あらすじ

親友のジャーイーと深酒をしたチャオ・フェイは、酔った勢いで上司であるジアヤンの高級車を壊してしまう。翌日、クビを覚悟で出勤したチャオ・フェイだったが、ジアヤンの反応は予想外のものだった。この一件をきっかけに、二人の関係に少しずつ変化が訪れる。一方で、ジアヤンの幼なじみであるシャオホワは彼に助言を与え、チャオ・フェイはボランティア先の病院で医師のジアミンと偶然再会する。それぞれの思いが交錯し、物語は新たな展開を迎える。

ネタバレ

酔っ払いコンビ、やらかす!高級車のミラーが…!

物語は、我らがヒロイン・喬菲(チャオ・フェイ)と親友の呉嘉怡(ウー・ジャーイー)が、いい感じに酔っぱらってフラフラ歩いているシーンから始まります。

高級翻訳院の前を通りかかったとき、ジャーイーの目に飛び込んできたのは、なんと程家陽(チョン・ジアヤン)の愛車である高級車キャデラック! 憧れの車を前に、ジャーイーのテンションは最高潮!「私のドリームカー!」とばかりに、酔った勢いで車にベタベタと抱きついちゃいます(笑)。

「ちょっと、やめなさいよ!」と慌てて引きはがそうとするチャオ・フェイ。二人がもみ合っているうちに…

バキッ!!!

…嫌な音が。そう、なんと車のサイドミラーをへし折ってしまったのです! 一瞬で酔いが覚めた二人、警報音が鳴り響く中、一目散にその場から逃走!いや~、酔った勢いって本当に怖いですね(汗)。

鬼教官がまさかの謝罪!?「ごめんなさい」の応酬

翌朝、チャオ・フェイは二日酔いと罪悪感で頭がガンガン。恐る恐る出勤すると、案の定、愛車の前で仁王立ちするジアヤンの姿が…。

「終わった…」と観念して、遠回りしようとするチャオ・フェイですが、しっかり呼び止められます。そしてジアヤンからの一言。

「僕が何を言いたいか、当ててみて」

もうこれは完全にバレてるやつ!チャオ・フェイは震える声で「ご、ごめんなさい…」と謝罪します。

ところが!ジアヤンから返ってきたのは、まさかの言葉でした。

「僕が言いたかったのも『ごめんなさい』だ」

えええええ!?どういうこと!?

実はジアヤン、壊れたミラーの修理で保険会社とやり取りした際、「自分で壊したんじゃないか」と全く信じてもらえなかったそう。 この経験を通して、自分がチャオ・フェイに対して「体を売って金を稼いでいる」と疑い、彼女の人格を全く信じていなかったことを猛省したのです。

まさかの鬼教官からの謝罪に、チャオ・フェイもポカーン。でも、この一件で二人の間の氷が少し溶けたような、いい雰囲気になりましたよね!

ツンデレ炸裂!「人魔」モード、再びON!

すっかり人が変わったように穏やかになったジアヤン。しかし、彼の幼なじみであり、想い人でもある

文暁華(ウェン・シャオホワ)

は、その変化を快く思いません。

「あなたはエリートなのよ。インターン一人のために教育方針を変えるなんてダメ」

シャオホワのこの一言で、ジアヤンは再び厳しい「人魔(鬼教官)」モードに逆戻り! インターンたちをビシバシ指導し始めます。

でも、一度チャオ・フェイを認めた彼の心は、もう元には戻れません。専門用語の翻訳を巡って、物怖じせずに自分と議論を交わすチャオ・フェイの姿に、思わず口元が緩んでしまうジアヤン。 そうそう、それでこそツンデレよ!とテレビの前で叫んでしまいました(笑)。

それぞれの恋模様も動き出す…

一方で、チャオ・フェイの親友ジャーイーは、イケメン医師の高家明(ガオ・ジアミン)からの連絡を心待ちにしていますが、音沙汰なし。

その頃チャオ・フェイは、ボランティア先の病院で偶然にもその高家明(ガオ・ジアミン)と再会!なんと彼から「今夜会えないか」と誘われてしまうのです!

さあ、大変なことになってきました!

チャオ・フェイとジアヤンの関係はどうなっていくのか?そして、謎の多い医師・高家明(ガオ・ジアミン)の目的とは一体…!?

『私のキライな翻訳官』第7話の感想

今回の第7話は、登場人物たちの人間性が深く掘り下げられた回でした。特に印象的だったのは、鬼教官・程家陽(チョン・ジアヤン)の大きな変化です。酔ったチャオ・フェイが彼の車のミラーを壊すというハプニングが、まさか彼に自らを省みさせ、謝罪させるきっかけになるとは驚きました。この一件で、彼の厳しさの裏にある誠実さが垣間見え、キャラクターに一層の深みが増したように感じます。また、幼なじみのシャオホワの言葉で再び厳しい態度に戻る姿は、彼の立場の複雑さを表していて興味深かったです。チャオ・フェイとジアミンの新たな接触もあり、各キャラクターの関係性がどう交錯していくのか、今後の展開が非常に気になります。

つづく