恋敵の畢志剛(ビー・ジーガン)と親しげにする白藍(バイ・ラン)を目撃した路小路(ルー・シャオルー)は、嫉妬と誤解から彼女を問い詰めるが、冷たく突き放されてしまう。実は白藍(バイ・ラン)は仕事で畢志剛(ビー・ジーガン)と会っていただけだったが、プライドが邪魔をして真実を話せない。工場内では二人のあらぬ噂が広まり、追い詰められた小路は畢志剛と決闘の約束をしてしまう。白藍は「決闘に行ったら絶交よ」と告げるが、小路の決意は固く…。若者たちの恋とプライドが激しくぶつかり合う。
「青い恋 1996~少年バビロン~」あらすじネタバレ7話
やあみんな!ドラマ『青い恋 1996~少年バビロン~』の時間がやってきたね。第7話は、もう、もどかしすぎて胸が張り裂けそうだったよ!さっそく、波乱の展開を振り返っていこうか。
誤解が誤解を呼ぶ、泥沼の三角関係
前回、白藍(バイ・ラン)が見知らぬ男と親しげにしているところを目撃してしまった路小路(ルー・シャオルー)。今回の冒頭で、その男がなんと、恋敵の畢志剛(ビー・ジーガン)だったことが判明!もう、この時点で嫌な予感しかしないよね。
いてもたってもいられず、白藍(バイ・ラン)の家の前で待ち伏せする小路。帰ってきた白藍(バイ・ラン)に「畢志剛(ビー・ジーガン)との関係はどういうことだ!」と問い詰めるんだけど、白藍の態度は氷のように冷たい。「これは私のプライベートよ」と一蹴。さらに小路が、二人が結ばれたあの夜のことを持ち出すと、「まさか私に責任を取れとでも言うの?」と信じられない一言!いやいや、そういうことじゃないだろ!と画面にツッコミを入れたのは私だけじゃないはず。あまりのショックに言葉を失う小路は、親友の李克南(リー・コーナン)とヤケ酒をあおるしかなかったんだ。
実は、白藍は畢志剛(ビー・ジーガン)の父親である畢(ビー)局長がトップを務める「二軽局」で、通訳の仕事をしていただけ。畢志剛が迎えに来ていたのは、そのためだったんだ。白藍の優秀な仕事ぶりに畢(ビー)局長も感心するほど。でも、この事実を小路は知らない。
オフィスを出た白藍に、畢志剛がまたしても言い寄る。「この仕事は俺が親父に頼んでやったんだ」と恩着せがましい態度。でも、我らが白藍は「私は実力で選ばれたのよ」と一蹴!さらに、工場に一つしかない大学院への推薦枠をチラつかされても、「自分の力を信じてる」ときっぱり断る。この気の強さ、さすがだよね。でも、このプライドの高さが、後で裏目に出ちゃうんだ…。
噂とプライド、そして決闘へ
工場では「白藍が畢志剛と結婚するらしい」なんて根も葉もない噂が広まっていた。食堂で白藍に嫌味を言う同僚を見かけた小路は、カッとなって殴りかかってしまう。そして白藍を追いかけ、「どうして何も説明してくれないんだ!」と訴えるけど、白藍は「みんながそう思うなら、それでいいわ」と、またしても突き放す。もう、意地っ張りなんだから!
そんな中、小路はバイクで白藍を迎えに行き、車で来た畢志剛の目の前で彼女を連れ去るという大胆な行動に出る。プライドを傷つけられた畢志剛は、修理班に乗り込んできて小路を挑発。売り言葉に買い言葉で、二人はついに決闘の約束をしてしまうんだ。
この話はあっという間に工場中に広まり、白藍の耳にも入る。「私は物じゃないのよ!もし決闘に行くなら、もう二度とあなたとは口をきかない!」と彼女は激怒。さらに、畢(ビー)局長の差し金で、白藍は花形の通訳からボイラー室へと左遷させられてしまう。
ボイラー室でまた陰口を叩かれている白藍の姿を見た小路は、心を痛める。畢志剛が裏で警察に手を回していると知りながらも、彼は仲間を引き連れて決闘の場所へと向かう決意を固めるんだ。白藍のため、そして自分の男のプライドのためにね。
決闘の場に立った小路は、仲間たちに「俺が合図するまで絶対に手を出すな」と告げる。これは畢志剛との一対一の勝負。しかし、相手を甘く見ていた小路は、畢志剛に押され、地面に押さえつけられてしまう。絶体絶命のピンチ!その時、「やめなさい!」という声と共に現れたのは、白藍と老牛皮(ラオニウピー)だった。
喧嘩は中断され、白藍は傷だらけの小路を連れて帰る。彼の傷口を手当てしながら、その瞳には隠しきれない心配と愛情が浮かんでいた…。
『青い恋 1996~少年バビロン~』第7話の感想
今回のエピソードは、若さゆえの不器用さとプライドが、これでもかというほど切なく描かれていました。お互いを想っているはずなのに、些細な誤解と意地が二人の間に深い溝を作っていく様子は、見ていて胸が締め付けられるようでした。特に、白藍が本当の気持ちを押し殺して、わざと冷たい言葉を投げかけるシーンは、彼女の心の痛みと葛藤が伝わってきて印象的です。一方で、路小路(ルー・シャオルー)のまっすぐすぎるほどの行動力は、時に危なっかしくもありますが、彼の純粋な愛情の表れなのでしょう。二人のすれ違いが最高潮に達した末での決闘、そして最後の白藍の涙。言葉にしなくても伝わる想いがそこにはあり、物語に一層の深みを与えていました。
つづく