今回も息をのむ展開だったね!前回、謎の少年劉暁鵬(リウ・シャオパン)の絵から浮かび上がった中年男の似顔絵。これがまた新たな波乱を呼ぶんだから、もう目が離せないって!
似顔絵が示す新たな容疑者!劉暁鵬(リウ・シャオパン)の絵に隠された秘密とは?
劉暁鵬が描いた中年男、これがどう見ても誘拐犯とされたユン・レイじゃない。ってことは、傷害事件と児童虐待事件、裏で糸を引いてる黒幕がいるってこと?ドゥー・チョンはユン・レイたちを一度釈放して、その黒幕をおびき出す作戦に出る。一方、我らがシェン・イーは劉暁鵬のスケッチブックとにらめっこ。すると、ミネラルウォーターのボトル、電子レンジ、そして色とりどりに塗られたワンちゃんの絵…ん?何かがおかしい。
シェン・イーが劉暁鵬に絵について尋ねると、衝撃の事実が判明!なんと、劉暁鵬は色で感情を表現していたんだ!赤、黄色、オレンジは「好き」、青、緑、紫は「嫌い」。でも待って、劉暁鵬は盲目のはず。じゃあ、この色分けは一体誰が…?謎が深まる中、シェン・イーはゴミ捨て場に作られた秘密基地を発見。そこは、ユン・レイが劉暁鵬のために作った、ささやかな「楽園」だったんだ。
その頃、ジャン・フォンたちはユン・レイを追跡してたんだけど、乱闘騒ぎのドサクサに紛れて、ユン・レイは姿を消しちまう。どこへ行ったんだ、ユン・レイ!
暴かれる父の虐待!劉暁鵬の悲痛な叫び
警察のハイテク技術で、ユン・レイが病院にいることが判明。ドゥー・チョンは、ユン・レイが劉暁鵬の父親リウ・チアンに二度目の危害を加えようとしていると直感。急いで病院へ向かう!
一方、シェン・イーは劉暁鵬に、父親リウ・チアンの似顔絵に色を塗らせる。すると…劉暁鵬が使ったのは、青、紫、緑といった「嫌い」を表す色ばかり!塗りつぶしながら、劉暁鵬はついに泣き崩れちゃうんだ。ああ、やっぱりリウ・チアンは劉暁鵬にとって、良い父親じゃなかったんだね…。
ユン・レイの仲間たちの証言からも、衝撃の事実が明らかに。ユン・レイが劉暁鵬を拾った時、劉暁鵬はリウ・チアンの暴力で体中アザだらけだったって。ユン・レイは劉暁鵬を守るためにリウ・チアンを刺し、そして今、再び劉暁鵬のためにリウ・チアンを殺そうと病院へ向かったんだ!
病院での緊迫の対峙!シェン・イーが見抜いた真実
病院では、ユン・レイが看護師を人質に立てこもる大事件が発生!ドアの配線が特殊で、簡単には突入できない。絶体絶命のピンチに、ドゥー・チョンはシェン・イーに助けを求める。
シェン・イーが持ってきたのは、劉暁鵬本人ではなく、劉暁鵬が愛情を込めて描いたユン・レイの似顔絵だった。その絵を見た瞬間、ユン・レイの心の壁は崩れ落ちる。シェン・イーは、ユン・レイと劉暁鵬の間にあった秘密の絆を見抜いていたんだね。ユン・レイはナイフを捨て、無事に確保される。
取り調べで、ユン・レイは涙ながらに語る。「あの子には、俺みたいなゴミ拾いとケンカだけの人生を送ってほしくなかった。金を貯めて学校に行かせて、大きくなったらパラリンピックにだって…」。ユン・レイと劉暁鵬は、お互いを救い合う、かけがえのない存在だったんだ。
事件の真相はこうだ。リウ・チアンが劉暁鵬を見つけ出し、無理やり連れ帰ろうとした。止めに入ったユン・レイとリウ・チアンは揉み合いになり、リウ・チアンがユン・レイの首を絞めた。劉暁鵬が助けようとしたけど、リウ・チアンに突き飛ばされ、地面の枝で腹部を負傷。その瞬間、ユン・レイはリウ・チアンの腹を刺し、劉暁鵬を救い出したんだ。
それぞれの結末、そして未来へ
リウ・チアンは法の裁きを受けることになり、可哀想な劉暁鵬は、ドゥー・チョンとシェン・イーによって安全な場所で暮らせるようになった。最後に劉暁鵬が二人の顔にそっと触れて、その姿を記憶に刻むシーンは、涙なしには見られなかったよ…。
盲目の少年劉暁鵬の絵を手がかりに捜査を進める沈翊(シェン・イー)と杜城(ドゥー・チョン)俳優:。劉暁鵬の絵の「色」に隠された意味に気づいた沈翊(シェン・イー)は、劉暁鵬が父親の劉強から虐待を受けていた可能性にたどり着く。一方、劉暁鵬を誘拐したとされる云磊(ユン・レイ)は、実は劉暁鵬を虐待から守ろうとしていたことが判明。云磊(ユン・レイ)は劉強を再び襲おうと病院で立てこもり事件を起こすが、沈翊の機転により逮捕される。事件の裏には、云磊と劉暁鵬の互いを思いやる深い絆があった。劉強は法の裁きを受け、劉暁鵬は新たな生活へと歩み出す。
『猟罪図鑑Ⅱ』第4話、見終わった後の余韻がすごい…。劉暁鵬君の境遇を思うと、胸が締め付けられる思いでした。彼が描く絵の色に込められた感情、そしてシェン・イーがそれを見抜く洞察力には、ただただ感嘆するばかり。
ユン・レイの行動は決して許されるものではないけれど、劉暁鵬君を想う気持ちの深さには、複雑な感情を抱きましたね。特に病院でのシーンは、登場人物たちの感情がぶつかり合い、見ているこちらも息を詰めてしまいました。
父からの虐待という重いテーマを扱いながらも、ユン・レイと劉暁鵬君の間に確かに存在した絆の描写が印象的です。
つづく