翻訳業界の若きエース林西(リン・シー)は、仕事の会食で8年前に別れた元カレ・肖一成(シアオ・イーチョン)と気まずい再会を果たす。彼は今やAI翻訳会社の若きCEOとなっていた。気まずい雰囲気の中、二人の過去の破局理由が少しずつ明らかになる。さらに、AI翻訳の未来を語る肖一成と、人間による翻訳の価値を信じる林西は、仕事の信念でも対立していくことになる。
「彼女は無敵な翻訳官」あらすじネタバレ2話
まさかの「隠し子」疑惑!?気まずすぎる食事会
物語は、林西(リン・シー)と元カレ・肖一成(シアオ・イーチョン)が同席する、気まずさMAXの食事会からスタート。
肖一成(シアオ・イーチョン)が注文した魚料理に唐辛子が入っていないことを店員がバラしたことで、彼が辛いものが苦手なことがバレそうになるんですが、そこは敏腕パートナーの佟社長(トンしゃちょう)がナイスフォロー! しかし、本当の爆弾はその後に投下されました…。
なんと、肖一成(シアオ・イーチョン)のスマホに電話がかかってきて、電話の向こうから聞こえてきたのは…「パパ!」という子供の声!
え、え、えーーー!? 周りの人たちは、肖一成と佟社長(トンしゃちょう)が夫婦で子供もいるんだと完全に誤解! 林西(リン・シー)も呆然…。そりゃそうですよね、数年ぶりに再会した元カレが、いつの間にかパパになってたなんて、衝撃が強すぎます!
もちろん、これは肖一成のゴッドサン(名付け子)だったんですが、彼はあえて誤解を解かないんです。一体、何を企んでるんでしょうか、この男は…!
【本作最大級】陰口が本人にバレる悲劇!
そして、本作最大級の気まずい瞬間が訪れます(笑)。
食事会の後、林西(リン・シー)は親友の魏天(ウェイ・ティエン)に、肖一成と別れた本当の理由をぶっちゃけていました。
「彼って怠け者で向上心がないでしょ?一緒にいても未来が見えなかったのよ」
…って、結構ひどいこと言ってます(笑)。
すると、どうでしょう。あなたの背後に、いるんです。
そう、肖一成ご本人が!!!
魏天(ウェイ・ティエン)に「後ろ!」と合図され、振り向くこともできずに固まる林西。慌てて「いやいや、他の人の話だから!」と取り繕う姿は、完全に挙動不審者でした(笑)。あんな最悪のタイミングで聞かれちゃうなんて、林西、あんたって子は…!
8年前の破局…本当の理由は?
一体なぜ、二人は別れなければならなかったのか?
その真相が、肖一成の回想シーンで少しだけ明らかになります。
8年前、林西は肖一成に一方的に別れを告げます。
「あなたといても希望が見えない」
「3年間の感情は、学歴一枚に負けるのか?」と食い下がる肖一成に、林西は冷たく「そうよ」と言い放ち、二人の関係は終わりを告げたのでした。
うーん、これはキツイ…。でも、佟社長が言うように、本当にそれだけが理由なんでしょうかね? 必死にアルバイトをしていた林西の過去を思うと、何か他にっぴきならない事情があったんじゃないかと勘ぐってしまいます。
AI翻訳 vs 人間翻訳!元カップルがテレビで公開バトル!
そして物語のラスト、二人の対立は公の場へと持ち込まれます!
AI翻訳システム「語訳天下」の代表としてテレビの対談番組に出演した肖一成は、「AIによる機械翻訳が、いずれ人間の翻訳者に取って代わる」と高らかに宣言。彼の自信に満ちたプレゼンに、スタジオは彼の独壇場となります。
しかし、番組はサプライズを用意していました。なんと、電話で生出演することになったのが、我らが林西!
司会者から肖一成の意見についてコメントを求められた林西は、一呼吸おいて、きっぱりとこう言い放ちます。
「私は、肖一成さんの意見には同意できません」
うわー、バッチバチ! 元カップルが、翻訳の未来を巡って、全国放送で公開討論を始めるなんて、面白すぎでしょ!
誤解とすれ違い、そして過去の因縁が渦巻く第2話。AI翻訳の未来を掲げる肖一成と、言葉に心を込める人間翻訳の価値を信じる林西。二人の戦いの火蓋が、今まさに切って落とされました。
『彼女は無敵な翻訳官』第2話の感想
第2話は、気まずいユーモアとシリアスな過去が絶妙に混ざり合っていて、非常に見ごたえがありました。特に林西が元カレの悪口を言っているまさにその瞬間に本人が登場するシーンは、コメディとして最高でした。見ているこちらがヒヤヒヤするほどの気まずさで、思わず声が出ました。一方で、二人の過去の別れのシーンは切なく、林西がただ「学歴」を理由に彼を振ったわけではないだろうと、彼女の背景にある事情を深く考えさせられます。AI翻訳と人間翻訳という専門的な対立軸も明確になり、単なるラブコメではない、骨太な物語の展開に引き込まれました。
つづく