連続露出狂事件の犯人だと疑われていた路小路(ルー・シャオルー)だったが、白藍(バイ・ラン)の証言によってついに無実が証明される。しかし、真犯人を捕まえるため、白藍は再び危険なおとり捜査に乗り出す。一方、小路は兄が新しくオープンしたスケートリンクに白藍を誘い、二人の距離は少しずつ縮まっていく。青春を謳歌する二人の甘い時間も束の間、白藍の元に謎の脅迫状が届き、事態は新たな局面へ。事件の捜査と恋の行方が複雑に絡み合い、物語は一気に加速していく。
「青い恋 1996~少年バビロン~」あらすじネタバレ4話
第4話は、前回までのモヤモヤを吹き飛ばす急展開!小路の無実が証明される一方で、事件はさらに複雑な様相を呈してきました。甘酸っぱい恋模様とサスペンスが絶妙に絡み合った今回、さっそく振り返っていきましょう!
ついに証明された無実と、新たな犯人像
またしても工場に現れた露出狂!でも、この一件が思わぬ形で小路(ルー・シャオルー)を救うことになります。事件発生時刻、小路は白藍(バイ・ラン)と一緒にいたのですから。白藍(バイ・ラン)が工場長にその事実を伝えたことで、ようやく小路にかけられた「変態」の濡れ衣が晴れました。まあ、工場長も「あいつは俺が子供の頃から知ってるんだ、信じちゃいなかったさ」なんて言ってましたが、だったらもっと早くなんとかしてやれよ!ってツッコミたくなりますよね(笑)。
汚名返上はしたものの、真犯人が捕まらない限り、本当の意味で事件は終わりません。正義感の塊である白藍(バイ・ラン)は、またしても夜の街でおとり捜査を決行!案の定、背後から忍び寄る影…。そこに颯爽と(?)現れたのが、我らが小路です!二人は協力して犯人に立ち向かいますが、惜しくも取り逃がしてしまいます。
この一件で怪我を負った小路を、白藍が手当てするシーンがまた良いんですよ。痛がる小路に「男でしょ」とクールに言い放つ白藍。かと思えば、小路がお尻にも怪我をしていると知るや、躊躇なくズボンを下ろさせようとするんですから!「このお尻は未来の嫁さんに見せるんだ!」と必死に抵抗する小路に、白藍は「医者としてお尻なんて見慣れてるわ。いちいち責任取ってられるもんですか」とバッサリ。この二人のやり取り、最高すぎません?
そして、この時白藍はある違和感を口にします。今回戦った犯人は、前回自分が遭遇した男よりも筋肉がなく、体が柔らかかった、と。つまり、犯人は複数いる…?謎が深まります。
犯人の遺留品と、母との対立
犯人が現場に落としていった避妊具を手がかりに、白藍は調査を進めます。すると、その備品を管理しているのが、なんと小路の母親である趙主席(ジャオ主席)だと判明。さっそく訪ねてみると、そこには衝撃の光景が…。なんと、避妊具は誰でも持ち出せるような状態で無造作に置かれ、配布記録も一切なし!これじゃ犯人の特定なんて無理ゲーです。
白藍が管理体制の不備を指摘し、備品を医務室に移管すると提案したことで、趙主席(ジャオ主席)のプライドが爆発。「私のやり方が信用できないって言うの!?」と二人は一触即発の状態に。息子の好きな人が相手だろうと、自分のメンツは譲れない母。板挟みになった小路は、部屋の中でオロオロするしかありませんでした。
スケートリンクの光と影
母との一件で気まずい雰囲気の中、小路は兄が開いたスケートリンクに白藍を誘います。オープン当日、白藍がなかなか現れず、しょんぼりする小路。しかし、諦めかけたその時、白藍が光の中に現れるんです!この瞬間の小路の、世界がパッと明るくなったような表情がたまりませんでしたね。
二人が手を取り合って(いるかのような距離感で)滑る姿は、まさに青春そのもの。そんな二人を苦々しく見つめる秦娟(チン・ジュエン)が、焦って胡(フー)親分にぶつかってしまい、乱闘騒ぎに発展!でも、それがまたお祭りみたいで、小路と白藍は顔を見合わせて笑い合います。キラキラした礼花が舞う中を二人で通り抜けるシーンは、今回屈指の名場面でした。
しかし、幸せな時間の後には不穏な影が…。その夜、帰宅した白藍の部屋に、なんと脅迫状が投げ込まれていたのです!
翌日、話を聞いた小路は驚きの行動に出ます。その脅迫状を「落とし物」として工場の掲示板に貼り出し、持ち主が現れるのを白藍と一緒に物陰から監視し始めたのです。雨が降る中、じっと待ち続ける二人。そしてついに、一人の人物がその紙を剥がしにやってきました。その正体は…まさかの、女!?ここで4話は終了。いや、気になる引き方しますよね!
『青い恋 1996~少年バビロン~』第4話の感想
今回は、物語が大きく動いた回でした。小路の疑いが晴れた安堵感も束の間、犯人が複数いる可能性や脅迫状の出現など、サスペンス要素が一気に加速し、目が離せない展開でした。事件の謎が深まる一方で、小路と白藍の関係性も着実に進展しているのが本作の魅力ですね。特にスケートリンクのシーンは、二人の距離が縮まる様子が丁寧に描かれており、映像の美しさも相まって非常に印象的でした。また、小路の母親と白藍の対立は、今後の二人の関係に新たな障壁となることを予感させます。単純なラブコメディに終わらない、人間関係の複雑さも描かれている点に深みを感じます。最後の最後で明かされた「犯人は女かもしれない」という衝撃的なラストには、思わず息を呑みました。一体誰が、何のためにこんなことをしているのか、考察が捗ります。
つづく