中秋節のダンスパーティーを前に、若者たちの恋心が交錯する。路小路(ルー・シャオルー)は白藍(バイ・ラン)を、牛小英(ニウ・シャオイン)はシャオルーを、そして秦娟(チン・ジュエン)は李克南(リー・コーナン)をパートナーに、それぞれの想いを募らせる。そんな中、シャオルーと白藍(バイ・ラン)の間にあった「あの夜」の出来事についての大きな誤解が解けることに。それぞれの恋がすれ違いながらも、お互いを想う気持ちが、やがて二人の運命を大きく動かしていく。
「青い恋 1996~少年バビロン~」あらすじネタバレ8話
今回は『青い恋 1996~少年バビロン~』第8話、「全て月の仕業」について語っていくよ!いやぁ、今回も若者たちの不器用な恋模様が炸裂してたね!シャオルーと白藍(バイ・ラン)の関係が、思わぬ方向に進んで目が離せない展開だったよ。
中秋節パーティーを前に、それぞれの思惑
中秋節が近づいて、町はなんだかウキウキモード。工場のみんなもスケート場で開かれるパーティーの話題で持ちきりだ。
やっと退院した路小路(ルー・シャオルー)に、白藍(バイ・ラン)から「二軽局に戻れることになった」っていう最高のニュースが飛び込んでくる。以前は白藍(バイ・ラン)が遠くへ行ってしまうことを寂しがっていたシャオルーだけど、今回は「好きなことをするのが一番だ」って、心から彼女を応援するんだ。このシャオルーの成長、グッとくるよね!
そんな中、シャオルーは中秋節をずっと孤児院で過ごしてきた白藍のために、何かしてあげたいって考えてる。優しいじゃないの!
一方、エリートの畢志剛(ビー・ジーガン)も、母親に頼んで二軽局のダンスパーティーに白藍を誘おうと画策中。なんだか嫌な予感がプンプンするぜ…。
最悪の食事会!シャオルー、白藍のために吠える!
シャオルーの母親が、珍しく食事に誘ってくれた。てっきり白藍との仲を応援してくれるのかと思いきや、そこに現れたのはなんと秦娟(チン・ジュエン)!シャオルー、完全に固まっちゃってる(笑)。
でも、本当の事件はここからだった。
同じ店に、白藍が畢志剛(ビー・ジーガン)とその母親に呼び出されていたんだ。畢志剛(ビー・ジーガン)の母親は、白藍の経歴(学位がない、校長を殴った、ボイラー室送り)を聞き出すと、あからさまに彼女を見下し始める。「品性がない」なんて、よくもまあ言えたもんだ!
その侮辱的な言葉を偶然聞いてしまったシャオルー。もう我慢の限界!
「彼女は俺の恋人だ!」
そう叫んで、白藍の前に立ちはだかるんだ!きゃー!かっこいい!
でも、当の白藍は「彼は恋人じゃない」とキッパリ否定。それでまた畢志剛の母親がシャオルーをバカにするんだけど、今度は白藍が立ち上がった。
「彼は私の一番の友達よ。侮辱するなら許さない。行くなら、一緒に」
そう言ってシャオルーの手を引いて店を出ていく白藍。もうね、痺れたよ!最高の友達じゃないか!
あの夜の真相…そして、すれ違う想い
二人きりになったシャオルーは、ずっと心に引っかかっていた「あの夜」のことを白藍に尋ねる。シャオルーはキスされたと思い込んでるからね。でも、白藍はきょとんとした顔。
彼女から語られた真相は…なんと、二人で酔っぱらって、ただジャンケンをしてただけ!シャオルー、盛大な勘違い!これには彼もがっくり。親友の李克南(リー・コーナン)とやけ酒を飲むしかなかった。
恋の矢印はあちこちで大混乱。
- シャオルーに誘ってほしい牛小英(ニウ・シャオイン)は、長脚(チャンジャオ)からの誘いをシャオルーからだと勘違いして大喜び。優しい長脚は真実を言えず…。
- 李克南は、彼をパートナーに誘いに来た秦娟(チン・ジュエン)に即OK。
- そしてシャオルーは、白藍をパーティーに誘ったものの、まだ返事をもらえずにいた。
それぞれの中秋節の夜
そしてパーティー当日。シャオルーがスケート場で白藍を待っていると、彼女が畢志剛の車で走り去るのを目撃してしまう…。
パーティーでは、秦娟(チン・ジュエン)と李克南が楽しそうに踊り、小英はダンスが下手で孤立気味。でも、父の励ましを受けた長脚が、彼女のために手拍子でリズムをとってあげて、二人は楽しそうに踊り始める。この二人、可愛すぎ!
一方、シャオルーは景品の動物ビスケットを見て、白藍が「孤児院でビスケットを巡って喧嘩した」と話していたのを思い出す。いてもたってもいられなくなったシャオルーは、ビスケットを掴んで白藍の元へ走る!
その頃、白藍は畢志剛のパーティーで通訳をしていた。そこで畢志剛から、シャオルーが白藍を二軽局に戻すために自分との勝負にわざと負けたことを、軽蔑的に聞かされる。怒りに震えた白藍は、その場を飛び出す。
そして、会場の外で締め出されていたシャオルーと運命の再会!
スケート場では、李克南が秦娟に本気だと告白するも、見栄っ張りだと罵られて大喧嘩。
でも、シャオルーと白藍は違った。二人は、誰の目も気にせず、ただ二人のためだけに、静かに踊り始めるのだった…。
『青い恋 1996~少年バビロン~』第8話の感想
今回のエピソードは、登場人物たちの不器用な優しさと、切ないすれ違いが心に深く染み渡る回でした。シャオルーが白藍のために見せた行動は、彼の愛情の深さを物語っています。特に、侮辱された白藍を守るために「俺の恋人だ」と叫ぶシーンや、彼女が昔話していた動物ビスケットを届けるためにパーティーを飛び出す姿には、彼の純粋でまっすぐな想いが溢れていました。
一方で、白藍の持つ凛とした強さも際立っていました。権力者の前でも臆することなく、大切な友人を守るために毅然と立ち向かう姿は、彼女の魅力を一層引き立てています。二人の関係は単なる恋愛感情だけでなく、互いを深く尊敬し合う固い絆で結ばれているのだと感じさせられました。勘違いから始まった恋心が、本物の信頼関係へと昇華していく過程が丁寧に描かれており、物語に更なる奥行きを与えています。
つづく