天才CEO・肖一成(シアオ・イーチョン)の会社が、主要投資家の突然の撤退により最大の危機を迎える。資金繰りに奔走する中、元恋人の林西(リン・シー)もその窮地を知る。プライドが邪魔をして素直になれない二人。肖一成は会社の未来を守るため、そして林西は自分の仕事と向き合いながら、それぞれが困難に立ち向かう。

「彼女は無敵な翻訳官」あらすじネタバレ5話

いや~、今回の『彼女は無敵な翻訳官』第5話、見ましたか!? 順風満帆に見えた天才CEO、肖一成(シアオ・イーチョン)の会社がいきなり大ピンチ! ハラハラドキドキの展開に、思わず画面に釘付けになっちゃいました。でもね、こういう時だからこそ、林西(リン・シー)との見えない絆の強さが浮き彫りになって…もう、胸が熱いのなんのって!

さっそく、最高にエモかった第5話を振り返っていきましょう!

突然の激震!肖一成(シアオ・イーチョン)、人生最大のピンチ到来

物語は、肖一成(シアオ・イーチョン)の同窓会の誘いから始まります。最初は断るつもりだった彼ですが、林西(リン・シー)も参加すると知って「後から行く」と返事。この時点で、もう未練タラタラなのがバレバレで可愛いですよね(笑)。

しかし、そんな甘い雰囲気は一瞬で吹き飛びます。同僚の佟欣(トン・シン)が血相を変えて駆け込んできて、「ダニーが投資を引き上げるって!」と衝撃の報告! なんと、会社の生命線を握る大株主が、突然の撤退を宣言したのです。

会社のキャッシュフローは、もってあと2ヶ月…。絶体絶命の状況に、肖一成はすぐさま行動を開始。ダニーが参加しているというプライベートな葉巻のパーティーに、退股(=株の買戻し)契約書を手に乗り込みます。でも、ダニーは「ここは仕事の話をする場所じゃない」と、つれない態度。必死の交渉もむなしく、肖一成はたった一人、寂しい背中を向けてその場を去るのでした…。この時の彼の孤独を思うと、胸が締め付けられます。

言葉はいらない。SNSが繋ぐ二人の心

この危機を、林西(リン・シー)も魏天(ウェイ・ティエン)から聞いていました。心配でたまらないけれど、プライドの高い肖一成のことを考えると、今섣불리声をかけるのは違うかもしれない…。そう悩む林西の気持ち、すごく分かりますよね。

そんな彼女が取った行動が、もう最高にイマドキで、そして健気なんです!

彼女は、肖一成を励ます内容を匂わせた投稿をSNSにアップ。すると、その投稿に肖一成から「いいね」が…!

たった一つの「いいね」。でも、そこには「見てるよ」「ありがとう」「大丈夫だ」っていう、言葉にならないたくさんの想いが込められている気がしませんか? 直接会えなくても、心は繋がってる。二人のこの距離感が、たまらなく切なくて、美しいんです。

最大の見せ場!元カノのために、全員敵に回します!

そして来ました、今回の最大の見せ場! 問題の同窓会です。

会社のことで頭がいっぱいのはずなのに、律儀に出席した肖一成。しかし、そこで彼が耳にしたのは、同級生たちによる林西への胸糞悪い陰口大会でした。「林西って結局、金持ちの男を探してただけだろ」「肖一成に将来性がないと見て捨てたんだよ」なんて、言いたい放題!

それを聞いていた肖一成、ついにブチギレます!

「彼女はそんな人間じゃない!」

たった一人で、その場にいる全員を敵に回して、林西を庇ったんです! もう別れた元カノのために、ですよ!? カッコよすぎかよ!と、思わずテレビの前で叫んじゃいました(笑)。自分が一番辛い状況なのに、愛した人の名誉を守ることを選ぶ…彼の愛情の深さに、ただただ脱帽です。

一流のプロ、林西の厳しい愛

一方、林西も自分の仕事に邁進していました。後輩の譚莎莎(タン・シャシャ)を、重要な農産物見本市の参加メンバーから外すという厳しい判断を下します。

納得できない譚莎莎(タン・シャシャ)を、林西はとある酒席に連れて行きます。案の定、クライアントからお酒を勧められる譚莎莎(タン・シャシャ)。「アルコールアレルギーで…」と断ると、すかさず林西が彼女の代わりに3杯の酒を飲み干しました。

そして一言。「見本市ではこういう場面が必ずある。その時どうするの?」。ただ突き放すのではなく、身をもってプロの世界の厳しさと対処法を教える。これが林西のやり方なんですね。強い女性って、やっぱり憧れます!

まとめ

絶体絶命のピンチに立たされた肖一成と、彼を信じ、自分の場所でプロとして戦い続ける林西。離れていてもお互いを想い合う二人の姿に、グッときた第5話でした。

果たして肖一成は、この危機を乗り越えることができるのか? そして、同窓会での一件を知ったら、林西の心はどう動くのでしょうか?

新たな恋のライバル(?)っぽい程耀(チョン・ヤオ)の動きも気になるところ。

『彼女は無敵な翻訳官』第5話の感想

第5話は、順調に見えた肖一成の事業に突如訪れた危機が大きな見どころでした。資金難という試練を通じて、彼の経営者としての覚悟と、離れていても肖一成を気遣う林西の深い心情が丁寧に描かれています。特に、同窓会で林西の名誉を守るため、毅然と振る舞う肖一成の姿には心打たれました。二人の絆の強さを再確認させられる、非常に中身の濃い回でした。

つづく