林西(リン・シー)へのアプローチ方法を変え、積極的にアピールし始める程耀(チョン・ヤオ)。一方、肖一成(シアオ・イーチョン)は重要な入札会を前にした林西の様子を気にかけ、彼なりの方法でサポートする。そして迎えた入札会当日、林西の会社「華声」は、周到な準備をしてきたライバル社と火花を散らすプレゼン対決に挑む。会社の未来がかかった大きなプレッシャーの中、林西は実力を発揮することができるのか。

「彼女は無敵な翻訳官」あらすじネタバレ10話

不器用な男の猛アプローチ!程耀(チョン・ヤオ)の朝食大作戦!

まずは、我らが恋のライバル、程耀(チョン・ヤオ)くんの健気な姿から!

前回、林西(リン・シー)を自分の家に住まわせることに成功した程耀ですが、どうもアプローチが不器用すぎる。夜遅くまで仕事する林西(リン・シー)を心配して「早く寝ろ!」とパソコンを奪い取っちゃうなんて、まるで小学生の男の子!そりゃ林西も怒って部屋に帰っちゃいますよね。

そんな様子を見ていた大叔母様から「女の子へのアプローチはそうじゃないのよ」とありがたいアドバイスが!その結果、翌朝の程耀くんが大変なことに!

なんと、林西のために洋食と中華の2種類の豪華な朝食を用意して待っていたんです!昨夜の無礼を詫びるためだなんて言ってますけど、その必死な顔、完全に恋する乙男(オトメン)ですよ!林西も突然の変貌に戸惑い気味でしたね。がんばれ、程耀!

元カレの嫉妬と優しさのコンボにキュン!

一方、我らがCEO、肖一成(シアオ・イーチョン)は朝からご機嫌斜め。会社のデスクに見知らぬコーヒーが置いてあり、それが林西の家にいる程耀を思い出させたのか、「捨てろ!」と一喝!部下の毛毛(マオマオ)が「高いのに…」と勿体ながる姿も笑えました。嫉妬する肖一成(シアオ・イーチョン)、可愛すぎません?

でも、彼の魅力はそれだけじゃないんです!

大事な入札会を前に、林西が不安になっていることを見抜いた肖一成。彼女が不安な時にフワフワした動物の動画を見る癖までお見通し!「なんで私のSNS知ってるの!?」と驚く林西を車に乗せ、話を聞いてあげようとするんです。

さらに、ピーター(彼特(ピーター))の父親の話から、「間違った相手といるより、正しい相手とは離れていてもまた一緒になれる」なんて、意味深なセリフまで…!これって、絶対自分たちのこと言ってますよね!?

極め付けは、林西の持病の肩の痛みに気づいて、黙って空中ヨガに連れて行ってくれる優しさ!強引だけど、こういうスマートな気遣いにキュンとしない女子はいませんって!

大逆転劇!入札会の行方は…?

そして物語はクライマックスの入札会へ!

林西の会社「華声」と、いかにも悪そうな王(ワン)社長率いるライバル会社の一騎打ちです。王社長は事前に語訳テクノロジーの役員・応(イン)社長に賄賂を渡して、完全に有利な状況。質疑応答では、示し合わせた質問で林西を追い詰めようとします。

しかし、我らが林西は無敵な翻訳官!どんな卑怯な手を使われようと、持ち前の頭の回転の速さと実力で、見事に切り返していく姿は本当にかっこよかった!

そして、運命の投票結果…。

なんと、結果は「3票」対「3票」の同点!王社長は「これで勝ったも同然!」と勝ち誇りますが、ここからが本当のドラマでした。

最後に票を投じたのは、語訳テクノロジーの筆頭株主である孫(ソン)社長。そして、彼の1票はなんと「2票分」の価値を持つ「ダブル票」だったのです!孫社長が選んだのは…もちろん、実力のある林西の「華声」!

結果は4対3で、華声の大逆転勝利!

不正にまみれた王社長が呆然とする姿、最高にスカッとしましたね!

仕事では見事な連携で勝利を掴んだ林西と肖一成。でも、恋のライバル程耀も黙って引き下がるはずがありません。仕事も恋も、ますますヒートアップしていくこと間違いなし!

『彼女は無敵な翻訳官』第10話の感想

林西をめぐる肖一成と程耀の対照的なアプローチが鮮明になった回でした。程耀の不器用ながらも一生懸命な朝食作りには思わず笑みがこぼれ、一方で肖一成の、嫉妬を見せつつも的確なサポートをする姿には、彼の深い愛情を感じさせます。特に、林西の体調を気遣い、黙って空中ヨガへ連れて行く場面は印象的でした。物語の核となる入札会のシーンは、不正が絡む不利な状況を林西が実力で覆していく展開に引き込まれました。最後の投票結果には、正義が示されたような爽快感がありました。仕事上の緊張感と、登場人物たちの繊細な心情が巧みに描かれており、物語の深みが増したように感じます。

つづく