唐可盈殺害事件の捜査は、当初容疑者とされた方凱毅(ファン・カイイー)の否認と、運転手・呉斌の証言により混迷を極める。しかし、唐可盈のネイルチップから安陆然のDNAが検出されたことで事態は急変。追い詰められた呉斌は、安陆然が唐可盈を殺害したと自白する。唐可盈は安陆然を脅迫し、揉み合いの末、安陆然が動物安楽死用の注射器で唐可盈を殺害したというのだ。ドライブレコーダーの音声も安陆然の犯行を裏付けるが、彼女は巧みに海外へ逃亡してしまう。沈翊(シェン・イー)は呉斌の証言や方凱毅の描いた絵の変化に違和感を覚えるが、杜城(ドゥー・チョン)俳優:は沈翊の直感を信じず、彼に休暇を命じる。失意の沈翊は方凱毅を信じることを選ぶが、方凱毅の情緒不安定な様子に気づき始める。

「猟罪図鑑 シーズン2」あらすじネタバレ26話

前回、唐可盈(タン・カーイン)の遺体から見つかった注射針の成分が、なんとケリー生物の特許である麻酔剤とシアン化ナトリウムだと判明!俄然きな臭くなってきましたよね。

疑惑の渦中の方凱毅(ファン・カイイー)、彼の真意は?

まず疑われたのは、唐可盈の元カレ(?)で芸術家の方凱毅(ファン・カイイー)。彼のアリバイは「海辺で絵のインスピレーションを探していた」という、なんとも芸術家らしいもの。でも、唐可盈が亡くなったこと自体は知らなかったみたい。一方で、運転手の呉斌(ウー・ビン)は方凱毅(ファン・カイイー)が犯人だと証言。実はこの呉斌、方凱毅が安陆然(アン・ルーラン)を監視するために送り込んだスパイだったんですって!方凱毅にしてみれば、良かれと思って紹介したのに裏切られた形。もちろん、彼は「俺じゃない!」と真っ向から否定。うーん、呉斌の証言だけじゃ、まだ黒とは言えない状況…。李晗(リー・ハン)と蔣峰(ジャン・フォン)(ジャン・フォン)の捜査も、なかなか新しい手がかりが見つからず、捜査は難航している様子でした。

まさかの証拠!ネイルチップが語る真実とは?

そんな中、李晗(リー・ハン)が持ってきた一枚のネイルチップが事態を大きく動かします!これ、唐可盈がつけていたものなんですが、なんと彼女のDNAは検出されず、代わりに安陆然のDNAが!しかもこのネイルチップ、一枚1000元近くもする高級ブランド品。唐可盈が持っていたのは偽物だったみたいだけど、爪の先端からは唐可盈の組織が見つかったんです。これはつまり…安陆然と唐可盈が揉み合った可能性大!

呉斌、ついに口を開く!明かされた衝撃の夜

プレッシャーに耐えきれなくなったのか、呉斌がついに重い口を開きました。彼が語ったのは、衝撃の事実。「唐可盈を殺したのは…安陆然だ」と。

なんでも、安陆然は唐可盈と一緒に海外へ高飛びする計画だったらしいんですが、出発の夜になって唐可盈がドタキャン!「会って話したい」と言い出したため、呉斌が運転して安陆然を船着き場へ送ったんだとか。

そこで唐可盈は安陆然に「1000万元よこせ!さもないと警察に全部バラす!」と脅迫。交渉は決裂し、二人はもみ合いに。その時、なんと動物安楽死用の注射器がポロリ。唐可盈がそれを拾って安陆然に襲いかかろうとした瞬間、呉斌が助けに入り、唐可盈を船体に叩きつけた!その衝撃で唐可盈は負傷。すかさず安陆然が注射器を奪い取り、唐可盈の首にブスリ…。あっという間の出来事だったようです。

呉斌によると、安陆然は口止め料として、彼が死ぬまで毎年家族にお金を振り込むと約束したとか。さらに、李晗(リー・ハン)が復元したドライブレコーダーには、安陆然が呉斌に死体の処理方法や後始末を指示する生々しい音声が!これで証拠はバッチリ。犯人は安陆然で決まりか…!?

沈翊(シェン・イー)の違和感、杜城(ドゥー・チョン)俳優:との亀裂

しかし、我らが沈翊(シェン・イー)は納得がいかない様子。呉斌の部屋にあった関羽像を見て、「呉斌が本当に忠誠を誓っているのは方凱毅のはずだ」と推理。でも、じゃあなんで最初は方凱毅を犯人だと証言したのか?杜城(ドゥー・チョン)俳優:は「安陆然を捕まえれば全て分かる」と取り合わない。

ところが、安陆然は一枚上手でした。家政婦の小陈(シャオ・チェン)に自分のスマホを持たせておとり捜査をかわし、まんまと海外へ逃亡!蔣峰(ジャン・フォン)たちが駆けつけた時には、もはや後の祭り…。

沈翊(シェン・イー)は、方凱毅が描いた星空の絵の雰囲気が、事件前後でガラッと変わったことに引っかかっていました。「きっと海辺で何かあったに違いない」と。でも、今回の杜城(ドゥー・チョン)俳優:は沈翊の直感を信じようとしない。それどころか、张局(ジャン局長)長(ジャン局長)に頼んで沈翊に2週間の休暇を取らせ、この事件から手を引かせようとする始末。うーん、二人の間に溝が…。

信じるべきか、信じざるべきか…沈翊の葛藤

休暇を言い渡された沈翊は、方凱毅のもとを訪れます。方凱毅は改めて「自分は唐可盈の死とは無関係だ」と断言。杜城からの不信感もあってか、沈翊は初めて自分の判断に自信が持てなくなっている様子。それでも、最終的に沈翊は方凱毅を信じることを選びます。「その信頼を裏切らないでくれ」と釘を刺すことも忘れませんでしたが。

そんな中、曹建(ツァオ・ジェン)が周珊珊(ジョウ・シャンシャン)を連れて遺伝子検査にやってきます。なんとこの二人、結婚して夫婦になっていたんですね!お腹の子を心待ちにする二人でしたが、沈翊は方凱毅の様子がどこかおかしいことに気づき始めるのです…。

いやはや、安陆然が犯人かと思いきや、まだまだ何かありそうな不穏な空気!沈翊の休暇はどうなるのか?方凱毅の異変とは?そして、真犯人は本当に安陆然なのか!?

『猟罪図鑑 シーズン2』第26話は、息をのむような展開の連続でしたね。

まず、唐可盈殺害の容疑が方凱毅に向けられたものの、決定的な証拠がない中、呉斌の証言が二転三転し、視聴者も誰を信じれば良いのか混乱したのではないでしょうか。特に、高級ネイルチップから安陆然のDNAが検出された場面は、捜査の方向性を大きく変える重要なポイントでした。

呉斌が語った殺害の経緯は衝撃的で、金銭トラブルが引き起こした悲劇の連鎖に言葉を失います。安陆然の用意周到な逃亡劇も、彼女のしたたかさを際立たせていました。

そして、沈翊の鋭い洞察力と、それを受け入れない杜城との間の溝は、物語にさらなる深みを与えています。信じるべきものを見失いそうになる沈翊の葛藤は、見ていて胸が締め付けられる思いでした。最後に方凱毅の不穏な様子が描かれたことで、事件の真相はまだ奥深いところにあるのではないかと感じさせられます。一体何が隠されているのか、今後の展開から目が離せません。

つづく