あらすじ

インターンとしての日々に悩み、将来への不安を感じた喬菲(チャオ・フェイ)は、ついに自分の気持ちの整理がつかなくなり、誰にも行き先を告げずに故郷へと帰ってしまう。一方、高翻院ではインターンの最終成績が発表されるが、喬菲に関する思わぬ知らせが舞い込む。主任の家陽(ジアヤン)は、連絡の取れない彼女を心配し、その行方を探し始める。果たして彼は喬菲と再会し、彼女が抱える問題の真相を突き止めることができるのだろうか。

ネタバレ

今回の第20話、もうね、神回って言っていいんじゃない!?ツンデレ主任・家陽(ジアヤン)の不器用な優しさが大爆発!そして、私たちの喬菲(チャオ・フェイ)は、ついに自分の気持ちに気づいちゃうっていう、もう胸キュンと切なさが大渋滞の回でした!

さっそく、ドキドキの展開を振り返っていきましょー!

まさかの恋心にパニック!喬菲(チャオ・フェイ)、故郷へ逃避行

物語は、親友の呉嘉怡(ウー・ジャーイー)に悩みを打ち明ける喬菲(チャオ・フェイ)のシーンからスタート。

「もう高級翻訳院を諦める…」

えぇー!あんなに頑張ってたのに!?どうやら、どうしても同時通訳ができない自分に絶望しちゃったみたい。でも、理由はそれだけじゃなかった!

「笑っちゃうよね。私、あの程家陽(チョン・ジアヤン)を好きになっちゃったの」

キターーー!ついに自覚した!散々自分をイビり倒してきた鬼主任を好きになっちゃうなんて、皮肉すぎるけど、これぞ恋だよね!自分の気持ちに気づいて大混乱の喬菲は、誰にも告げずに置き手紙一つで故郷へ帰ってしまうのでした…。わかる、わかるよその気持ち!一旦リセットしたいよね!

トップ合格の朗報!…からの地獄行き告発メール

一方、高級翻訳院ではインターンの最終成績が発表されようとしていました。家陽が「本当に喬菲が1位なんだな?」って何度も確認するシーン、ニヤニヤが止まらなかったのは私だけじゃないはず(笑)。 口では厳しいこと言ってるけど、本当は誰よりも喬菲を信じてるんだから!

最高のニュースを伝えようと喬菲に電話する家陽。でも、もちろん繋がらない。そんな矢先、公示用のメールボックスに一通の爆弾が投下されます。

「告発:喬菲は過去に拘留された経歴がある」

はぁ!?何それ!?こんな大事な時に、誰なのよ、こんなことするの!当然、院内は大騒ぎ。田主任(ティエンしゅにん)から「事実確認をしろ!」と厳命された家陽、どうする!?

主任、暴走!愛の(?)大追跡劇が始まる

もう、ここからの家陽の行動力が凄かった!

嘉怡を問い詰めて(親友の王旭東(シュードン)をダシに使うあたり、さすが策士!)、喬菲が故郷にいることを突き止めると、なんと主任に断りも入れずに車でブッ飛ばして会いに行っちゃうの! 仕事より喬菲!もう気持ちがダダ漏れだよ、主任!

故郷で再会した二人。喬菲は、お母さんが腕を骨折してしまったから、しばらく帰れないと告げます。 「クビになっても仕方ない」と諦めモードの彼女に、家陽がかけた言葉がまたイイ!

「俺はもうすぐスイスに赴任する。だから、気まずくて戻れないなんて思う必要はない」

遠回しに「俺がいないなら戻ってこれるだろ?」って言ってるの、切なすぎるって!

これがツンデレの極み!不器用すぎるサプライズ支援

そして、今回のハイライトがここ!

家陽は、喬菲のお母さんの手術費用がないことを察して、とんでもない行動に出ます。スイスの

文暁華(ウェン・シャオホワ)

から送られてきた洋書をスッと取り出し、「これは翻訳の仕事だ。前金だ」と言って、自分のお財布からありったけのお金を渡しちゃうんです!

もう…不器用か!でも、最高か!

プライドの高い喬菲が素直に受け取れないことを見越して、「仕事」という口実を作る優しさ。お母さんはすっかり信じ込んで「いい職場ねぇ!」なんて大喜びしちゃって(笑)。 このおかげで、喬菲も高級翻訳院に戻る口実ができたってもんだよね。

すれ違うそれぞれの想い

その頃、別の場所でも恋模様が。嘉怡は、大好きなアイドルの傲天(アオ・ティエン)に会わせてくれるという旭东にホイホイついて行っちゃう。 自分の心が血を流しているのも知らずに…うぅ、旭东が切なすぎる!

そして、この物語のもう一人のキーパーソン、スイスの晓华。彼女は家陽への想いを綴ったメモを本に挟んで送ったのに、その本がまさか喬菲の手に渡ってるなんて夢にも思わないよね。 家陽の心が、もう自分にはないことに、彼女はまだ気づいていないのでした…。

お金を全部渡しちゃった家陽は、当然帰れず喬菲の家に一泊。そこで、家陽の兄・高家明(ガオ・ジアミン)の複雑な生い立ちについて語り合い、二人の距離はまた少し縮まるのでした。

まとめ

いやー、お腹いっぱい!家陽のツンデレからのデレ大放出に、胸キュンが止まらない第20話でした。自分の気持ちを押し殺して、ただただ喬菲のために行動する家陽、カッコよすぎでしょ!

でも、安心はできません。あの「告発メール」の爆弾はまだ処理されていないまま。一体誰が、何のために送ったのか?そして、この最大のピンチを二人はどう乗り越えるのか?

『私のキライな翻訳官』第20話の感想

第20話は、主人公二人の気持ちが大きく動いた回でした。鬼主任である家陽への恋心を自覚し、混乱して故郷へ帰ってしまう喬菲。その一方で、彼女のインターン首席合格という朗報を手にしながらも、彼女の過去に関する匿名の告発に直面する家陽。連絡が取れない喬菲を案じ、居場所を突き止めて会いに行く彼の行動力には驚かされます。特に、彼女の家族の困難を察し、翻訳の仕事と偽って金銭的な援助をする場面は、彼の不器用ながらも深い優しさが表れており、非常に印象的でした。二人の関係性の変化から目が離せません。

つづく