あらすじ
高級翻訳院で新たなプロジェクトが始動し、喬菲(チャオ・フェイ)と家陽(ジアヤン)は公私ともにパートナーとなるが、上司からは関係に注意を受ける。そんな中、喬菲は困っている友人のために家陽に内緒で仕事探しを依頼するが、その行動が二人の間に少しずつすれ違いを生んでいく。一方で、女優を目指す親友の嘉怡には思わぬトラブルが発生。それぞれの人間関係が複雑に絡み合い、新たな波乱を予感させる。
ネタバレ
今回もハラハラドキドキの展開でしたね!順調に見えた喬菲(チャオ・フェイ)と程家陽(チョン・ジアヤン)のカップルに、じわじわと暗雲が立ち込めてきました…。愛が深まるほど、不安も大きくなるってことなんでしょうか?それでは早速、波乱の第33話を振り返っていきましょう!
公私混同はNG?職場に漂う微妙な空気
物語は、高級翻訳院(高級翻訳院)の会議からスタート。国家的な翻訳プロジェクトのメンバーが発表され、なんとチームリーダーに家陽、そして主翻訳官に喬菲(チャオ・フェイ)が選ばれます!まさに公私ともに最強パートナー!…と喜びたいところですが、田主任(ティエンしゅにん)から「職場では立場をわきまえ、あまりイチャイチャしないように」と釘を刺されちゃいます。
「正々堂々と恋愛してるんだから、何も隠すことはない!」と反論する家陽ですが、上司と部下という関係性が、二人の間に微妙な壁を作っていく予感がしますね…。
喬菲(チャオ・フェイ)の優しさが裏目に…家陽に芽生えた不信感
そんな中、喬菲のもとに元同僚の郝哲(ハオ・ジョー)から「仕事がなくて困っている」と助けを求める連絡が。お人好しの喬菲は、彼が誰なのかを隠したまま、家陽に仕事の斡旋を頼んでしまいます。
これが今回の大きな火種に!家陽が親友の王旭東(シュードン)に頼んで調べてもらったところ、この「友人」というのが、なんと顧客情報を盗んで業界を追われた札付きのワル、郝哲だったことが判明!
「なぜ俺に隠し事をするんだ…?」
喬菲の良かれと思っての行動が、家陽の心に深い疑念の影を落としてしまうなんて、切なすぎますよね…。
喬菲ママの言葉が重い…「愛は行動で示して」
一方、喬菲のいない隙に、彼女の母親が家陽を呼び出します。
「なぜ娘があなたのプロポーズを受けないかわかる?あなたのお母様に会ってわかったわ」
そう切り出したお母さん。家陽の母親からの反対を乗り越えられない限り、プライドの高い喬菲は傷つくだけだと心配しているのです。家陽は「絶対に別れません!」と力強く宣言しますが、お母さんから返ってきたのは、核心を突く一言でした。
「本当の覚悟は、短い時間で決断することじゃない。長い時間をかけて行動で示すことよ」
うーん、深い!これは家陽にとって、重い宿題になりましたね。
決定的なすれ違い!家陽、嫉妬の炎が燃え上がる…
その夜、家陽は喬菲をロマンチックなディナーに誘いますが、喬菲は「親友の呉嘉怡(ウー・ジャーイー)と約束があるから」と断ります。しかし、その直後!家陽は、喬菲が嘘をついて高家明(ガオ・ジアミン)医師のオフィスにいるところを目撃してしまうんです!
(え、なんで家明と…?俺に言えないことって何なんだよ!)
もう家陽の心の中は、嫉妬と不安でぐちゃぐちゃ。視聴しているこっちまで胸が苦しくなりました…。
一方その頃…嘉怡と旭東のドタバタ劇場!
シリアスな本筋とは裏腹に、笑いと涙(?)を提供してくれるのが呉嘉怡(ウー・ジャーイー)と王旭東(シュードン)のコンビ。
嘉怡は、女優になるために大金(なんと10万元!)を払って手に入れたはずのドラマの役が、実は真っ赤なウソだったことが発覚!詐欺師にけむに巻かれ、家賃さえ払えないどん底に…。そんな彼女に「俺の家に住めよ!」と救いの手を差し伸べたのが、我らが旭東!彼の男気、最高です!この二人の関係も、どうなっていくのか見逃せませんね。
嵐の前の静けさ?新たな爆弾投下の予感
物語のラスト、喬菲のお母さんが無事に退院します。担当医だった高家明(ガオ・ジアミン)とも穏やかに別れの挨拶を交わし、一件落着…かと思いきや!
家陽が家明に「明日は母さんの誕生日だ、忘れずに帰ってこいよ」と声をかけると、家明は意味深にこう問い返すのです。
「喬菲は一緒に行くのか?」
ひえぇぇ…!きましたよ、最大の難関、家陽ママの誕生日会!喬菲への風当たりが強い程家で、一体何が起こるというのか!?
『私のキライな翻訳官』第33話の感想
今回は、喬菲と家陽の間に生まれる些細な隠し事が、修復しがたい溝へと発展していく様子が描かれ、非常に見応えがありました。良かれと思っての喬菲の行動が、結果的に家陽の不信感を煽ってしまう展開は、恋愛におけるコミュニケーションの難しさと大切さを改めて感じさせます。特に、家陽が喬菲と家明の関係を誤解する場面は、彼の嫉妬と不安が痛いほど伝わってきました。二人の愛が試される、重要な局面を迎えた回でした。
つづく