第5話では、ついに再会したリン・シーとシアオ・イーチョンが、仕事で火花を散らす展開にハラハラしましたよね。そして迎えた第6話…もう、とんでもない神回でした!酔いつぶれたリン・シーの前に現れた救世主、そして明らかになる二人の過去。今回は、そんな見どころ満載の第6話を、ネタバレ全開で語り尽くしたいと思います!

絶体絶命のピンチ!白馬の王子様は…元カレ様!?

物語は、リン・シーが接待で泥酔しているという衝撃的なシーンから始まります。同僚のタン・シャシャから「リン・シーが酔いつぶれて大変!」と電話を受けたウェイ・ティエン。その会話を、偶然そばで聞いていたのが、なんとシアオ・イーチョン(肖一成(シアオ・イーチョン))!

「彼女はいつもあんな風に飲むのか?」と心配そうに尋ねるシアオ・イーチョン。ウェイ・ティエンは「普段はきっちりしてるけど、今日のクライアントは手強かったんだろう」と答えます。配車アプリは全然つかまらないし、どうしよう…と焦るウェイ・ティエンに、「俺が送る」とシアオ・イーチョンが神の一声!監視カメラも気にせず、猛スピードでリン・シーの元へ駆けつけます。もうこの時点で、ただの元カノじゃない感がダダ漏れですよね!

現場に到着すると、まさにクライアントの孫社長に絡まれているリン・シーが!そこに現れたシアオ・イーチョンを見るやいなや、リン・シーは彼の肩にぐったりと寄りかかります。そして、ろれつの回らない口で「この人、すごい技術を持ってるのよ。投資先にどう?」なんて、ちゃっかり営業(笑)。

そこへタイミングよく(?)孫社長の奥様が登場!シアオ・イーチョンをリン・シーの彼氏だと勘違いしますが、リン・シーは「元カレよ」とキッパリ。奥様は「あらそう。じゃあ、あなたの元カレの会社を優先的に検討してあげるわね」と、まさかの神アシスト!孫社長夫妻が去った後、シアオ・イーチョンは「俺が送る」と、リン・シーを連れて行こうとします。

「え、でも…」と戸惑うタン・シャシャに、ウェイ・ティエンが「彼、リン・シーの元カレなんだよ」と衝撃の事実を告白。タン・シャシャは「冗談でしょ!?」と目を丸くしますが、ウェイ・ティエンは「マジなんだって」と一言。一番近くにいた親友(いとこだけど)が知らなかったなんて、二人の関係、どれだけ秘密にされてたの!?って感じですよね。

雨が育む?もう一つの恋の予感

一方、その場で車を待つウェイ・ティエンとタン・シャシャ。突然の土砂降りに、タン・シャシャは「靴が!本革だから濡らせないの!」と大慌て。そんな彼女に、ウェイ・ティエンはニヤリと笑い、「裸足でダッシュするか、俺に抱っこされるか、どっちがいい?」と究極の選択を迫ります。

「はぁ!?抱っこ!?」と信じられない顔をするタン・シャシャを、ウェイ・ティエンは軽々とお姫様抱っこ!そのまま車までエスコートしちゃうんです!もう、こっちのカップル(?)も気になって仕方ない展開ですね!

素直になれない元カノのプライド

車の中。少し酔いが覚めたリン・シーに、シアオ・イーチョンは「いつもそんな危ない橋を渡っているのか」と静かに問い詰めます。リン・シーは「孫社長夫妻は友達だから大丈夫」と強がりますが、本当は心配して駆けつけてくれたこと、わかってるくせに!

そして、ここからがリン・シーの真骨頂。「あなたの会社、今大変なんでしょ?孫社長、紹介してあげようか?」と上から目線で持ちかけます。その条件は、なんと「提携が成功したら、翻訳機の仕事をウチにちょうだい」というもの。助けたいけど、素直にお願いできない。このツンデレっぷりが、リン・シーの魅力ですよね!

しかし、シアオ・イーチョンは「いや、いい。今回は自分でなんとかする」と、その申し出を断ります。彼のプライドも相当なもの。でも、リン・シーは「何かあったら、いつでも言って」と、ちゃんと心配している気持ちを伝えるのでした。

奇跡の大逆転!その裏にいたのは…

帰宅したリン・シーを待っていたのは、新たな同居人・程耀(チョン・ヤオ)!大家さんのはからいで、スケートボードの大会のために1ヶ月滞在することになったそう。リン・シーのプライベートも、これから嵐の予感です。

その頃、シアオ・イーチョンの会社は資金が底をつき、自宅を担保に入れる寸前まで追い詰められていました。まさに絶体絶命…。

しかし!ここで奇跡が起こります!

ネットにアップされた自社の翻訳機「語譯(ユーイー)」の紹介動画が、まさかの大バズり!状況は一気に逆転し、商品は飛ぶように売れていきます。

そして、この逆転劇の裏には、やっぱりリン・シーの存在がありました。彼女は再び孫社長を訪ね、「語譯」の技術がいかに素晴らしいかを熱心に説得していたのです。その熱意が伝わり、孫社長はシアオ・イーチョンとの提携を決意!

後日、シアオ・イーチョンがお礼を伝えに行くと、リン・シーは「別に?孫社長と話すついでに、あなたの話をしただけよ」と、ぷいっとそっぽを向きます。もう、どこまで素直じゃないの!でも、そんな強がりの裏にある優しさを、シアオ・イーチョンはちゃんと分かっているはずですよね。

机の上に置かれた、色褪せた二人の写真。シアオ・イーチョンの心の中には、今も昔も、リン・シーがいることは間違いなさそうです。

『彼女は無敵な翻訳官』第6話の感想

第6話は、リン・シーとシアオ・イーチョンの複雑な関係性が深く描かれた回でした。お互いに素直になれないプライドの高さと、その裏にある深い思いやりがぶつかり合い、見ていて非常にもどかしい気持ちになりました。特に、リン・シーが酔ってピンチに陥った場面で、シアオ・イーチョンがためらわずに駆けつける姿には、彼の変わらない愛情が感じられました。また、リン・シーも彼の危機を察し、不器用ながらも裏で助けようとする姿が印象的です。二人の意地っ張りなやり取りの中に、切れない絆が確かに存在することを示してくれた、見応えのあるエピソードでした。

つづく