あらすじ
元カレのシンイエンに出演交渉をするも、良い返事はもらえないまま。シンルオは気を取り直し、別の候補者を探そうと共同制作者のジャン・シューに連絡するが、彼が接待中に倒れ病院に運ばれたことを知る。急いで病院に駆けつけたシンルオを待っていたのは、プロジェクトの存続を揺るがす更なる悪い知らせだった。資金難という大きな問題に直面し、シンルオは大きな決断を迫られる。一方、シンルオたちの窮状を伝え聞いたシンイエンの心にも、ある変化が生まれ始めていた。
ネタバレ
前回、元カレのシンイエンに出演交渉するも、なんだかビミョーな雰囲気で終わっちゃいましたよね。「もう一度会うなんて考えてもみなかった」なんて言うシンルオの気持ち、痛いほどわかる…! 分手した相手と仕事で再会なんて、気まずいのなんのって!
さて、気になる第3話、さっそく見ていきましょう!
プロジェクト大ピンチ!シンルオ、絶体絶命の状況へ
シンイエンからの返事を待つシンルオですが、事態は思わぬ方向へ。なんと、共同制作者のジャン・シューが、接待で飲みすぎて胃出血でダウン!病院に駆けつけたシンルオが耳にしたのは、さらに追い打ちをかけるような衝撃の事実でした。
「投資家が予算を600万も削減するって…」
もうすぐ制作費の2期目を支払わなきゃいけないこのタイミングで、まさかの資金ショート!このままじゃ、シンルオが人生を賭けたこのプロジェクト自体が頓挫してしまう…!
ここでシンルオが見せた決断が、もう健気すぎて涙が出そうになるんですよ…。彼女、なんと故郷に持つ自分の家を担保に入れて、足りない資金を自分で投資しようとするんです!
ジャン・シューも「俺の家を…」と申し出てくれるんですが、彼には奥さんも子供もいる。「あなたを巻き込むわけにはいかない」と、シンルオはきっぱり断るんです。自分の夢のために、たった一人で大きなリスクを背負おうとする姿、応援しないわけにはいかないでしょ!
動く元カレ!その優しさはビジネス?それとも…
このシンルオの悲壮な覚悟を、ジャン・シューから伝え聞いたのが、我らがシンイエン。
「あいつ、家を抵当に…?」
その言葉を聞いたシンイエンの表情、見ました!?明らかに動揺して、心配してるのがダダ漏れ!口では色々言ってても、やっぱりシンルオのことは放っておけないんだよねぇ…。
ここからシンイエンの行動が早かった!
まず、自分の会社の宣伝費がどれくらい残っているかを確認。そして、親友のチョンジョウに「シンルオのプロジェクトに投資する」と宣言します。
もちろんチョンジョウは「元カノのために正気か!?」と猛反対。でも、シンイエンはただ感情で動いたわけじゃなかったんです。ちゃんと事業計画を立てて、メリット・デメリットを分析した完璧な提案書を用意していました。これには親友もぐうの音も出ない様子。やるときはやる男、それがシンイエン!
「ビジネスパートナーだ」元カレが600万片手に再登場!
そして、ついにその時がやってきます。
シンルオの前に現れたシンイエンは、衝撃の提案を口にするんです。
「俺が600万、出資する。その代わり、冠名スポンサーとして番組に出演する」
えぇぇぇーーー!!?ただの出演者じゃなくて、スポンサー!?まさかの救世主として降臨しちゃったよ!
一瞬、「同情?気まぐれ?」と疑うシンルオでしたが、シンイエンは違いました。彼らのチームの事前調査をしっかり行い、投資家としてシャープな分析を展開。「これは純粋なビジネスだ。俺たちはビジネスパートナーだ」と言い切るんです。
くぅ~!カッコいいけど、その「ビジネスパートナー」って言葉が、逆に二人の間の距離を感じさせて、もどかしい!
波乱の予感!最強の恋のライバル登場で、物語は三角関係へ!
これで一件落着…かと思いきや、このドラマはそんなに甘くなかった!
シンルオが席を外そうとしたその時、シンイエンが会う約束をしていたという人物が登場します。その男の名は、ユースー。
このユースー、なんと昔、シンルオとシンイエンと一緒に番組に出演したことがある、いわば元祖・恋のライバル! しかも、シンルオがシンイエンと別れて辛い時期を海外で支えていたのも、この彼だったんです。
そんな彼が、シンイエンがシンルオのプロジェクトに投資したと知って、黙っているはずがありません。
「投資を盾に、彼女に出演を強要したんだろう!」
と、シンイエンに掴みかからんばかりの勢い!シンルオが「違うの!」と説明しても、全く聞く耳を持ちません。実はユースーもシンルオに投資を申し出て断られていた過去があり、「なぜ俺じゃなくて、シンイエンなんだ!」と納得できない様子。
崖っぷちの状況だからこそ、シンルオの実力を信じて賭けるんだ、と一歩も引かないシンイエン。
シンルオを巡る男たちの火花がバッチバチに散る、まさに修羅場の幕開けです!
いやー、第3話にしてこの急展開!元カレがスポンサーになり、そこに最強のライバルまで現れるなんて、面白くならないわけがない!シンルオのプロジェクトは、そして恋の行方は一体どうなっちゃうの!?
『おかえり、僕の初恋』第3話の感想
元カノの絶体絶命のピンチに、ただの同情ではなく「投資家」として現れるシンイエンの姿には、彼の成長と複雑な心情が垣間見えました。純粋なビジネスパートナーシップを強調する一方で、その行動の根底には明らかにシンルオを心配する気持ちが見え隠れしており、そのアンバランスさが二人の関係の深さを物語っています。シンルオもまた、ただ助けを待つのではなく、自らの家を担保にしようと覚悟を決める強さを見せ、その健気さに胸を打たれました。そこに新たなライバル、ユースーが登場したことで、物語の緊張感は一気に高まりました。彼の存在が、止まっていたシンルオとシンイエンの関係をどう動かしていくのか、今後の展開から目が離せません。
つづく