あらすじ
母親の病気のため、チャオ・フェイは休暇を申請し、上海へ母親を呼び寄せる準備を進める。彼女を支えるチョン・ジアヤンと、その兄で医師のガオ・ジアミン。しかし、フェイを巡って兄弟間の緊張は次第に高まっていく。一方、私生活で問題を抱えるウェン・シャオホワは、精神的に追い詰められ、翻訳院での立場にも変化が生じ始めていた。それぞれの人間関係が複雑に絡み合い、新たな波乱を予感させる。
ネタバレ
ついに兄弟がガチバトル!恋の宣戦布告がヤバすぎる!
まず今回のメインイベントは、なんと言ってもチョン・ジアヤンと兄ガオ・ジアミンの対立よね!
主人公のチャオ・フェイは、お母さんの病気の手術のために大忙し。上司に休暇を申請して、手術費用をガオ・ジアミンに託し、実家のお母さんを上海に迎える準備を進めるの。本当に親孝行で健気よね…。
でも、そこに水を差すのが、あのガオ・ジアミン!フェイに対して「君がジアヤンと別れるのは時間の問題だ」なんて、不吉なことをサラッと言うのよ。もちろん我らがフェイは「あなたと付き合う気はない!」ってビシッと言い返すんだけど、この男、まったくめげないのよね。
フェイとジアヤンが二人で仲良くお母さんを病院に連れて行くと、そこでもジアミンが大暴れ!お母さんの前でやたらと親切に振る舞ったかと思えば、CT検査の付き添いで「僕がチャオ・フェイの彼氏です」なんて大嘘をついちゃうの!お母さんもビックリして心配しちゃうじゃないのよ!
弟のジアヤンが「兄さん、なんてこと言うんだ!」って怒るのも当然よね。でも、ジアミンは悪びれる様子もなく、「これは俺の本心だ」と開き直り!そして、ついに言っちゃったのよ…。
「今日から俺たちは兄弟じゃない。一人の女性を愛する、ただの男同士だ。俺は必ずチャオ・フェイを奪う!」
キターーー!ついに来たわ、兄弟間の仁義なき戦いのゴングが鳴り響いた瞬間よ!愛する人のために、実の弟に宣戦布告するなんて…!このドロドロ感、たまらないわね!
追い詰められた女の策略…ウェン・シャオホワが動き出す
一方で、もう一人のヒロイン、ウェン・シャオホワも崖っぷちに立たされていたわ。
夫の周南(ジョウ・ナン)が、彼女の父親の会社に乗り込んできて金の催促。口論の末、周南(ジョウ・ナン)に突き飛ばされたシャオホワは、突然吐き気を催すの。もしかして…妊娠!?ってことで、あれだけシャオホワに冷たかった周南の態度が豹変!「国宝」みたいに大事に扱い始めるんだから、現金な男よね(笑)。
でも、幸せは長く続かないのがこのドラマ。病院の診断結果は、なんと「妊娠ではなく慢性胃炎」。それを知った周南は、手のひらを返したようにシャオホワを罵倒するの。もうクズの極みよね!
愛のない結婚生活、そして偽りの妊娠騒動…。心身ともにボロボロになったシャオホワは、ついに悪女のスイッチをONにしちゃうの。彼女は翻訳院に行くと、フェイが抱える「同時通訳ブースに入れない」という弱点を、意地の悪い同僚たちにわざとらしく漏らすのよ…。あー、これは絶対面倒なことになるやつだわ!嫉妬に燃える女って、本当に怖いわね…。
手術は成功!でもフェイの前途は多難…
物語の最後、チャオ・フェイのお母さんの手術は、ガオ・ジアミンの執刀で無事に成功!これは本当に良かったわよね。ホッと一安心。
でも、フェイの周りには暗雲が立ち込めたまま。上司の田主任(ティエンしゅにん)が、心配した同僚たちからの見舞金を渡そうとするんだけど、フェイは固辞するの。「特別扱いされたくない」って気持ち、痛いほどわかるわ。
そんなフェイに、田主任(ティエンしゅにん)は厳しい現実を突きつけるの。「チョン・ジアヤンとの関係がある限り、『特別』というレッテルは剥がせない」ってね。
お母さんの手術は成功したけど、恋は仁義なき兄弟バトルに発展し、職場ではシャオホワの策略で新たなイジメの火種が…。チャオ・フェイ、前途多難すぎる!
さあ、次回はどうなっちゃうのかしら!?ジアヤンとジアミンのバトルはどっちに軍配が上がるの?そして、シャオホワの罠にフェイはハマってしまうのか!?
『私のキライな翻訳官』第28話の感想
第28話は、登場人物たちの感情が激しくぶつかり合う、非常に見ごたえのある回でした。特に、チャオ・フェイを巡るチョン・ジアヤンとガオ・ジアミン兄弟の対立が表面化し、ついに弟へ宣戦布告する兄の姿には緊張が走りました。一方で、私生活の苦境から追い詰められ、静かに策略を巡らせ始めるウェン・シャオホワの変貌も印象的です。主人公チャオ・フェイが、母親の病気、複雑な恋愛、職場の問題という三重苦に直面する姿には、胸が締め付けられる思いがします。各キャラクターの思惑が絡み合い、物語に一層の深みを与えています。
つづく