蘇有亮の婚約者を名乗る林小茵は、蘇有亮が安陸然に殺されたと主張し、再捜査を求める。杜城(ドゥー・チョン)俳優:と沈翊(シェン・イー)は安陸然に事情聴取を行うが、彼女は犯行を否定し、蘇有亮の子を妊娠していると告白する。捜査により、蘇有亮の先輩・唐可盈が勤める研究所でのタリウム購入記録や、蘇有亮の水筒からタリウムが検出される。沈翊は蘇有亮のタトゥーに隠された意味を探る一方、彼が自身でタリウム中毒の解毒を試みていた可能性に気づく。安陸然は蘇有亮が金目当てだったと知り激昂するが、犯行への関与は依然として不明のまま。

「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ23話

婚約者の告発と謎の女社長

まずさ、亡くなった蘇有亮(そゆうりょう)の婚約者だと名乗る林小茵(りんしょういん)が登場するんだけど、この人がまた強烈でね。彼女曰く、蘇有亮は大学院生の時に安陸然(あんりくぜん)っていう女社長に見初められて、先輩の唐可盈(とうかえい)の紹介で彼女のインターンになったんだって。

で、林小茵は最初から蘇有亮と安陸然の関係を知ってたんだけど、蘇有亮が安陸然に利用されてる!って信じてて、彼を救い出すために付き合い続けてたって言うんだ。蘇有亮の弟が安陸然から金をもらって火葬に同意した!なんて主張も飛び出して、もうドロドロの予感しかないよね。ただ、彼女、安陸然が犯人だっていう証拠はなくて、「占いで分かった」って…おいおい、マジかよ!ってツッコミ入れたくなったのは私だけじゃないはず(笑)。でも、彼女の必死の訴えで、蘇有亮の死の再捜査が始まることになるんだ。

一方、我らが杜城(ドゥー・チョン)俳優:と沈翊(シェン・イー)は、その安陸然社長のもとへ。この安陸然がまた食えない女でさ、蘇有亮を殺したなんて微塵も感じさせないポーカーフェイス。沈翊(シェン・イー)が部屋にあったカラヴァッジョの絵から「あんた、恋愛では支配するタイプでしょ?」って揺さぶりをかけるんだけど、あっさり「そうよ、私にひれ伏す男が好き」って認めるんだから、大物感がすごい。しかも、「蘇有亮には感謝してるの。彼のおかげで子供もできたし」なんて爆弾発言まで!え、じゃあなんで殺す必要が…?って頭の中が「?」でいっぱいになるよね。結局、何かあったら弁護士通して、って感じで取り付く島もないんだ。

タリウム、水筒、そして新たな容疑者?

捜査を進めると、蘇有亮を安陸然に紹介した先輩、唐可盈が勤める凱莱研究院で、なんと毒物のタリウムが購入されてた記録が見つかるんだ!そして、蔣峰(ジャン・フォン)(しょうほう)刑事のファインプレーで、蘇有亮が使ってた水筒から微量のタリウムが検出!しかもその水筒、安陸然が買ってあげたっていうじゃないの!うわー、これはもう安陸然がクロ確定か!?って思ったんだけど、そう簡単にはいかないのがこのドラマの面白いところ。

そんな中、沈翊(シェン・イー)は方凱毅(ファン・カイイー)っていう研究者から「研究成果見に来ない?」ってお誘いを受けるんだ。この方凱毅(ファン・カイイー)、実は安陸然の会社と共同で遺伝子治療の研究をしてるらしくて、なんだかきな臭い繋がりが見え隠れ…。杜城(ドゥー・チョン)俳優:も、沈翊と方凱毅(ファン・カイイー)が個人的に親しいのを知って、ちょっと心配してるみたいだったね。

タトゥーに隠された秘密と衝撃の事実

監視カメラの記録は古すぎて残ってないし、捜査は難航するんだけど、ここで沈翊の天才的なひらめきが炸裂!タクシーの運転手さんの車にあった絵を見て、「蘇有亮のタトゥー、もしかして二重になってるんじゃね?」って気づくんだ。あのタトゥーにそんな秘密があったなんて!

警察はもう一度安陸然を呼んで、蘇有亮と林小茵のタトゥーを見せるんだけど、蘇有亮が金のために自分と付き合ってたって知った途端、安陸然は怒りで喘息発作を起こしちゃうんだ。これにはベテランの老閆(ラオ・イェン)刑事も「演技には見えねえなあ。それに、蘇有亮を殺しても彼女にメリットないし…」って首をひねる始末。確かに、妊娠までしてるのに、わざわざ殺すかなあ?

そして、沈翊は林小茵からさらに話を聞き出して、衝撃の事実を知るんだ。なんと、金のために安陸然に近づいたのは、蘇有亮自身のアイデアだったって!ええええ、どっちが悪女なんだかもう分かんなくなってきたぞ!

さらにさらに、沈翊は蘇有亮の薬箱から「草木灰」を発見!これ、薬学を学んだ人ならピンとくるらしいんだけど、草木灰と牛の血を混ぜると「プルシアンブルー」っていう、タリウム中毒の特効薬が作れるんだって!蘇有亮の服に牛の血がついてた謎もこれで解けた!

つまりだよ?薬学専攻だった蘇有亮は、自分がタリウムで毒殺されかかってることに気づいて、自力で解毒剤を作ろうとしてたってこと!?うわあああ、鳥肌立ったわ!じゃあ、一体誰が彼にタリウムを盛ったんだ?そして、彼は助からなかったのか…?謎は深まるばかり!

つづく