今回の『私のキライな翻訳官』第21話、正直言って神回でしたね!ジェットコースターみたいな展開に、テレビの前で何度「ええっ!?」って声が出たことか…。早速、胸キュンとハラハラが止まらなかった21話の濃厚すぎる内容を、ネタバレ全開で語っていきたいと思います!

理想の彼氏すぎる家陽と、喬菲(チャオ・フェイ)の深い悩み

物語は、朝から甲斐甲斐しく喬菲(チャオ・フェイ)ママのお買い物に付き合う程家陽(チョン・ジアヤン)の姿からスタート。 近所の人たちからすっかり「喬菲(チャオ・フェイ)の彼氏」扱いされて、ママもまんざらでもない様子。 「うちの娘は昔から苦労してて…」なんて、家陽に娘の健気さを語るシーンは、もう完全に未来の義理の息子へのアピールタイムですよね(笑)。

でも、そんな穏やかな日常の裏で、二人の前には大きな壁が立ちはだかります。

喬菲ママの手術は無事に終わるものの、麻酔から覚めない母親を前に、喬菲は自分の無力さを痛感…。 彼女が家陽に打ち明けた悩みは、本当に胸が締め付けられるものでした。

一つは、「母親のことが心配で、海外赴任はできない」ということ。 いつ何があるか分からない母を置いて、遠くへは行けない。娘として、当然の気持ちですよね。

そしてもう一つが、翻訳官として致命的な「同通ブースに入れない」というトラウマ。 努力だけではどうにもならない心の壁に、彼女はずっと苦しんでいたんです。

そんな喬菲を、家陽は「君は一人じゃない」「僕がそばにいる」と力強く励まします。 この男、どこまでカッコいいんだ!

母親たちの思惑と、最大の爆弾投下!

一方で、大人たちの世界は相変わらずドロドロ(苦笑)。

家陽ママの張翹楚(ジャン・チャオチュー)は、いまだに「喬菲が昔10万元を持ち逃げした」と信じて疑いません。 でも、ここで家陽パパが「証拠もないのに決めつけるな」とナイスな一言! どうやら、このお金の話には何か裏がありそうですね…。

そして、物語が大きく動いたのは、喬菲が家陽の本の中から一枚のメモを見つけてしまった瞬間でした。

それは、家陽の元カノ・文暁華(ウェン・シャオホワ)からのもの。

…皆さん、どうします、これ!?よりによって、その「今日」がまさに今日!

恋人が元カノからのこんな手紙を見つけちゃったんですよ!喬菲は一瞬、メモをゴミ箱に捨ててしまおうかと葛藤します。 でも、彼女は正直に、そのメモを家陽に手渡すんです。 選択の権利は家陽にある、と。もう、この健気さが泣ける…!

涙の決断の先に…最高のサプライズが待っていた!

さあ、ここからがクライマックス!

家陽は一体どちらを選ぶのか!?視聴者全員が固唾をのんで見守る中、喬菲のもとに一本の電話が。なんと、家陽から「駅に預けてある車を取りに行ってくれ」という伝言。

「自分は元カノに会いに行くくせに、私に車の引き取りをさせるわけ!?」

ちょっぴり(いや、かなり)イラっとしながら駅に向かう喬菲。 気持ちは痛いほど分かります。

そして、車のトランクがなぜか開いているのに気づき、閉めようと後ろに回った、その時でした。

トランクの中に広がっていたのは、真っ赤なバラで形作られた、大きな大きなハート!!

呆然とする喬菲のそばに、いつの間にか家陽が現れます。そして、言葉を発する間もなく、彼女を強く抱きしめ、深く、深くキスをするのでした…。

そう、家陽は文暁華(ウェン・シャオホワ)の元へは行かなかった。彼が選んだのは、紛れもなく喬菲だったんです!

その頃、空港で一人待ちぼうけを食らう文暁華の元に父親が現れ、「程家陽(チョン・ジアヤン)は来ない」と告げるシーンとの対比が、また切ない…。

いやー、最後のサプライズには本当にやられました!喬菲の涙の決断が、最高の形で報われましたね。ようやく、心から結ばれた二人。これからの展開がますます楽しみで仕方ありません!

『私のキライな翻訳官』第21話の感想

今回のエピソードは、登場人物たちの感情が深く描かれた、非常に見ごたえのある回でした。家陽が喬菲の母親にまで気を配り、心から彼女を支えようとする姿は、二人の関係が確かなものへと進んでいることを感じさせ、とても温かい気持ちになりました。その一方で、喬菲が抱える翻訳官としてのトラウマや、母親を置いていけないという現実的な悩みは、彼女のキャラクターに深みを与えています。物語の大きな転換点となったのは、元恋人・文暁華からの手紙です。この手紙を巡る喬菲の葛藤と、最終的に彼女が下した誠実な決断には胸を打たれました。そして、その決断に家陽がどう応えるのか、緊張感を持って見守りましたが、ラストシーンでの彼の行動は、これ以上ないほど感動的な答えでした。二人の絆の強さを改めて確認できた、満足度の高い内容です。

つづく