眠れぬ天才画家・沈翊(シェン・イー)、心の闇は深まるばかり…

引っ越してもなお、沈翊(シェン・イー)の悪夢は終わらないみたい。例の赤いドレスの女の子がまた夢に出てきちゃって、見てるこっちも胸が苦しくなるよ…。相棒の杜城(ドゥー・チョン)俳優:も、そんな沈翊(シェン・イー)を心配してるんだけど、どうにも手助けできなくて、もどかしい気持ちでいっぱいなんだよね。沈翊自身も、ふとした瞬間に感じる違和感の正体を掴めなくて、自分を責めちゃってるみたい。うーん、天才ゆえの苦悩ってやつなのかなぁ。

前の事件で捕まった袁招娣(ユエン・ジャオディー)が3人も殺しちゃったのは、彼女の中に潜む「悪魔」のせいだって沈翊は考えてるんだけど、杜城(ドゥー・チョン)俳優:は「誰の心にも悪魔はいるけど、それが殺人の理由にはならない」って、ちょっと現実的なスタンス。この二人の考え方の違いも、ドラマの面白いところだよね!

そんな中、沈翊の絵が若手画家の展覧会に出品されるんだけど、そこで謎の男に声をかけられるの!「君の絵は技術に頼りすぎて、昔のような鋭さや情熱がなくなったね」なんて、いきなり辛口批評!でも、この男、沈翊が警察官だってことも、もしそうでなければ「犯罪の天才」になっていたかもしれないってことまで見抜いちゃうんだから、ただ者じゃないよね!?この言葉、沈翊の心にグサッときたみたい…。

家に帰った沈翊は、その言葉に突き動かされるように一枚の絵を描き上げるの。そして、その絵を持って袁招娣のいる刑務所へ。するとどうでしょう!今まで比較的落ち着いてた袁招娣が、その絵を見た途端、顔を歪めて恐怖におののき始めるの!「大姨(おば)が殺しに来る!いらないものは全部殺される!」って、もうパニック状態!どうやら、袁招娣を操っていた「悪魔」の正体は、この「大姨」らしいってことが分かってきたよ。沈翊、やっぱりあんたスゴイわ…。でも杜城(ドゥー・チョン)俳優:は、「警察の仕事は真相究明であって、社会調査じゃない」って、ここでも冷静。うーん、このコンビ、どうなっちゃうの!?

新たな事件発生!狙われたのは盲目の少年の父親…

そんな中、またまた衝撃的な事件が発生!不動産管理人の劉強(リウ・チアン)っていう男性が、早朝5時に何者かに刺されて意識不明の重体に…。しかもこの劉強には、目の見えない息子がいて、以前、行方不明になった息子を探すための尋人広告を出してたんだって。

警察が聞き込みをすると、犯人を見たっていう目撃者が何人か出てきたんだけど、どうも話が細かすぎたりして、沈翊は「記憶が汚染されてるかも」って疑うの。で、その証言を元に似顔絵を描いてみたら、李波(リー・ボー)っていうアダルトDVDを売ってるおじさんにそっくり!でも、沈翊は「目撃者は李波に対して元々悪い印象を持ってて、犯人の顔と混同しちゃってるんじゃないか」って見抜くんだ。さすが、人の心理を読む天才!

結局、似顔絵は役に立たず、手がかりは犯人のぼんやりとした後ろ姿の写真だけ…。沈翊と杜城が捜査を進めていくと、なんと、とある村の鉄格子の中に、傷だらけの男の子を発見!この子が、劉強の息子で目の見えない劉小鵬(リウ・シャオポン)だったの!小鵬くんの体には古い傷も新しい傷もあって、杜城は「采生折割(さいせいせつかつ)」(※昔の中国にあった、子供を誘拐して手足を切断したりして見世物にするっていう、むごい児童虐待のことらしい…怖すぎる!)の可能性を疑うんだ。もう、胸が痛すぎるよ…。

現場で捕まった5人の若者たちは口裏を合わせてて、全然役に立たないの。小鵬くんは目が見えないから、手で触って周りのものを感じるんだけど、それを見た沈翊が、なんと粘土で5人の若者の人形を作って小鵬くんに触らせるの!そしたら、雲磊(ユン・レイ)っていう若者の人形に触った時だけ、小鵬くんの表情が変わった!これは何かあるぞ…!

でも、病院で小鵬くんに話を聞くと、「雲磊は悪い人じゃない」って言うんだよね…。ええー、どういうこと!?でも、小鵬くんの協力のおかげで、沈翊は犯人の「凸面画像」(※触って形が分かるようにした絵のことかな?)を描き上げることに成功!小鵬くんがその絵に触って「この人が悪い人」って頷いたところで、今回はおしまい!

『猟罪図鑑Ⅱ』第3話、沈翊の内面の葛藤がより深く描かれ、物語に引き込まれました。画展での批評家との出会いは、彼の画家としてのあり方に一石を投じたように感じます。袁招娣の深層心理に迫る展開は息をのみ、新たな事件の導入も衝撃的でした。特に、劉小鵬くんの事件は胸が痛みます。沈翊の鋭い洞察力と、被害者に寄り添う捜査方法には改めて感嘆しました。犯人の手がかりが少しずつ見えてきましたが、多くの謎が残されており、今後の展開から目が離せません。

つづく