あらすじ
シンイエンとシンルオの関係に思わぬ邪魔が入る一方、チョンジョウとチェン・ジューの関係は過去の誤解から大きな岐路に立たされます。恋愛リアリティショーの撮影が進む中、ある出来事をきっかけに、登場人物たちはそれぞれのパートナーとの関係を改めて見つめ直すことになります。すれ違う想いと、秘められた真実が明らかになる、心揺さぶられるエピソードです。
ネタバレ
まさかの闖入者!甘い夜はクローゼットの中で…
前回のラストで、恋人関係には戻らないけど、お互いの愛を再確認したシンイエンとシンルオ。いい雰囲気でお部屋デートを楽しんでいたところに、まさかの闖入者が!
ドアを激しくノックしたのは、なんと泥酔した親友のチョンジョウでした。 シンルオは慌ててクローゼットに隠れるハメに!シンイエンが「落ち込んでるお前のために部屋を飾り付けたんだ」なんて優しい嘘をつくもんだから、感動したチョンジョウは酒盛りを始めちゃって、さあ大変!
なんとかチョンジョウがトイレに行った隙に脱出しようとするシンルオ。でも、なぜかそこにあったはずのTシャツがない!と思ったら、トイレから出てきたチョンジョウがそのTシャツを手に持ってるじゃないですか! あっけなく二人の関係がバレてしまい、チョンジョウの酔いも一気に覚めちゃいました(笑)。
「恋人じゃないのに、やってること恋人じゃん!」と混乱するチョンジョウに、シンイエンは「どんな関係だろうと、俺の心にはシンルオしかいない」とキッパリ。 かっこよすぎか!結局、チョンジョウは大好きなゲームのレアスキン30個で買収され、二人の秘密を守ることを約束するのでした。 この友情、プライスレス(笑)。
切なすぎる…シャンパンローズが招いた誤解
舞台は恋愛リアリティショーへ。脱落者が決まる中、チョンジョウは自分が選ばれると覚悟し、シンイエンに別れを告げます。
しかし、番組の計らい(?)で、チョンジョウの次のデート相手であるジアジン弁護士との待ち合わせ場所が、なんと元妻チェン・ジューのカフェに設定されるという鬼展開! これはチャンスだと思ったチョンジョウは、謝罪の気持ちを込めて「シャンパンローズ」を一本用意します。
でも、これが悲劇の始まりでした…。カフェに現れたチョンジョウとジアジン弁護士を見たチェン・ジューは、チョンジョウが持つ花を見て激怒!「結婚してた頃は、シャンパンローズと黄色のバラの区別もつかなかったくせに!離婚したら分かるようになって、他の女に渡すわけ!?」と、怒りを爆発させて店を飛び出してしまいます。
追いかけるチョンジョウですが、チェン・ジューは聞く耳を持ちません。誤解は解けないまま、「明後日、役所で離婚手続きをしましょう」と冷たく言い放たれ、立ち尽くすチョンジョウの後ろ姿が、もう切なくて切なくて…。
ついに和解!涙のキスと、見つけられた本当の気持ち
番組のポスター撮影のため、学生時代の制服が必要に。チョンジョウと顔を合わせたくないチェン・ジューは、彼の代わりに実家へ制服を取りに行きます。そこで偶然見つけたのは、昔の自分の手帳でした。
シンルオたちにせがまれて中を見ると、そこにはチョンジョウが書いた約束のメモが。「毎年チェン・ジューの誕生日には、アイスクリームケーキを買う」という、何気ないけど愛情のこもった約束。 シンルオは「彼は本当にあなたを愛してるのよ。だからいつも折れてくれるんじゃない」と、チェン・ジューに離婚を考え直すよう優しく諭します。
そして、ポスター撮影の日。チェン・ジューはついに、自分の過ちを認めてチョンジョウに心から謝罪します。誤解が解け、本当の気持ちを伝え合った二人は、熱いキスを交わして仲直り! いやー、このシーンは泣けましたね!遠回りしたけど、やっと素直になれた二人に、心から「おめでとう!」と言いたいです。
一方で、ユースーとシー・チンのカップルも順調そのもの。ユースーはシー・チンが口下手なことを理解し、「君は聞き上手なのが魅力なんだよ。そのままでいい」と優しく包み込む神対応。 こちらのカップルの癒やしオーラにも、今後注目ですね!
『おかえり、僕の初恋』第13話の感想
第13話は、登場人物たちの感情が深く描かれた回でした。シンイエンとシンルオの甘くもハラハラする一夜から一転、チョンジョウとチェン・ジューのすれ違いは見ていて胸が痛みました。特に、過去の手帳をきっかけに誤解が解け、二人が仲直りする場面は本作屈指の名シーンと言えるでしょう。それぞれのカップルが自分たちの愛の形を見つけていく過程が丁寧に描かれており、非常に感動的で、見応えのある内容でした。
つづく