今回も目が離せない展開だったね!第6話は、じわじわと常楓(チャン・フォン)の不気味さが際立ってきて、新たな事件まで発生しちゃうっていう、息つく暇もない回だったよ。早速、手に汗握る第6話の展開を振り返っていこうか!

まず、我らが天才画家の沈翊(シェン・イー)が、常楓に対して行った沙盒(サンドボックス)テスト。これがまた、常楓の心の闇をじわじわと炙り出すんだ。彼の家の中での妹さんの存在感…いや、あれはもう「精神的な支柱」なんて言葉じゃ生ぬるい。まるで家全体が妹さんの霊に支配されているかのような、ちょっと異常な空間になってるのが見えてきちゃったんだよね。妹さんの死を乗り越えられていないどころか、もはや病的な域に達してるんじゃないかって、沈翊(シェン・イー)も感じ取ってたみたい。

さらに沈翊(シェン・イー)は、以前見つかった坑の底の俯瞰図を杜城(ドゥー・チョン)俳優:に見せて、ある推測を口にするんだ。あれは一種の「祭祀」じゃないかって。常楓の妹さんを中心に、周りの骸骨たちが何かを捧げているような…もちろん、まだ確たる証拠はないんだけど、沈翊の洞察力にはいつもゾクゾクさせられるよね!

一方、杜城(ドゥー・チョン)俳優:は朝一番で常楓のところへ。カレンダーに付けられた「×」印の意味を問いただすんだけど、常楓は「昔のことで忘れた」なんて、のらりくらり。怪しさ満点だよ、このオジサン!

その後、杜城(ドゥー・チョン)俳優:は常楓の柴刈りについて行くんだけど、これがまた一筋縄ではいかない。常楓の足の速さにあっという間に引き離されそうになった杜城は、周囲の異様な雰囲気に気づく。その瞬間、背後から常楓が鎌を振りかざして…!って、おいおい、いきなり襲撃か!?と思ったら、なんと杜城を狙っていた毒蛇を仕留めたっていうんだから、こっちの心臓が持たないっての!でも、この一件で、常楓のただならぬ雰囲気は杜城にもしっかり伝わったはず。

山では、美しい雲海(雲蒸霞蔚)を見に来た二人の登山客の女の子と遭遇。杜城は彼女たちに下山を促すんだけど、その時の常楓の言葉が、また杜城の疑念を深めるんだよね…。そして、その直後、信じられない光景が!さっきの女の子の一人が、崖の上から…沈翊の目の前に、まっさかさまに落ちてきたんだ!

亡くなったのは、阿雅(アーヤ)という女の子。もう一人の子の話だと、救助笛の音が聞こえて、阿雅はそっちへは行かなかったらしいんだけど、その後すぐに助けを求める声がして、墜落したって言うんだ。杜城と沈翊は、彼女たちが登ったルートを再調査することに。蔣峰(ジャン・フォン)(ジャン・フォン)には常楓の見張りを任せてね。

阿雅の連れの子が示した分かれ道から山に入ると、そこには息をのむほど美しい花畑と雲海が広がっていた。沈翊はその美しさに引き込まれるように進んでいくんだけど、危うく崖から足を踏み外しそうになったところを、間一髪、杜城が引き戻す!ナイス、杜城!沈翊は、その場で何度も進んだり後退したりしながら、目の前の光景をスケッチブックに描き写していく。彼の頭脳には、もう事件の真相が見え始めているのかもしれないね。

実は、この雲海を見るための山道は二つあって、一つは急だけど崖がよく見える道。もう一つは緩やかで遠回りだけど、花畑に隠されて崖が見えにくい道。まさに「生と死の分かれ道」。常楓が前に女の子たちに「見逃したら来年まで待つことになる」なんて言ってたことや、山に残された看板…どれもこれも、常楓の目的が純粋じゃないことを物語ってる気がしてならないよ。

そんな中、法医の何溶月(ホー・ロンユエ)が新たな発見をする。なんと、60歳くらいの男性の遺骨が見つかったんだ!左の鎖骨には凶器による深い傷があって、何溶月(ホー・ロンユエ)は、まず何者かに斬りつけられてから崖に落とされたと推測。死亡時期は、およそ10年前。そして、斬られた骨の片側には、何かでこじ開けようとした痕跡が…。これって、犯人が柴刀を使う時の癖なんじゃないか?

ここでピンと来たのが、常楓が蔣峰(ジャン・フォン)に教えていた「柴刈りの省力テクニック」。杜城は、これが常楓の犯行に繋がる大きな手がかりだと判断して、即刻、常楓を署に連行して取り調べることを命じるんだ!

沈翊は、見つかった頭骨から似顔絵を作成。その結果、被害者は馬淮南(マー・ホワイナン)という男性だと判明し、妻の柯霊(コー・リン)が事情聴取のために呼ばれる。柯霊は、当時、夫との関係を修復するために一緒に登山したと証言。数学教師だという彼女は、数字に敏感で、当時の時間をはっきり覚えていると主張する。でもね、この柯霊の証言、なんと常楓の供述と一致してるんだ。…これって、まさか口裏合わせ!?

警察はさらに、常楓の妹が墜落死した当時の登山隊のメンバーも呼び出して、詳しく事情を聞くことに。沈翊は、その四人をじっと観察しながら、休むことなくペンを走らせる…。彼の描く絵が、全ての謎を解き明かす鍵になるのか!?

『猟罪図鑑 シーズン2』第6話 感想

『猟罪図鑑 シーズン2』第6話は、常楓の不気味さが一層際立ち、物語に不穏な深みが増した回でした。沈翊による沙盒テストで明らかになった常楓の妹への異常な執着は、単なる悲しみを超えた何かを感じさせ、背筋が寒くなる思いがしました。

山中で起きた新たな墜落死事件は、美しい景色に潜む危険性を描き出し、巧妙に仕組まれた罠の存在を匂わせます。特に、沈翊が二つの山道の意味に気づく場面は、彼の洞察力の鋭さを示すと同時に、事件の計画性を浮き彫りにしました。

さらに、10年前に遡る白骨遺体の発見と、それが常楓の特異な柴刈りの技術と結びつく展開は、過去と現在が複雑に絡み合っていることを示唆しています。関係者の証言が食い違うのか、あるいは巧妙に口裏が合わせられているのか、捜査の行方が非常に気になります。沈翊が描く人物像が、この錯綜した謎を解き明かす鍵となるのか、注目が集まります。全体として、じわじわと核心に迫っていくような、緊張感に満ちたエピソードでした。

つづく