語訳科技では、事業の課題解決を巡って創業者たちの意見が対立する。一方、華声では、突発的な事態に対応するための支援チームが結成されることになり、社員たちが参加の決断を迫られる。ある社員の立候補をきっかけに、周囲の人間関係にも大きな変化が訪れる。仕事への責任、社会への貢献、そして大切な人を思う気持ちが交錯し、それぞれのキャラクターが重大な選択をする。

「彼女は無敵な翻訳官」あらすじネタバレ33話

仕事とプライベートが交錯!肖一成(シアオ・イーチョン)と佟欣(トン・シン)のガチバトル勃発!

物語は、語訳科技(ユーイー・テクノロジー)のオフィスからスタート。小語種問題の解決策を巡って、我らがCEO肖一成(シアオ・イーチョン)と、共同創業者であり親友の佟欣(トン・シン)が火花を散らします!

佟欣(トン・シン)は「もう手っ取り早く、ライバル会社の程耀(チョン・ヤオ)を引き抜くしかない!」とゴリ押し。でも、肖一成(シアオ・イーチョン)はなぜか煮え切らない態度…。それに勘づいた佟欣が「もしかして、あの理由でためらってるの?」とカマをかけると、肖一成は「違う!」と即座に否定!

これに佟欣がブチギレ!「まだ何も言ってないのに否定するってことは、図星でしょ!?」と詰め寄ります。「あなたは林西(リン・シー)の夫である前に、語訳科技の創業者なのよ!」と正論をぶつけるんですが、ここで肖一成も黙っちゃいない!「君だって程耀(チョン・ヤオ)の彼女である前に、うちの創業者だろ!」と痛いところをカウンター!うわー、もう泥仕合!仕事仲間で、親友で、しかもそれぞれの恋人がライバルって…複雑すぎません!?見てるこっちがハラハラしちゃいますよ。

「国のために」―魏天(ウェイ・ティエン)の決意と、揺れるサシャの乙女心

そんなギスギスした雰囲気とは打って変わって、華声(ファーシェン)では緊急事態が発生。突如として猛威を振るい始めたウイルスに対応するため、支援チームが結成されることになったんです。

誰もがためらう中、真っ先に手を挙げたのが、あの実直な男・魏天(ウェイ・ティエン)!彼の勇気に続く者も現れ、場は一気に引き締まります。

でも、これを知って気が気じゃないのが、元カノの譚莎莎(タン・シャシャ)。「私のこと避けるために行くんでしょ!」なんて、最初はちょっと拗ねて彼を引き止めようとするんです。可愛いですよね。

しかし、魏天(ウェイ・ティエン)はキッパリと答えます。「気まずいのは認める。でも、それが理由じゃない。『苟利国家以生死(国家に利するならば、自らの生死を問わない)』、国が困難な今、俺が黙って見てるわけにはいかないんだ」と。

か、かっこよすぎる…!魏天、男前すぎ!

この言葉に、サシャの心は大きく揺さぶられます。最初はただただ心配で「行かないで」と懇願していた彼女ですが、魏天の崇高な精神に触れ、とんでもない決断をするんです。

そう、「私も行く!」と!

親の愛VS娘の成長!涙なしには見られない、母と娘の物語

サシャの決意に、お母さんの高玲(ガオ・リン)は案の定、大雷霆!「絶対に許しません!」と猛反対します。そりゃそうですよね、可愛い娘を危険な場所に行かせたくない親心、痛いほどわかります。

助けを求められた林西(リン・シー)と肖一成も、今回はサシャの味方。「これは彼女の成長のために必要なことだ」と説得しますが、高玲の決意は固いまま…。

でも、サシャも引きません。「小さい頃から恵まれた環境で育ったからこそ、社会に恩返しがしたいの」と、自分の言葉で母親に思いを伝えます。このサシャの成長ぶりには、お父さんも「それでこそ高家の娘だ!」と大賛成。

そして迎えた出発の日。サシャは覚悟を決めて、長い髪をバッサリ。見送りに来た林西(リン・シー)とお父さんの前で、寂しそうに母親の姿を探します。もう来ないかな…と諦めかけたその時!

「サシャ!」

息を切らして駆けつけてきたのは、母・高玲!その手には、たくさんの日焼け止めや常備薬が。「これでもか!」ってくらい娘を心配する母親の愛に、もう涙腺崩壊ですよ…。口では反対していても、誰よりも娘を愛してるのが伝わってきて、本当に感動的なシーンでした。

まさかの展開!林西の前に立ちはだかったのは…?

一方で、私たちのヒロイン林西も、この事態にじっとしていられませんでした。自分も支援チームに参加しようと申請書を提出しに行くんですが…なんと、一足遅かった!

先に申請を出していたのは、まさかの陸克礼(ルー・クーリー)!いつもはちょっと嫌な奴(失礼!)な彼が見せたこの行動に、林西も「今回は尊敬に値する」と認めていましたね。いやー、意外な男気!

仕事、恋愛、友情、そして家族愛。いろんな要素がギュッと詰まった第33話。特に、自分の足で一歩を踏み出そうと決意したサシャの成長と、それを見守る家族の姿には胸を打たれました。支援に向かった魏天とサシャの運命は?そして、会社に残った肖一成と林西は、この難局をどう乗り越えるのか?

『彼女は無敵な翻訳官』第33話の感想

第33話は、仕事上の対立と個人的な決断が深く描かれた回でした。肖一成と佟欣が会社の未来を巡って激しく衝突する姿は、公私の間で揺れる緊張感に満ちています。一方で、魏天の国を思う強い意志と、それに心を動かされ自らも支援活動への参加を決意する譚莎莎(タン・シャシャ)の成長には胸を打たれました。特に、娘を心配しながらも最後には送り出す母親の愛情が印象的で、登場人物たちの人間的な深みが感じられました。

つづく