今回の第13話は特に神回でしたね…!クールな天才だと思っていた肖一成(シアオ・イーチョン)の意外すぎる一面に胸が熱くなり、そして彼らを襲うあまりにも卑劣な罠に「許せない!」と拳を握りしめてしまいました。

まだ見ていない方はここから先、ネタバレ注意ですよ!それでは早速、第13話の濃厚すぎる内容を振り返っていきましょう!

肖一成(シアオ・イーチョン)の「本当の顔」に林西(リン・シー)も視聴者も感動…!

物語は、佟欣(トン・シン)が林西(リン・シー)にある映像を見せるところから始まります。それは、かつて肖一成(シアオ・イーチョン)が参加したアメリカの技術コンテストの記録。そこで使われたキャッチーなスローガン、実はあれ、肖一成が考えたものだったんです!

当時から彼の才能は注目されていて、佟欣(トン・シン)も「一緒にやろう」と誘ったそう。でも、肖一成は「技術がまだ未熟だ」と断ったんですよね。

でもね、その理由が…もう…(涙)。

佟欣(トン・シン)が独立したとき、たくさんの人に声をかけた中で、唯一返事をくれたのが肖一成でした。彼は「語譯(ユーイー)」の原型となる機械をプレゼントとして彼女に送ったんです。そして、彼が「技術が未熟だ」と言った本当の理由。それは…

「中国人が開発したものを、外国のラベルを貼って世に出したくなかったから」

うわーん、肖一成、あんたって男は…!ただのクールな現実主義者じゃなかった!胸の内には、とんでもなく熱い誇りと信念を秘めていたんですね。 これには林西(リン・シー)も驚きと感動を隠せない様子。今まで見ていた彼の姿が、ほんの一部でしかなかったと気づかされた瞬間でした。 私たち視聴者も、完全にノックアウトですよね。

忍び寄る黒い影…「語譯」最大の危機!

そんな感動的なエピソードの裏で、肖一成の会社には最悪の事態が迫っていました。

オフィス移転のことで佟欣と子供みたいにじゃれ合う肖一成の姿にほっこりしたのも束の間、不穏な空気が立ち込めます。 入札で華声(ファーシェン)と競合していたあの王社長が、なんとライバル企業と手を組み、語譯を潰しにかかってきたんです!

「語譯の翻訳はデタラメだ!」「製品は捏造だ!」

ネット上には誹謗中傷が溢れ、製品は大量に返品される事態に…。 明らかに誰かが仕組んだ罠。肖一成は「発表会で敵を作りすぎた」と冷静に分析しますが、状況は最悪です。

彼は旧友で芸能界にいる陈潇(チェン・シャオ)に助けを求め、潔白を証明しようとしますが、一度燃え上がった炎はなかなか消えません。 魏天(ウェイ・ティエン)も「これは下手をすれば再起不能になる」と深刻な表情…。 捏造問題は、法に触れる大問題ですもんね。

林西、動く!そして黒幕の正体にゾッ…!

ここで黙っている我らが林西じゃありません!

ネットの誹謗中傷に心を痛めた彼女は、自身のコネを使い、影響力絶大のブロガーに連絡。肖一成と語譯を擁護する記事をアップしてもらうんです! この記事は瞬く間に拡散され、世論は少しずつ語譯に傾きかけます。 さすが林西、行動力が違う!

…しかし、敵もさるもの。

すぐに、新たな中傷記事がネットに投下されます。その記事を書いた人物の名を見て、林西と魏天(ウェイ・ティエン)は凍りつきました。

「シャシャ…!」

そう、彼女こそ、以前、林西が実力不足を理由にクビにしたあの通訳だったんです!

ここで全ての点が線につながりました。彼女の狙いは、語譯を「捏造企業」として貶めるだけでなく、「華声が語譯と結託して不正を働いた」というシナリオを描き、肖一成と林西の両方を社会的に抹殺することだったんです。 なんて卑劣で、恐ろしい計画…!まさに一石二鳥を狙った、えげつない罠です。

絶体絶命のピンチに立たされた肖一成と林西。果たして二人は、この最大の危機を乗り越えることができるのでしょうか?そして、少しずつすれ違っていく魏天(ウェイ・ティエン)と譚莎莎(タン・シャシャ)の恋の行方も気になります…。

『彼女は無敵な翻訳官』第13話の感想

今回の第13話は、登場人物の人間性が深く掘り下げられた、非常に見ごたえのある回でした。特に、これまでクールで合理的な天才として描かれてきた肖一成の過去が明かされた場面は、彼の印象を大きく変えるものでした。彼の行動の裏にあった強い信念と愛国心には、林西だけでなく多くの視聴者が心を打たれたことでしょう。その感動的な展開から一転、彼の事業を襲う組織的な罠は非常に悪質で、物語に強い緊張感をもたらしています。誰が敵で、誰が味方なのか。登場人物たちの感情が複雑に交錯し、物語の深みが増したように感じます。この危機的状況に、彼らがどう立ち向かっていくのか、今後の展開から目が離せません。

つづく