赤いドレスの少女の夢に悩まされる沈翊(シェン・イー)は、8年前の放火事件の調書を申請し、張(ジャン)局長の許可を得る。一方、董一旦(ドン・イーダン)殺害事件は、王浩(ワン・ハオ)の犯行と断定され解決。王浩は息子の焼死事件に関わった者たちへの複雑な感情を吐露する。沈翊は放火事件の調書から鎖と鍵の不審点に気づき、方凱毅(ファン・カイイー)との会話から阮芳芳(ルアン・ファンファン)への疑念を深める。ネットカフェの元女将への聞き込みで、阮芳芳が当時から周囲を巧みに操る悪質な少女であり、事件当日の施錠状況から放火事件が計画的であった可能性が浮上。当時未成年だった阮芳芳が、法的な責任を問われる可能性が出てくる。

「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ11話

いや~、今回の『猟罪図鑑Ⅱ』第11話も、息つく暇もない展開でしたね!沈翊(シェン・イー)の悪夢に現れる赤いドレスの少女の謎、そして8年前の放火事件の真相に、ついに大きな動きがありましたよ!もう、ドキドキしっぱなしでした!

まず、沈翊(シェン・イー)は相変わらず赤いドレスの少女の夢にうなされていて、見てるこっちも胸が苦しくなっちゃいます。8年前の放火事件の真相をもっと知りたい一心で、調書の閲覧を申請するんだけど、我らが杜城(ドゥー・チョン)俳優:キャップは「理由が書いてない!」ってピシャリ。心配なんですよね、沈翊(シェン・イー)が事件にのめり込みすぎて、冷静な判断ができなくなるんじゃないか、そして彼自身が危ない目に遭うんじゃないかって。でも、沈翊の情熱は止められない!張(ジャン)局長に直談判して、30分も熱く語って、見事許可をゲット!張(ジャン)局長長、わかってるぅ~!杜城(ドゥー・チョン)俳優:はちょっと面白くなさそうだったけど、結局は沈翊の調査を後押ししてくれるんですよね。この二人の関係性、たまらないです!

一方、董一旦(ドン・イーダン)殺害事件もついに解決!ソファのクッションから見つかった体液が宋敏杰(ソン・ミンジェ)のものと一致!タクシー運転手も、董一旦が宋敏杰を車に乗せたのを目撃してたんです。そして現場の足跡は、なんと王浩(ワン・ハオ)のもの!王浩、奥さんの宋敏杰が問い詰められて、ついに観念。王浩が董一旦を殺したことを認めて、彼の居場所を教えたんです。警察が駆けつけると、王浩は橋の上でまさに…!間一髪で自殺を阻止!王浩は、妻と董一旦の関係を隠すために現場を掃除したこと、そして何より、自分の息子が焼死したあの事件で、郝自强(ハオ・ズーチャン)、黄韬(ホアン・タオ)、阮芳芳(ルアン・ファンファン)が何食わぬ顔で生活しているのが許せなかったと告白。でも、董一旦を殺した瞬間、全ての憎しみや執着が消え去ったって…なんだか切ないですね。

さて、沈翊は放火事件の調書を読み漁る中で、ある奇妙な点に気づきます。それは、事件現場のネットカフェにあった鎖とその鍵!これをスケッチして、当時のネットカフェの女将に話を聞こうとするんだけど、ここでもちゃんと杜城(ドゥー・チョン)俳優:にお伺いを立てる沈翊、偉い!杜城も「何かあったら一人で抱え込むなよ」って、もう、どんだけ優しいんですか!

そして、沈翊は方凱毅(ファン・カイイー)の元へ。そこで見た水晶蘭の話が、今回の大きなヒントになるんです!方凱毅(ファン・カイイー)が言うには、水晶蘭と真菌の関係は、生物学的には共生だけど、見方を変えれば「誘拐」だって。この言葉が、沈翊の頭の中で阮芳芳と結びつくんです!

沈翊は、阮芳芳が表向きは弱々しく見えるけど、実は何かを操っていて、必死に真相を隠そうとしているんじゃないかっていう強烈な予感を抱きます。方凱毅(ファン・カイイー)の「逃げるより、受け入れろ」っていう言葉にも後押しされて、沈翊は李晗(リー・ハン)と一緒に、ついにネットカフェの女将と接触!

女将は、沈翊が描いた鎖と鍵の絵を見て、重要な証言をします。「もしネットカフェの中に人がいたら、普通は鎖に鍵を巻き付けたりしない。外に鍵を置くわ。そうすれば中からも外からも開けられるから」。さらに、「あの子たち3人の中で、一番タチが悪かったのは阮芳芳よ。あの子が郝自强を殴ってるのも見たし、コロッと態度を変えるのも見たわ」って!昔、阮芳芳が店のお金を盗んだ時、捕まった途端に「店主に襲われた!」って嘘八百を並べて、黄韬に助けを求めたこともあったとか…!こ、怖すぎる!!

もし、あの時の鎖の掛け方が意図的だったとしたら…?それはもう、単なる悪戯じゃ済まされない、計画的な犯行だったってことになりますよね!?当時14歳未満で罪に問われなかった阮芳芳。でも、この新事実で、彼女が法的な責任を負うことになるかもしれないんです!

沈翊の過去への執念と、それを支えようとする杜城の姿には、改めて二人の絆の深さを感じさせられました。張(ジャン)局長長が沈翊の熱意を理解し、調査を後押しする場面は、組織の中でも個人の強い意志が道を切り開く可能性を示唆しているようで、印象的でした。

董一旦殺害事件の解決は、王浩の悲痛な告白と共に、やるせない気持ちになりました。息子の死に対する彼の怒りと絶望、そして犯行後の虚無感は、事件の背景にある人間ドラマの深さを物語っています。

そして何と言っても、8年前の放火事件の真相に迫る展開には息をのみました。方凱毅の言葉からヒントを得て、ネットカフェの女将の証言へと繋がる流れは、ミステリーとしての面白さが見事に表現されていました。特に、阮芳芳の隠された本性が明らかになる場面は衝撃的で、彼女が事件の鍵を握る重要人物として急浮上したことに、今後の展開への期待が一気に高まりました。弱々しく見えた人物が実は…という展開は、人間の多面性を鋭く突いています。

つづく