提案するんですよ。これがもう、甘酸っぱいのなんの! 映画の男女の役になりきってセリフを交わすうちに、二人の間にはどんどん良い雰囲気が漂い始めます。そして、家陽もついに勇気を出して「あの日の花は、君のために買ったんだ」と告白!
画面越しの私たちも「いけー!」と応援する中、家陽がフェイにキスをしようと顔を近づけた、その瞬間…!
パチッ!
教室の電気がつき、拍手しながら現れたのは、なんと家陽の兄・高家明(ガオ・ジアミン)!
え、なんでここに!?って視聴者もパニックですよ。しかも、家明の口から飛び出したのは「俺たち、昔付き合ってたんだぜ」っていう、とんでもない爆弾発言!
明かされる衝撃の過去と、最悪の再会
「は?」と固まる家陽と、顔面蒼白のフェイ。
家明はさらに、「お袋から金をもらって消えたくせに、今度は弟に乗り換えたのか?うちの家に何の恨みがあるんだ?」とフェイを激しく非難します。
涙を流しながら「そんなんじゃない…」としか言えないフェイ。 一体、二人の間に何があったのか?物語は、8年前の過去へと遡ります。
当時、母親の病気で心に重荷を抱えていたフェイは、心理カウンセリング室を訪れていました。その時の担当医こそが、若き日の家明だったのです。 家明はフェイに一目惚れし、彼女の母親を救いたい一心で、専門を神経外科に変えるほど彼女にのめり込んでいきました。
そして、医学院の卒業式で、大勢の前で「僕の彼女になってほしい」と一方的に告白し、困惑するフェイを強引に抱きしめたのです。 うわー…昔から結構ヤバい人だったのね、家明さん…。
フェイはずっと「付き合えない」と伝えたかったのですが、家明は聞く耳を持たず、高価なプレゼントを次々と送りつけてきます。 断ればその場で捨ててしまうという彼の性格に、フェイはプレゼントを受け取らざるを得ず、「後でまとめて返そう」と思っているうちに、こんな最悪の形で再会してしまったというわけです。 運命のいたずらってレベルじゃないですよ、これは…。
親友のファインプレー?それとも…
親友の窮地に、黙っていられないのが呉嘉怡(ウー・ジャーイー)です! 王旭東(シュードン)からもらったカードで現金をドーン!と引き出し、「これが昔のプレゼント代よ!二度とフェイを煩わせないで!」というメモを添えて、病院にいる家明に送りつけるんです。
嘉怡、男前すぎる!でも、これって火に油を注ぐことにならない…?とハラハラしちゃいますよね。
新たな嵐の予感…
そしてラスト。家陽の母親である張翹楚(ジャン・チャオチュー)が、以前パーティーでフェイを見かけたことを思い出します。 そして、部下に「あのパーティーにいた若い女の子たちがどこから来たのか調べて」と指示を出す、という不穏な動きが…!
兄弟間のドロドロな三角関係だけでもお腹いっぱいなのに、今度はラスボス感満載のお母様まで参戦ですか!?
もう、フェイの周りは敵だらけ!家陽との恋の行方は?そして、家明とのこじれにこじれた過去の真相は一体どうなるのか…!
『私のキライな翻訳官』第18話の感想
今回は、喬菲(チャオ・フェイ)と程家陽(チョン・ジアヤン)の関係が大きく進展するかに見えた矢先、衝撃的な展開が待っていました。二人がアフレコゲームを通して心を通わせ、キス寸前までいった甘い雰囲気は、家陽の兄・高家明(ガオ・ジアミン)の登場によって一瞬で打ち砕かれます。家明がフェイとの過去を暴露する場面は、非常に緊迫感がありました。8年前の出来事が回想され、家明の一方的な好意とフェイの困惑が描かれたことで、二人の複雑な関係性が明らかになります。親友の嘉怡の行動や、家陽の母親の調査など、新たな火種も生まれ、今後の人間関係から目が離せません。
つづく