偽装結婚生活を送る杜若菲(ドゥ・ルオフェイ)は、夫・荀長皓(シュン・チャンハオ)の亡き前妻のことが気になり、情報収集に奔走する。一方、荀長皓は仕事で得た情報から、杜若菲が敵国のスパイではないかという疑惑を抱き始めていた。互いに本心を探り合う中、街では個性的な親族たちが騒動を巻き起こす。さらに、荀長皓の前に颯爽としたキャリアウーマンの同僚が現れ、二人の関係に新たな波乱を予感させる。そして、家族の食卓で、荀長皓が発した一言が不穏な空気を生み出すのだった。

「秘密の花嫁 ~運命の相手は難攻不落!?~」あらすじネタバレ3話

偽装結婚から始まった杜若菲(ドゥ・ルオフェイ)と荀長皓(シュン・チャンハオ)の夫婦生活。第3話は、二人の間に早くも大きな疑惑の影が忍び寄る、見逃せない回となりました!コメディとシリアスのバランスが絶妙で、今回もグッと物語に引き込まれましたね。

さっそく、気になる第3話のあらすじと感想を見ていきましょう!

疑惑の始まりは職場から

物語は、夫・荀長皓(シュン・チャンハオ)が刑部で仕事に打ち込むシーンからスタート。部下の魏松泉(ウェイ・ソンチュエン)が、捕らえた敵国の間者(スパイ)を取り調べていると報告に来ます。なんとその間者の供述から、他にも女スパイがいることが発覚!しかも、その女スパイの特徴が…「色白で美しく、妖艶で、性格がつかみどころない」。

これを聞いた荀長皓(シュン・チャンハオ)の脳裏に浮かんだのは、まぎれもなく妻・杜若菲(ドゥ・ルオフェイ)の顔でした。まさか自分の妻が…?クールな彼の心に、じわりと疑惑が芽生え始めます。

妻・杜若菲(ドゥ・ルオフェイ)は夫の過去にご執心!

一方、そんな疑惑が向けられているとは夢にも思わない杜若菲。彼女は、荀長皓の最初の妻で、結婚式当日に謎の失踪を遂げたという晋姝(ジンシュ)郡主郡主のことが気になって仕方ありません。

姑に探りを入れてもはぐらかされ、今度は荀家の弟たちに聞き込み調査!しかし、得られた情報は「兄さんと郡主は顔も合わせていない」というもの。二人の間に愛情がなかったと知り、少しホッとする若菲。このあたりの乙女心が可愛いですよね。

そんな中、街では御親王の姜瀾庭(ジャン・ランティン)と、荀長皓の妹・荀長楽(シュン・チャンラー)がばったり遭遇。自作の恋愛指南書を売りたい姜瀾庭(ジャン・ランティン)と、推しのアイドル「夜下臣(やかしん)」の布教活動に命を燃やす荀長楽(シュン・チャンラー)。この二人が会えば、案の定、火花バチバチの口喧嘩が勃発!物語の良いスパイスになっています。

夫婦の探り合いと最強(?)の女性登場

その夜、帰宅した荀長皓に、杜若菲はマッサージをしながら巧みに質問を重ねます。「晋姝(ジンシュ)郡主とはどんな関係だったの?」「他に好きだった人はいないの?」と、夫の過去を根掘り葉掘り。

荀長皓は「感情はない」「好きな人はいない」とポーカーフェイスで答えますが、内心では「こいつ、何を探っているんだ?」と警戒心むき出し。夫婦の探り合いがたまりません!

杜若菲が「キャリアウーマンみたいな、強くてカッコいい人は?」と食い下がると、荀長皓の脳裏にはある女性の姿が。しかし彼は「ただの同僚だ」と否定します。

後日、そんな噂の「キャリアウーマン」が荀家にやって来ます。彼女こそ、大理寺第一女司直!颯爽と現れ、結婚祝いを渡すと「夫の世話をよろしく。私を心配させないで」と言い残し、風のように去っていきます。そのあまりの格好良さに、杜若菲も思わず「私が男なら彼女と結婚する!」と見とれてしまうほど。これは強敵の出現か…!?

しかし、侍女の楚楚(チューチュー)に「旦那様の運命の人は奥様に決まってます!」と励まされ、すっかり「そうよね!この物語のヒロインは私だもの!」と立ち直る若菲。このポジティブさ、見習いたいです(笑)。

不穏な晩餐会

物語のラストは、家族揃っての晩餐会。姑が若菲のために、好物だという肉の角煮を取り分けます。和やかな雰囲気の中、若菲がそれを口にしようとした瞬間、荀長皓が「待て。それは食べられない」と鋭い声で制止するのでした。

一体どういうこと!?毒?アレルギー?それとも、この料理には何か秘密が…?気になる引きで、第3話は幕を閉じました。

『秘密の花嫁 ~運命の相手は難攻不落!?~』第3話の感想

今回は、コメディタッチで進んでいた物語に、サスペンスの要素が色濃く加わった印象的な回でした。夫の荀長皓が妻にスパイ疑惑を抱き始める一方で、妻の杜若菲は夫の過去の女性関係を探るという、見事なすれ違いが描かれていましたね。二人の間の心理戦や探り合いが、今後の関係にどう影響していくのか非常に興味深いです。

また、新たに登場したキャラクターたちが物語に厚みを持たせています。特に、大理寺の女性司直の存在は大きいですね。彼女の颯爽とした姿は、杜若菲とは対照的で、今後の三角関係を予感させます。杜若菲が彼女の登場に焦るのではなく、素直に憧れてしまうあたりがキャラクターらしくて好感が持てました。最後の晩餐会のシーンは、一気に空気が張り詰め、次への期待感を高める見事な終わり方だったと思います。

つづく