月霊珠の力で魂が入れ替わってしまった梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)。梅玉扇の姿になった小豆子は、持ち前の機転で危機を乗り越えようとするが、太子に目をつけられ大騒動。一方、小豆子の姿になった梅玉扇は、慣れない環境に戸惑う。やがて鏡を見てお互いの変化に気づいた二人は、相手になりすますことを決意。そんな中、宮中では新たな動きがあり、二人は再会して月霊珠の謎に迫ろうとする。
「怪盗ときどきプリンセス」あらすじネタバレ2話
まさかの珍客と女刺客!梅玉扇(中身は小豆子(しょうず))の大活躍!?
前回、謎の土坑で気を失った梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と小豆子(しょうず)。なんと、あの不思議な月霊珠(げつれいじゅ)の力で、二人の魂が入れ替わっちゃってたんです!でも、お互いそのことにはまだ気づいてない様子。
先に目を覚ましたのは、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)の体に入った小豆子(しょうず)。持ち前の身軽さでひょいっと土坑から出ると、そこには愛する三人の親父たちが!…って、あれ?親父さんたち、なんだか慌てて女性を運んでるけど、一体どうしたの!?
小豆子(しょうず)が声をかけると、親父たちはびっくり仰天!そりゃそうですよね、箱入り娘のお嬢様が突然目の前に現れたんですから。そんな中、女殺し屋の小雀(しょうじゃく)が登場!「月霊珠を渡しな!」と迫ってきますが、そこは我らが小豆子(しょうず)!機転を利かせて、見事小雀を追い払っちゃうんです。いや~、肝が据わってる!
太子様とドタバタ大捕物!狙うは腰の玉佩!
そこへ偶然通りかかったのが、なんと太子様!親父たちは正体がバレちゃ大変と、小豆子(しょうず)を太子様の前に突き出しちゃいます。太子様の立派な玉佩(ぎょくはい)を見つけた小豆子(しょうず)は、怪盗魂がうずうず!「あれ、ぜったいいただくぜ!」とばかりに、わざと転んで玉佩を盗ろうとしますが…。
太子様、なかなか手ごわい!「天狗食月の時、どこにいた?」「酒に毒を入れたのはお前か?」なんて疑われちゃって、小豆子(しょうず)はしどろもどろ。玉佩を盗ろうとするたびにひらりとかわされ、最後は派手にすっ転んじゃいます。太子様は「丞相府は娘に滑らない靴も用意しないのか?」なんて呆れ顔。小豆子(しょうず)のハチャメチャな言動に、「表と裏の顔があるのか?」とますます疑念を深める始末。
諦めきれない小豆子(しょうず)は、太子様に掴みかかり、二人でもみくちゃになって地面をゴロゴロゴロ~!あらら、太子様のお尻に月季花(げっきか)のトゲが刺さっちゃった!そんな大騒ぎの最中、星釈(せいしゃく)が巡察の報告に来たかと思えば、どこからか飛镖(ひょう)が!間一髪、星釈が飛镖を弾き、太子様は命拾い。
そして、ドタバタの末、小豆子(しょうず)はついに太子様の玉佩をゲット!やったね!…と喜んだのも束の間、自分の月霊珠がなくなっていることに気づきます。「まさか、太子様と揉み合った時に…!?」
そこへ侍女の翠翠(すいすい)が助けに駆けつけますが、小豆子(しょうず)は一目散に逃走!しかし、結局は翠翠と侍衛たちに追いつかれ、翠翠を人質に取るも、「お嬢様は錯乱している!」と判断され、気絶させられて丞相府へ強制送還…。あらら、せっかくの戦利品もどうなることやら。
一方その頃、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は…?
場面は変わって、17年前。親父さんたちが強盗稼業で手に入れた大きな箱。中身は金銀財宝かと思いきや…なんと赤ん坊!それが若き日の小豆子だったんですね。見捨てられず、三人の親父たちに大切に育てられたというわけ。泣ける話じゃないですか…。
そして現代。気を失っていた梅玉扇(ばい・ぎょくせん)が目を覚ますと、目の前には薄汚い格好の男が三人!「な、なんなのあなたたちは!」と追い払おうとしますが、親父さんたちは「お嬢様(中身は梅玉扇(ばい・ぎょくせん))、昨日のことで頭がおかしくなっちゃったのか?」と心配顔。そりゃ、いきなりお嬢様口調で話されたら戸惑いますよね。
鏡よ鏡、私はだあれ?ついに気づいた真実!
丞相府で目覚めた小豆子(しょうず)は、翠翠の世話を受けますが、お嬢様らしからぬ行動連発!うがいのお水をゴクッ、手洗い用のお水をゴクッ!翠翠もポカーンです。そして鏡を見て、ようやく自分が梅玉扇の姿になっていることに気づきます!
時を同じくして、梅玉扇(ばい・ぎょくせん)も、自分が小豆子の姿になっていることに衝撃!
二人とも、もうこうなったら仕方がない、と覚悟を決めて、お互いのフリをすることに!いや~、これからどうなっちゃうんでしょう!?
新たな動きと再会、そして月霊珠の謎
宮中では、南宮曜(なんきゅう・よう)が太后に、梅玉扇が宮中での学問の対象に入っているかを確認。管家の楠北(なんぼく)は「梅玉扇様が第一候補でございます」と報告。なんだかきな臭い動きですね…。
翌日、すっかり小豆子になりきった梅玉扇(ばい・ぎょくせん)は、庭で勝手に点心をつまみ食い。そこへ現れた南宮曜(なんきゅう・よう)は、噂に聞く「淑やかで知的な梅丞相の娘」とは似ても似つかないその姿に、またまた困惑。
一方、小豆子(しょうず)はこっそり親父さんたちの元へ。そこで梅玉扇(ばい・ぎょくせん)と再会し、「一体全体、私たちの身に何が起こったの!?」と話し合います。そして二人とも、あの不思議な「月霊珠」のことを思い出すのでした…。
第2話も、魂の入れ替わりが巻き起こすドタバタ劇に引き込まれました。梅玉扇の姿になった小豆子の、お嬢様とはかけ離れた大胆な行動には驚かされっぱなしです。特に太子様とのコミカルなやり取りは、見どころの一つと言えるでしょう。一方で、小豆子の姿になってしまった本物の梅玉扇。お嬢様育ちの彼女が、この困難な状況にどう立ち向かっていくのか、その過程に注目しています。月霊珠の謎や、南宮曜(なんきゅう・よう)の怪しい動きなど、物語の核心に迫る要素も散りばめられており、今後の展開が非常に気になります。二人が元の体に戻れるのか、そして複雑に絡み合う人間関係がどう変化していくのか、目が離せないですね。
つづく