手先の器用さから別の福祉施設にいた過去が疑われた閔雪(ミン・シュエ)は、沈翊(シェン・イー)らの捜査により、張婷という本名で別の施設にいたことが判明する。さらに、失踪女性らと共謀し、悪質な男性から金銭を脅し取っていた事実も明らかになる。閔雪は、養父からの性的虐待への復讐のため年齢を偽っていたこと、そして救護施設は自分のような境遇の少女を救いたいという思いから運営していたことを告白する。閔雪の事件が解決し、雷(レイ)隊長の潔白も証明される中、女子大生が襲われる新たな事件が発生。犯人の手がかりと、別件で捜査していた行方不明者の足取りが、奇しくも「宏達化学工場」へと繋がっていく。

「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ17話

前回、閔雪(ミン・シュエ)の謎が深まるばかりで終わりましたが、17話ではついに彼女の壮絶な過去と、事件の真相が明らかになりました。そして、ホッとしたのも束の間、新たな事件の不気味な影が忍び寄ってきて…もう、目が離せません!

閔雪の隠された顔:手先の器用さが暴いた過去

まず、沈翊(シェン・イー)の洞察力が今回も冴えわたっていましたね!閔雪が作る精巧な手工芸品を見て、「これ、ただの流浪児が身につけられる技術じゃないぞ?」とピーンと来たわけです。まるで名探偵!路隊(ルー・ドゥイ)も「確かに!」と、沈翊(シェン・イー)の推理に乗っかり、編み物と折り紙を手がかりに、閔雪が過去にいた可能性のある福祉施設を徹底捜査!

すると、ビンゴ!ある福祉施設で、閔雪が作ったものとそっくりな複雑な模様の折り紙が見つかったんです。そこの老院長いわく、彼女の名前は閔雪ではなく、張婷(チャン・ティン)。18歳になってからは、もう施設には戻ってきていないとのこと。やっぱり閔雪は、何かを隠していたんですね…。

衝撃の事実!閔雪と失踪女性たちの黒い繋がり

さらに、李晗(リー・ハン)の捜査で、閔雪が頻繁に失踪した女性たちと連絡を取っていたことが発覚。まさか、救護施設の少女たちを…!?と一瞬ヒヤッとしましたが、杜城(ドゥー・チョン)俳優:と李晗(リー・ハン)が聞き込みを続けると、真相は少し違いました。

閔雪は、失踪女性たちに未成年少女のフリをさせて、魂胆ありげな男たちに近づかせ、その様子を隠し撮りして脅迫し、金銭を巻き上げていたんです!うーん、救護施設の少女たちを危険な目に遭わせていたわけではないけれど、これも立派な犯罪。どうやら、閔雪は一筋縄ではいかない人物のようです。

閔雪、涙の告白:盗まれた身分と復讐の誓い

追い詰められた閔雪は、ついにすべてを告白。彼女は林雪(リン・シュエ)という他人の身分を盗んで生きていたのです。

そして、雷(レイ)隊長に年齢を偽っていた衝撃の理由…それは、養父である張斌(ジャン・ビン)への壮絶な復讐のためでした。閔雪は養母の閔盛梅(ミン・ションメイ)に引き取られた後、その再婚相手である張斌から性的虐待を受けていたのです。しかも、養母は見て見ぬふりをするどころか、閔雪に従うよう言い含める始末…。想像を絶する地獄ですよね。

閔雪は、張斌のようなクズを刑務所に送るため、そして未成年であればあるほど張斌の罪が重くなることを知り、年齢を偽っていたのでした。救護施設を運営していたのは、自分と同じような不幸な経験をする少女たちを一人でも減らしたいという、彼女なりの切実な願いがあったからなんですね。複雑な背景に、思わず胸が締め付けられました。

雷(レイ)隊長の潔白と路隊の熱き想い

閔雪の事件はこれで一段落。彼女が救護施設を続けることはできなくなりましたが、杜城(ドゥー・チョン)俳優:は施設が適切に処理されることを約束。そして、みんなが気にかけていた雷(レイ)隊長の処分ですが…なんと、捜査手続きは規範に則っており、過失なし!いやー、良かった!みんなホッと胸をなでおろしました。

ここで、ちょっと意外だったのが路隊。最初は杜城(ドゥー・チョン)俳優:に対してめちゃくちゃ厳しくて、「敵か味方か分からん!」って感じでしたけど、実は彼、雷(レイ)隊長の名誉を守るために自ら再調査を申し出ていたんですって!「他の奴の調査じゃ信用ならん!」って、どんだけ雷(レイ)隊長のこと信頼してるんだ!と、ちょっと感動しちゃいました。路隊と杜城、実は同じ方向を向いていたんですね。

新たな事件の幕開け:女子大生襲撃と謎の化学工場

さて、一件落着かと思いきや、そうは問屋が卸さないのが『猟罪図鑑Ⅱ』!今度は、女子大生の郭媛(グオ・ユエン)が暴漢に襲われるという新たな事件が発生。幸い、彼女が持っていた防犯ブザーのおかげで一命は取り留めましたが…。

沈翊(シェン・イー)と李晗(リー・ハン)が病院で郭媛から事情を聞き、杜城と蔣峰(ジャン・フォン)(ジャン・フォン)は、解体作業地区で見かけた行方不明者・李紅(リー・ホン)の捜索願について調査を開始。廃品回収のおじいさんから、李紅が古い地区の化学工場があった辺りで廃品回収をしていたという情報をゲットします。

杜城がその化学工場へ向かうと、警備員からいくつかの情報を得ます。一方、沈翊は郭媛の証言から、犯人が「宏達(ホンダー)化学工場」の作業用手袋をはめていたことを突き止めます!

そして、杜城が警備員に「ここの化学工場の名前は?」と尋ねると…「宏達化学工場です」との答えが!

えええええー!?

まさか、こんな偶然あります!?杜城と蔣峰(ジャン・フォン)も、これには顔面蒼白!点と点が線で繋がり、新たな事件の闇が、この宏達化学工場を中心に広がっていく予感がしますね…!次回、一体どうなっちゃうんでしょうか!?ハラハラドキドキが止まりません!

『猟罪図鑑Ⅱ』第17話は、閔雪の壮絶な過去と、彼女が抱えていた歪んだ正義感に深く考えさせられる回でした。特に、養父への復讐心と、同じ境遇の少女たちを救いたいという純粋な願いとの間で葛藤する姿は非常に印象に残ります。雷(レイ)隊長の潔白が証明されたことには、物語として一つの区切りがついたと感じました。

しかし、息つく暇もなく提示された郭媛の事件、そして不気味な宏達化学工場の存在は、新たなサスペンスを生み出しています。前半の事件解決とは対照的に、後半で一気に不穏な空気が立ち込める展開は、物語の巧みさを感じさせます。複雑に絡み合う人間関係と、これから明らかになるであろう事件の真相に対する関心が一層高まりました。

つづく