ジー・ユーホンへの想いと嫉妬心に揺れるトゥー・シャオニン。一方、ユーホンはシャオニンへの愛情を隠さず、積極的にアプローチを始めます。勉強に集中したいシャオニンでしたが、ユーホンの不意の優しさに心がかき乱され、二人の距離は急接近。そんな中、ユーホンの母親が退院し、三人での生活がスタートします。仕事、試験、そして家族との関係。様々な出来事を通して、契約から始まった二人の関係は、より深く、温かいものへと変化していきます。

「この結婚は社内秘で」あらすじネタバレ12話

いや〜、今回の第12話、見ましたか!? 契約結婚から始まったジー・ユーホンとトゥー・シャオニンの関係が、また一歩、いや三歩くらい進んだんじゃないかっていう神回でしたね!仕事も恋も、そして家族の問題も絡み合って、見どころ満載でした。さっそく、胸キュンとハラハラが止まらなかった第12話の内容を振り返っていきましょう!

不器用な優しさと、加速する恋心

オフィスでは、何やら不穏な空気が。趙方剛(ジャオ・ファンガン)が饒静(ラオ・ジン)に「昨夜のことで貸しがある」と、動画をネタに脅迫めいたことを言い出します。でも、その証拠のスマホを落として画面バキバキにしちゃうあたり、相変わらずの小物感(笑)。饒静(ラオ・ジン)が冷静に「弁償します」と切り返したことで、その場はなんとか収まりますが、ヒヤヒヤさせられます。

一方、私たちのジー・ユーホンは上司から仕事ぶりを褒められ、順調そのもの。でも、お見合いの話を振られると「急いでません」とキッパリ。そりゃそうですよね、彼の心にはもうシャオニンしかいないんですから!

その頃、シャオニンはユーホンの後輩である唐羽卉(タン・ユーフイ)の存在が気になって仕方ない様子。「別に好きじゃないし」なんて強がりを言いつつも、嫉妬心が隠しきれていません。そんな自分の気持ちから逃げるように、資格試験の勉強に没頭しようとします。

家に戻ったユーホンの元に、趙方剛(ジャオ・ファンガン)がセッティングしたお見合い相手から電話が!でもユーホンは、シャオニンの携帯に「趙方剛(ジャオ・ファンガン)のお見合い相手」と表示されているのを見て、ニヤリ。シャオニンのふりをして「彼女は今シャワー中だよ」なんて言って、ちゃっかり電話に出ちゃうんです。このイタズラっぽいところ、最高すぎません?

そして、この回最大の見せ場がやってきます!書斎で勉強に集中するシャオニンの背後から、ユーホンがそっと近づき、難しい問題を教えてあげるんです。この不意打ちの優しさに、シャオニンの気持ちはもう限界!思わず彼の頬にキスをしちゃいます。するとユーホンは、そのキスに深いキスで応えるのでした…。もう、見てるこっちが照れちゃいますよね!

屋上の誓いと、未来へのサプライズ

屋上で星空を見ながら、二人は素直な気持ちを語り合います。ユーホンは、シャオニンが不機嫌だったのは唐羽卉のせいだとお見通し。「彼女とは何もない」とハッキリ伝え、シャオニンを安心させます。そして、「もし時間を戻せたら、僕を選ぶ?」と聞くユーホン。シャオニンは「今は試験が大事」とはぐらかしますが、その表情はまんざらでもない感じでした。

年末の繁忙期、ユーホンは勉強で忙しいシャオニンを気遣い、家事を一手に引き受けます。そんな中、シャオニンは偶然、ユーホンが隠していた結婚写真と、自分にピッタリサイズの指輪を見つけてしまうんです!これって、もうプロポーズの予告みたいなものですよね!?

さらに、退院したユーホンの母親との同居がスタート。シャオニンは料理を頑張ろうとしますが、魚が捌けずに大パニック!すかさずユーホンが助けに入り、その様子を訪ねてきた両家の親が微笑ましく見守るという、心温まるシーンも。

夜、母親を寝かしつけた後、いよいよ同じベッドで寝ることに。恥ずかしがるシャオニンは「勉強するから!」とごまかしますが、二人の間には甘い空気が流れていました。

試験当日、緊張した面持ちで会場に向かうシャオニンを、ユーホンが心配そうに見送るところで、第12話は幕を閉じます。

『この結婚は社内秘で』第12話の感想

今回のエピソードは、今までのもどかしい距離感が嘘のように、二人の心が大きく近づいた回でした。特に、ユーホンの愛情表現がストレートになってきたのが印象的です。お見合い相手の電話に嫉妬を隠さず対応したり、勉強を教えるふりをして急接近したりと、彼の行動一つ一つにシャオニンへの深い想いが感じられました。シャオニンも、嫉妬という自分の気持ちを自覚し始めたことで、強がりながらも彼に惹かれていく様子がとても愛らしかったです。屋上での会話や、隠されていた結婚写真と指輪の発見は、二人の関係が「契約」から「本物」へと変わる確かな予兆を感じさせました。家族を交えた温かい食卓のシーンも、二人がこれから築いていく未来を想像させてくれ、心温まる時間でした。

つづく